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仕事や家事、育児など忙しい日々を送る現代人にとって自分自身を労わることはつい後回しにしてしまいがちです。身体の疲労や精神的な疲労は人間関係にも影響が出てしまいます。そんな心身の疲れに寄り添う存在としておすすめなのがアロマテラピー
アロマテラピーとは植物から抽出される精油を使用した芳香療法です。
香りは自律神経を整え、心と身体を癒してくれます。またリラックス、殺菌、美容など様々な効果が期待できます。今回は手軽に楽しめる使い方から応用まで様々な使用方法をご紹介いたします。
ぜひ、楽しみながら日常生活に取り入れてみて下さい。

目次
1.精油とは
2.使い方<基本編>
3.使い方<応用編>
4.使い方<番外編>
5.使用時の注意点
6.まとめ

1.精油とは

・水蒸気蒸留法または圧搾法で抽出したもの
・成分を抜き出していない
・成分を加えていない
つまり、100%天然であるということ

2.アロマテラピーの使い方<基本編>

2-1 芳香浴法
芳香浴法は精油を拡散させて香りを楽しむ最も手軽な使い方です。
ディフューザーやランプなどの専用器具は要りません。ハンカチやティッシュにお好みの精油を1~2滴たらして置くだけで空間が良い香りに包まれて心地よい気分になるでしょう。

2-2 吸入法
お湯を入れたマグカップや桶に精油を1~2滴垂らして立ち上る香りを楽しむ方法です。
蒸気を利用して吸入する方法はリラックスだけでなく、鼻づまりやのどの痛みなどの呼吸器系の不調を緩和するのにも役立ちます。
また、洗面器などにお湯を入れ精油を1~3滴加え、蒸気が逃げないようにバスタオルを頭からかぶり目を閉じてゆっくり呼吸をすると、フェイシャルスチームとしてスキンケアに活用できます。
マスクに1滴たらすだけでも香りを楽しめます。
※注意 精油を入れたお湯は誤って飲まないでください。
※注意 精油成分が粘膜を刺激することがある為長時間の吸入は避けて下さい。

2-3 沐浴法
沐浴法はアロマバスとも呼ばれています。
精油はお湯に溶けないため、浴槽に入れる時は、天然塩や植物油、ミルクなどに混ぜてから使用してください。一回分は天然塩10gまたは植物油5mⅬに対し精油5~6滴を目安にして下さい。
香りと入浴の両方の力で心身共にリラックスできるでしょう。
浴槽だけでなく、大きな桶などに手や足などを浸す部分浴もおすすめです。
※注意 肌に刺激を感じた場合は、直ちに流してください

2-4 マッサージオイル
精油を植物油などで1~2%に希釈し体や顔に塗布する方法です。
掌の温かさを感じながらマッサージを行うことによりリラクゼーション、保湿、血行促進、筋肉のこわばりを和らげる効果があります。
慣れてきたら、数種類の精油をブレンドすることで、さらに効果が高まります。ブレンドするときは、揮発度や香りの強さなどを参考にするとよいでしょう。

3.アロマテラピーの使い方<応用編>

3-1 湿布法
洗面器にお湯を入れ、お好みの精油を1~2滴垂らして混ぜ、ガーゼや柔らかい布で上に浮いた精油をすくい取るようにして絞るとアロマ湿布ができます。
ほのかに香りがする湿布に癒されるはずです。
炎症がある時は冷湿布、コリやこわばりがある時は温湿布がおすすめです。

3-2 殺菌消毒
エタノールにお好みの精油を入れ、精製水で希釈するとルームフレッシュナーとして使えます。
また、クレイにお好みの精油を濃度1%以下になるように加え、まんべんなく混ぜるとボディパウダーができます。デオドラント効果のあるティートリーやペパーミントなどを使用すれば、汗を抑え防臭効果期待できます。

3-3 パック
肌質に合わせて粘土を選択し、粘土と同量の芳香蒸留水を入れて混ぜます。そこに目的に合わせた精油や植物油を混ぜ合わせます。目と口の周りは避けて、皮膚が隠れるくらいに伸ばします。五分以内を目安に拭き取るか洗い流してください。
フェイシャルパックをすることで、肌の深い部分の汚れを引き出し血行を促します。汚れや老廃物などを除去しながら肌に栄養を供給し、鎮静化が期待できます。
また、アイパックもおススメです。
ローズウォーターを含ませたコットンでアイパックをすると、眼精疲労の改善につながります。

3-4 スキンケア
植物油とミツロウを合わせたものにお好みの精油を入れるとフェイスクリームやボディクリームとして使用できます。使う場所や肌質によって濃度を調節して下さい。
芳香蒸留水または蒸留水に精油と少量の植物油を入れるとオリジナルの無添加化粧水ができます。水と精油は混ざらないので、良く振ってから使用してください。

4.アロマテラピーの使い方<番外編>

ラシエスタでは、お客様が来店された際に、ティートリーを1~2滴入れたお水でうがいをすることをお願いしています。そのおかげで、クラスターなどは一度も起こしていません。
また、白鳥はここ数年インフルエンザやコロナはもちろん風邪にも罹患していません。(薬や病院のお世話になることもありません)

5.精油を使う時の注意点

精油は非常に凝縮されているものです。
精油の一般的な注意事項は
・飲まないでください
・原液をお肌につけないでください
・アレルギーテスト、パッチテストをして下さい
・保管場所と使用期限に気を付けましょう
・精油は薬ではありません
・通院中、投薬中の方は医師又は専門家に相談してから使用してください
・妊娠中の方は専門家に相談してから使用してください
・乳幼児や小さなお子さんは極力使用を避けて下さい

6.まとめ

楽しみ方は無限大!!
自宅やオフィスで様々な使い方ができる事をご理解いただけたと思います。

アロマテラピーは香りが人間の嗅覚を通して脳に働きかける作用や皮膚から吸収され血液中にはいることにより人間の自然治癒力を高めて疲れた心と身体を癒してくれます。
何となく調子が悪い、気分を上げたい、リフレッシュしたい時など、薬や病院に頼る前に、アロマテラピーがあなたの味方になってくれるはずです。
まずは、お気に入りの精油を一本選んでみて下さい(あなたの嗅覚を信じて良い香り!好きな香り!と思えるものが一番です)
そして、アロマテラピーをあなたの日常に取り入れてみてはいかがですか?
 

≫もっと詳しく知りたいらな、アロマ教室で学び始められます。

 

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