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夏休みが終わり、周りがやる気に満ちているように見えるのに、自分だけ「調子が出ない」「体のだるさや疲労感が抜けない」と感じていませんか?周囲とのギャップに焦りを感じ、心が不安定になってしまうこともあるかもしれません。

実は、自律神経の乱れを整えるアロマを使ったリンパマッサージで、その不調をすぐにケアできるのです。

夏の疲れが蓄積し、リンパの流れが滞りやすいこの季節だからこそ、おすすめしたいのが【期間限定】「季節の変わり目に整えるアロマリンパセラピー90分」。

期間:9月12日~10月7日

秋に向けて、アロマリンパセラピーで心身をしっかり整え、スッキリとした体で新しい季節を迎えましょう。

 

気候が安定しない時期は心と体の不安定に!

長い夏、続く猛暑や度重なる台風など、例年にない気象状況が私たちの心身に大きな影響を与えています。

そんな季節の変わり目で、疲れや不調を感じやすいこの時期に、心身をリセットする【期間限定】「アロマリンパセラピー90分」をご提供いたします!

滞ったリンパをしっかりと流し、アロマの香りで心身を癒す特別なメニューで、リフレッシュしませんか?

季節の変わり目は、気温差や湿度の変化、そして夏の疲れが残りやすい時期です。

そのため、体調を崩しやすく、むくみやだるさを感じる方も多くなります。

この時期に適切なケアを行うことで、心身のバランスを整え、秋を健やかに迎える準備をしましょう。

メニュー内容

このメニューは冷房で冷えた下半身を温め、熱のこもった頭部を冷却するメニューです。

体を優しく温めながらも、頭部を冷却することで、リンパの巡りが良くなり、むくみや疲労感が抜けます。

さらに、リンパを強化するので、免疫機能もアップします。

まず、ちゃんと脱力

夏は交感神経が亢進しています。

交感神経の更新によって、本来は休まなければいけない体でも疲れを感じないことがあります。

具体的な症状として

  • 夜中に目が覚める
  • 寝つきが悪い
  • 毎日スッキリ排便がない
  • やる気に満ちているようでもすぐに疲れる
  • 首や肩のコリ

などです。

秋を目前とした今、身体を養生することが何より大切です。

  • 冬に風邪をひかないように、
  • 花粉症に悩まされないように、

今、ちゃんと養生してください。

気を抜くこと、脱力すること、これが大事なのです。

嗅覚でリラックスするアロマテラピーとトリートメントによるタッチ療法は、力を抜ききれないあなたの心身を「脱力」させます。

猛暑続きの夏で、リラックス神経が働かなくなっている方が多いです。

まず、ちゃんと脱力しましょう。

 

トリートメントのご予約はお早めにお願いします。

暑い夏こそアロマのお風呂

こんにちは。オーナーの白鳥志津子です。

猛暑続きの夏、お風呂に入っていますか?

簡単にシャワーだけで済ませていないでしょうか?

「暑いし、お風呂をためたり、掃除したりする体力なんてない!」という方も多いかと思いますが、是非聞いてください。

夏のお風呂こそ、あなたの健康を守る最大の見方なのです。

今回の記事では、夏のお風呂効果とアロマ風呂におすすめの精油をお伝えします。

是非、この記事を読んだらすぐにお風呂をためて、アロマ風呂で心と体を浄化してくださいね。

≫初心者さんも大歓迎!アロマ体験レッスンはこちらから

 

猛暑ストレスから自律神経を守る夏のアロマ風呂効果

温かいお風呂は冬だけのものではありません。

夏こそ、ゆっくりお風呂に浸かって、疲労やストレスを開放し、自律神経やホルモンバランスを改善すべきです。

最初に、夏のお風呂効果を一挙に並べます。

夏のお風呂効果

  1. 疲労回復効果
  2. リラクゼーション効果
  3. 発汗によるデトックス
  4. 睡眠の質の向上
  5. 血行促進
  6. 肌の保湿
  7. 免疫力向上
  8. ホルモンバランスの調整
  9. 自律神経強化
  10. アレルギー緩和

凄いでしょう。もちろん夏だけでなく冬でも効果は同じようにあります。

この夏のお風呂にアロマオイルをプラスすることでさらに効果アップを期待することができます。

具体的な効果

具体的な例を挙げますね。

たとえば、あなたが花粉症で春になると辛い思いをしているとしますね。

そうした場合、夏のお風呂で発汗により、体内の老廃物を輩出し、体内を綺麗に浄化しておくことは効果的です。

さらに、アロマテラピーを用いて自律神経を整えることで、春の花粉症症状を軽減できる可能性があります。

この場合、浄化作用のあるジュニパーと自律神経を整えリラックス作用のあるラベンダーやカモミールを組み合わせます。

その他にも、

  • ダイエットに取り組みたい
  • 胃腸を強くしたい
  • 婦人科系疾患を改善したい
  • 巡りをよくしたい

など、様々なお悩みに対応可能です。

昨今、お風呂に入らない人が増えているという声をよく耳にします。特に若い世代を中心に、シャワーだけで済ませる人が増えているようです。

しかし、冷房の効いた室内で長時間過ごすことで自律神経が乱れ、免疫力が低下しやすくなっている現代人にとって、お風呂は心身のリラックスと健康維持に欠かせないものです。

お風呂に入る習慣を取り戻すことで、より健康的な生活を送ることができます。

 

【専門家監修】アロマ風呂で自律神経を整えるアロマオイル大公開

この章では、夏におすすめの精油を専門家の観点からご紹介していきます。

その前にアロマ風呂に入る際のご注意事項があります。

アロマ風呂、これはやってはいけない!

  • 妊娠中は使えない精油がたくさんありますので、アロマテラピー専門家に相談してください。
  • 3歳未満のお子様に精油は使えません。
  • 皮膚刺激の強い精油を使う場合は少量をキャリアオイルに希釈して使ってください。

夏におすすめの精油

それぞれにシーンで活用できる精油をお伝えします。

抜けない疲れをスッキリ回復したい

  • ラベンダー
  • ゼラニウム
  • オレンジ

これらの精油は、メンタル疲れにも体の疲れにもどちらにも有効です。

むくみ知らずの美脚

  • サイプレス
  • パチュリ
  • ジュニパー
  • ローズマリー

浮腫みは冷えやホルモンバランスなどの要因によって発症します。

冷房による冷えには、ローズマリーやジュニパーが良いでしょう。PMSによる浮腫みは、サイプレスやパチュリがおすすめです。

肩こりと首こりを柔らかに!

  • マジョラム
  • ラベンダー
  • クラリセージ

温めのお湯に首までしっかりと浸かりましょう。また腕も湯船の中に入れてください。腕の疲れが首ことの原因になっている場合もあります。

免疫アップ

  • ラベンダー
  • パチュリ
  • ユーカリ

お風呂向きの肌刺激の少ない精油です。疲労の貯蓄から免疫力が低下している人におすすめです。

暑さをはねのける

  • ペパーミント
  • シダーウッド
  • サンダルウッド

冷却作用があり、乾いたイメージのある精油を用いることで、湿気の多い日本の夏に最適です。

ぐっすり眠れる

  • ラベンダー
  • イランイラン(少量)
  • ベチパー

暑さで神経が高ぶって熟睡できないときにおすすめです。

お肌しっとり

  • カモミール
  • サンダルウッド
  • フランキンセンス

水分が蒸発して乾燥しがちな夏の肌には、保湿効果のある精油がおすすめです。カモミールはコラーゲンの生成を促します。

≫アロマスクールのご案内

 

夏のアロマ風呂を習慣化するコツ

 

「夏のアロマ風呂の効果はよくわかった!でもね、めんどくさいのよね」

そんなあなたに、夏のアロマ風呂を習慣化するコツをお伝えします。

夏風呂を習慣化するコツ

  1. お風呂の機能にもよりますが、帰宅したらすぐにお風呂のスイッチを入れる
  2. 浴室に、リフレッシュしたい日にぴったりのシトラス系の精油や、リラックスしたい日のためのラベンダーなど、数種類の精油を用意しておきましょう。その日の気分に合わせて香りを選ぶことで、より豊かなバスタイムが楽しめます。
  3. 温めの温度設定にする
  4. 途中で浴槽から上がり、疲れている部分に冷水シャワーを当ててみましょう。冷熱効果によって血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれ、コリが改善されます。温冷交代浴は、美肌効果も期待できます。
  5. お風呂は美と健康を作る最高の場所と認識する

一度アロマ風呂の効果を知ってしまえば、入らずにはいられないくらい気持ちよいものです。熟睡できて翌朝に疲れを持ち越さないから、

「今夜もまた入ろう!」

という気になれます。

いろいろな香りを楽しみながら、夏風呂を続けてみてください。

 

 

まとめ:夏風呂習慣が1年の健康を守る

夏のお風呂習慣は、一年を通して健康を維持するための大切な要素です。

汗をかいて老廃物を排出する夏は、体内のデトックスに最適な季節。
新陳代謝が活発なこの時期に、しっかりと汗をかくことで、体の内側から綺麗にすることができます。
冬に同じ効果を得ようとするには、より多くの努力が必要になるでしょう。
アロマを使った温冷交代浴は、まるでプロのマッサージを受けたような心地よさを味わえます。
ただし、アロマテラピーを安全に楽しむためには、基礎知識を学ぶことが大切です。
とはいえ、まずはご自身の体で、アロマの香りに包まれるバスタイムを体験してみてください。

最後に…

アロマテラピー・リフレクソロジースクールラシエスタでは、初心者からプロの方まで幅広くアロマテラピーの知識を得ていただいています。

安全にアロマテラピーをやりたいなと思われる方は、是非体験レッスンにいらしてみてください。

オンラインでも承っております。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

【期間限定9/9まで】猛暑対応第2弾!精油で叶える潤い美肌90分

施術内容

1.カウンセリング&足湯

お肌の状態をチェック!足湯で循環アップ!

2.オイルクレンジング

お肌の状態をチェック!足湯で循環アップ!

3.ローズ水の潤いパック

お肌のキメを整え冷却する天然ローズ水でパックをします。

4.美肌フェイシャルマッサージ

お肌の悩みや精神的なダメージを考慮して選ぶ精油ブレンドで丁寧にリンパに沿って丁寧にマッサージします。

5.クレイマスク

ミネラルたっぷりの天然クレイで毛穴を引き締め透明感を与えます。輝くお肌に蘇ります。

6.英国式リフレクソロジー

足裏にある反射区を利用して、身体全体の巡りを改善します。

7.フェイシャルクールダウン

クレイパックをふき取り、ローズ水でお肌を鎮静します。

施術時間・料金

施術時間

90分

*お着替えやアドバイスのお時間も含め、2時間弱をご予定ください。

料金

15,000円(税込16,500円)

猛暑の厳しい環境でも精油の力で肌を潤し、健康的で輝く美肌を保つ内容です。

施術を通して深いリラクゼーションとともに、肌の潤いをしっかりと実感していただけます。

皆さん、こんにちは。

暑い夏が続く中、お肌の調子はいかがですか?

強い紫外線やエアコンの乾燥、汗による肌荒れなど、夏は肌にとって過酷な季節です。

特に猛暑が続くと、肌だけでなく、体全体も疲労が蓄積しやすくなります。

夏の疲労が肌に与える影響

夏は、強い日差しと暑さ、そしてエアコンの乾燥によって、肌の水分が奪われがちです。

その結果、肌は乾燥しやすくなり、シミやシワの原因となることもあります。

また、汗や皮脂が過剰に分泌されることで、毛穴の詰まりやニキビといったトラブルも発生しやすくなります。

さらに、猛暑による疲労が蓄積すると、体全体の調子が乱れ、肌のターンオーバーが滞りやすくなります。

 

お肌は体内を表す指標

お肌は体内を表す指標です。

浮腫み、クスミ、シワ、毛穴の開きなど気になりますよね。

ラシエスタでは、女性が輝くために見た目も大事と考えます。お肌の美しさは、自分を大切にしている証でもあります。

そこで、期間限定の新メニュー「猛暑対応第2弾!精油で叶える潤い美肌90分」をメニューに加えました。

この特別メニューは、夏の疲れが表れやすい肌に潤いを与え、しっかりとケアするためのアロマテラピーメニューです。

精油の力はすごいです!

疲れて精気のないないお顔がみるみると輝きだします。

精油は、自然の力そのもの。

ケミカルなスキンケアをずっとされていた方は、精油の力にきっと驚くはず。

自然の偉大なパワーをぜひ感じてください。

夏でも、潤い透明感のあるお肌を実現しましょう。

  • 鏡の前でウキウキする時間。
  • 自分を大切にする時間。

猛暑続きの夏だからこそ、こういう素敵な時間を大切にしたいですね。

 

夏の美肌のために大切なこと必要なもの

  1. 7~8時間の睡眠
  2. スマホやPCを遠ざけた生活
  3. 血液循環を促すアロマバス
  4. ハーバード式野菜スープ
  5. ポリフェノール
  6. ストレッチ
  7. ビタミンC
  8. ラベンダーの精油
  9. カモミールの精油
  10. ローズウォーター
  11. セントジョンワート油
  12. トマトやキュウリなどカリウムの多い夏野菜
  13. 綿や麻などの自然素材
  14. こまめな着替え
  15. 枕カバーの毎日の洗濯
  16. ひじ浴
  17. 毎日鏡を見る

輝く女性を応援します!

こんにちは、皆さん!

猛暑で神経と体が疲弊していませんか?

猛暑の中で体調を整えるのはなかなか難しいものです。生きているだけで疲れますからね。

でも、そんなことは言っていられない!

働かなきゃ!家事しなきゃ!育児に翻弄!

今回はそんな時期にぴったりの新メニュー

猛暑対応自律神経パワーアップアロマテラピー」

をご紹介します。

このメニューは、暑さによるストレスや疲れを癒し、自律神経を整えるための特別なアロマテラピーです。

暑すぎて外出不可能と思っていらっしゃるかもしれませんが、サロンまで来ていただければあとはお任せ。

お帰りは、今までの重だるい身体が嘘のように軽くなります。
さらに、暑さに敏感過ぎた神経にも落ち着きが戻ります。

メニュー内容

「猛暑対応自律神経パワーアップアロマテラピー」は、暑さによる体調不良を、自律神経のバランスを整えることを目的としたメニューです。

リラックス効果の高いアロマオイルと特別な施術内容で、心身ともにリフレッシュしていただきます。

フットバスにはペパーミントやベルガモットなどスッキリ感のあるアロマを使います。

選ぶアロマは、カウンセリングをして個人個人の体調、体質、気分、肌状態などを考慮し、目的に合ったものを選びます。

今回は、猛暑対策自律神経パワーアップが目的となります。

ペパーミントやラベンダーをメインに一緒に選んでいきます。

夏の養生とアロマ効果

夏は、体の熱を発散させることが大切です。冷房の効いた部屋にいると熱の発散がままなりません。かといって外に出るのは危険な暑さです。

このような場合、お風呂を上手く使うと自律神経が整い、睡眠も深くなります。

ペパーミント風呂でお風呂にゆったり浸かる。

じわっと汗が出てくる程度。15分ほどは浸かりましょう。できれば20分。途中、冷水シャワーを浴びて、また湯船に入るのも良いですね。

猛暑に使ってほしい精油は、ペパーミント

ペパーミントは、身体表面の熱を下げるけれど体内を温めますので、冷房で冷えた体にも有効です。

なんといっても、お風呂上りに体のひんやり感が続くのがとても気持ちいい精油です。

また、この精油は心臓へも働きかけるので夏の養生ににもってこいです。

なぜなら、東洋医学の視点から、夏は「心」と「小腸」の弱りやすい季節ですので、心臓に働きかけ、消化器系に働きかけるペパーミントは最強です!

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たとえば、夏はテンションが上がりますよね?

テンションが上がりすぎると、体の巡りが悪くなり、精神が不安定になることもあります。

また、気が緩んで、注意力や集中力がなくなることも。

なので、意識的に気を引き締めたい時期です。

ペパーミントのアロマバスで、気を落ち着け、注意力をアップすることができるのです!

素晴らしいですね。

枕元にはラベンダー

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寝るときは、ラベンダーの香りを用いると眠りやすくなります。

ラベンダーが睡眠薬がわりになるのは有名ですよね。

また、ラベンダーは、涼やかで乾燥したイメージをもつので、炎症を消散させ、緊張をほぐします。

シリコンカップに濡れティッシュをおいて、ラベンダーを数滴たらして枕元に置くといいですね。

その他の夏の養生

レモンやベルガモットなどのさっぱりした芳香も涼しさを感じさせてくれる香りです。

食べ物は、赤い食材を食べましょう!

スイカ・トマト・あずき・梅干しなど。

*私は、このところ小豆が欲しくてほしくてたまらなく、2週続けてあんこを作り、手作り和菓子とあずき茶を楽しみました。養生食が自然と欲しくなるのもですね。

 

施術内容

1.フットバス&カウンセリング

施術前にベルガモットやペパーミントのアロマを使ったフットバスでリラックス。足を温めることで全身の血行を促進し、施術の効果を高めます。

2.全身アロママッサージ

カウンセリングで導き出したブレンドで、全身の筋肉をほぐしながら。 特に肩、首、背中などの緊張がたまりやすい部位を重点的にケア。

3.腹部リンパドレナージュ

腹部のリンパの流れを促進するマッサージで、消化器系の働きをサポートし、自律神経のバランスを整える。

4.頭皮マッサージ

ペパーミントオイル直使用!リラックス効果とともに、気分をリフレッシュし、ストレスを軽減。

5.ディープブリージング

施術の最後に、深呼吸のテクニックを取り入れ、香りを深く吸い込みながらリラックス。

6.ティータイム&アドバイス

ボディメイク作用のあるハーブティーで最後の仕上げ。

 

このメニューは、猛暑のストレスや疲れを癒しながら、自律神経のバランスを整えることを目的としています。リラクゼーション効果とともに、心身ともにリフレッシュできる内容です。

 

8月15日までですので、今すぐご予約を!

睡眠の質って何?安眠アロマで快適な睡眠環境を作る方法

こんにちは。アロマ・リフレスクールラシエスタの白鳥です。

みなさんは、「ぐっすり眠りたいけど眠れない」「熟睡感がない」と睡眠の質に悩んでいませんか?

そんな方に向けて、睡眠の質が上がる方法を書きました。

  • 時間的には寝ているのに、朝から疲れている
  • 睡眠時間が十分に取れないので、睡眠の質を上げたい
  • 眠りが浅い

忙しい現代社会、デジタル社会において、睡眠の質が低下している人がとても多いです。

そこで今回は、「そもそも睡眠の質とは何か?」を解説し、質の高い睡眠を得るための方法をご紹介します。

さらにアロマテラピーで睡眠の質を上げ快適な眠りをサポートする具体的方法もご紹介します。

私も睡眠障害を抱える一人です。

実際にこの方法で、睡眠の悩みを解決してきました。

みなさんも、自然の力を取り入れて、毎日の睡眠をより良いものにし、健やかな日常を手に入れませんか?

目次

  1. 睡眠の質とは何ですか?
  2. 睡眠の質を上げる環境とは?
  3. 寝つきが良くなる安眠アロマを使って質の良い睡眠を得る方法
  4. まとめ

睡眠の質とは何ですか?

睡眠の質は、睡眠時間×深さ×安定感です。

質の良い睡眠のポイントは以下になります。

1.睡眠の深さ

睡眠はレム睡眠(比較的浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)が、一晩のうちに繰り返されています。ノンレム睡眠が多いほど脳と身体が十分に休息できます。しかしながら、レム睡眠も人間にとって非常に重要な役割を果たしますので、ノンレム睡眠だけとはいきません。

以下にレム睡眠とノンレム睡眠の特徴をまとめます。

ノンレム睡眠
  • 身体の修復、成長。免疫システムの強化、記憶の統合を担当するもの
  • 睡眠の初期段階に多く、深い睡眠で、呼吸や心拍数が規則正しく安定し、筋肉の緊張がゆるむ
  • 脳波が遅くリズムが規則的(デルタ波)
レム睡眠
  • レム睡眠は睡眠サイクルの最後にあらわれる段階。
  • 脳波が活発で目が閉じられていても眼球が早く動きます。
  • 呼吸と心拍数が不規則になり、筋肉は麻痺状態。
  • 夢を通じて感情の生理やストレスの処理が行われ、心理的なバランスが保たれる。
  • 想像的な思考や問題解決能力を高める。情報や学習内容の強化。

どちらの睡眠も健康な睡眠パターンに欠かせない要素です。

レム睡眠とノンレム睡眠

必要な睡眠時間は、年齢や性別によっても変化します。

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2023」には、以下のような記載があります。

“複数の調査研究から、7時間前後の睡眠時間の人が、生活習慣病やうつ病の発症および死亡に至る危険性が最も低く、これより長い睡眠、短い睡眠のいずれもこれらの危険性を増加させることから、成人においておおよそ6~8時間が適正睡眠時間と考えられています22-25)。しかしながら、適正な睡眠時間には個人差があり、6時間未満でも睡眠が充足する人もいれば、8時間以上の睡眠時間を必要とする人もいます6)。こうした個人差や、年齢や日中の活動量による補正を考慮すると、20歳~59歳の成人世代では、8時間より 1時間程度長い睡眠時間も適性睡眠時間の範疇と考えられるでしょう。主要な睡眠研究者の意見をまとめ作成された、適正な睡眠時間における米国の共同声明でも、6~8時間の睡眠時間を核としながら、成人世代では長めの睡眠時間(~10時間)、高齢者世代では短めの睡眠時間(5時間~)も許容されています26)。⚫ こうした睡眠充足の個人差を把握する目安として、朝目覚めたときの睡眠休養感(睡眠で休養がとれている感覚)が役に立つこともわかってきました”

なので、質の良い睡眠がとれたのかどうかは、日中のパフォーマンスで計るのが良いでしょう。

たとえば、以下のことを指針とするとよいでしょう。

  1. 日中に眠くならず、集中力が保たれている
  2. 日中、過度な疲労感がなく、積極的・活動的である
  3. 朝は気持ちよくスッキリと目覚める
  4. 目覚めてからスムーズに行動できる
  5. 朝に気持ちよい排便がある

また、別の記事にまとめますが、睡眠障害の4つのタイプに当てはまらない睡眠が取れることが質の良い睡眠です。睡眠障害の4つのパターンとは、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟睡障害です。

要するに、質の良い睡眠とは、毎朝けたたましい目覚まし時計に起こされることなく、自然の陽光で起き、日中を積極的に行動できているかどうかということです。

もし、あなたがけたたましい目覚まし音で無理やり起きているなら、レム睡眠が阻害され、心理的なバランスを欠いてしまうかもしれません。

また、入眠障害があると、身体疲労が抜けにくく、真に活動し始めるのは夕方からという状況かもしれないということです。

常に良質な睡眠を心がけることが、心身を健康に保つ秘訣です。

もしかしたらあなたは、忙しい日常で、最初に削っているのは睡眠ではありませんか?

これはあなたの人生の大きな損失です。病気になる確率が高まり、仕事パフォーマンスも下がり、チャンスを活かせず、消極的な人生に甘んじることになるでしょう。

人生で一番大切なこと、それは睡眠だと言っても過言ではありません。

次の章では、睡眠の質を上げる環境について見ていきたいと思います。

睡眠の質を上げる環境とは?

睡眠環境を整える

睡眠の質を向上させるためには、快適でリラックスできる睡眠環境を整えることが重要です。適切な環境作りが、より深く、連続した睡眠を実現します。

なぜなら、快適な睡眠環境は、身体と心をリラックスさせ、より深い睡眠を促すからです。

音・光・温度・湿度・寝具などの要素が適切に整っていると、夜間の覚醒を減少させ、スムーズな入眠を助け、質の高い睡眠を実現できます。逆に、これらの要素が不適切だと、睡眠の質が低下し、疲労感や集中力の欠如を引き起こす可能性があります。

以下にそれぞれの例を示します。

1.音

音は静かな環境が好ましいですが、住居環境のためにそれが叶わないときは、耳栓やホワイトノイズマシンを利用するとよいでしょう。

音は睡眠の質に直接的な影響を与えます。

突発的な音や高音は、ノンレム睡眠の深い段階を妨げる可能性があり、身体の修復や免疫システムに影響を与えます。

また、音によりレム睡眠が中断されると、感情の整理が上手くいかないことがあります。

それ以外にも、昼間に聞く音も夜の睡眠に影響を与えることがあります。うるさい音の環境で過ごすと入眠に難しさを感じます。

逆に、自然音(雨の音や波の音など)は、リラックス効果があり、心を落ち着けます。私は、雨の日の夜に熟睡できます。

みなさんはそのような経験はありませんか?

2.光

現代社会において、スマホは生活に欠かせないツールとなっています。しかし、その普及に伴い、ブルーライトの影響が懸念されています。

ブルーライトは、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌を抑制してしまうことがわかっています。メラトニンの分泌が減少すると、体内時計が乱れ、入眠が遅れたり、睡眠が浅くなったりといった悪影響が現れます。

さらに、ブルーライトは目の疲れを引き起こし、リラックスしにくくなるため、睡眠の質を低下させる要因にもなります。

光の中で一番注意しなくてはいけないのは、ブルーライトです。

快適な睡眠を確保するためには、就寝前の1~2時間はスクリーンを避けることが望ましいです。

寝室にスマホを持ち込んでいる方がほとんどかと思いますが、寝室から追い出すことを徹底されると、眠りの質が格段に違うことがはっきりと実感できます。

スマホの充電器は、リビングにおくことを強くお勧めします。

3.温度と湿度

猛暑続きの日本で、梅雨時期から夏の寝苦しさに苦しむ人は多いです。

適切な温度と湿度は、良質な睡眠を確保するために重要です。睡眠環境が快適であると、深い睡眠を促進し、目覚めをスッキリさせます。

睡眠の質を妨げない温度は、一般的に夏は25~26度、冬は20~22度。湿度は通年50~60%が理想と言われています。

体温が下がってきたときに入眠するので、温度が高すぎると体温が下がりにくく、逆に低すぎると体が冷えて眠りにくくなります。

また、男女で体感温度が違うので、夫婦の寝室などでは、パジャマや掛け布団などで調整しましょう。

エアコンの風が苦手な人は、風向きを扇風機などで調整するのが良いでしょう。通気性の良い、寝具の利用も併せて考えてください。

*足元から温める快適睡眠

頭寒足熱を実践し、良質な睡眠を手に入れる

昔から言われている「頭寒足熱」。これは、頭部は涼しく、足元は温かくすることで、質の高い睡眠を促進するという考え方です。

私の実体験と、クライアント様へのアロマテラピーケアを通して、足首からふくらはぎにかけて温めることが、特に睡眠の質を高める効果があることを実感しました。

冷えは睡眠の質を低下させる

逆に、夜中に目が覚めてしまう場合、ふくらはぎが冷えていることがあります。体が冷えると、体温調節機能がうまく働かず、深い眠りにつきにくくなってしまうのです。

シルクレッグウォーマーで足元を優しく温める

そこでおすすめなのが、シルク素材の薄手のレッグウォーマーです。

シルクは吸湿性と放湿性に優れ、体温調節を助けてくれる天然素材です。夏は汗を吸い、冬は暖かく、一年を通して快適な睡眠環境を保ちます。

足元を温めることは、良質な睡眠だけでなく、冷え性やむくみ予防にも効果的です。

ぜひ、シルクレッグウォーマーを活用して、快適な睡眠を手に入れてください。

4.寝具の選定

寝具の選定は、快適な睡眠を得るために非常に重要です。特に私がおすすめするのは、素材です。通気性の良い素材を選ぶことで睡眠中に体にこもった熱が放熱します。

特に竹布やシルク素材がおすすめです。化繊は絶対におやめください。

その他には、適度な硬さのマットレスや、枕も重要視したいところです。

*枕について

枕については、ストレートネックが酷い人や首コリが酷い人は、せっかく買った高級枕が合わなく感じることがあります。

それは、首回りの筋肉のコリによるものです。

決して高級枕のせいではありません。

長時間の同じ姿勢や運動不足・ストレスなどによってこわばった首コリをほぐすことです。

湯船に首まで浸かって、コリをほぐすのが一番リラックスできる方法です。

以上が睡眠の質を上げる環境つくりです。

次に、寝つきが良くなる安眠アロマを使って質の良い睡眠を得る方法をお伝えします。

寝つきが良くなる安眠アロマを使って質の良い睡眠を得る方法

安眠アロマのご紹介

安眠のためのアロマを使用することで、寝つきが良くなり、質の良い睡眠を得ることができます。アロマの香りがリラックス効果をもたらし、入眠をスムーズにします。

アロマテラピーは、香りによってリラックス効果を促進し、心身の緊張を和らげることができます。

特にラベンダーやカモミール、ベルガモットなどのアロマは、睡眠を促進し、ストレスや不安を軽減する効果があります。

これにより、入眠がスムーズになり、深い睡眠を得ることができます。

香りが神経系に働きかけ、リラックスした状態を作り出すことで、より良い睡眠環境を提供します。

イギリスの病院では長い間、不眠症対策にラベンダーの香りを使っていましたし、CAさんも時差ぼけ防止にラベンダーのアロマを使うことは有名です。

以下に、安眠を得る一般的なアロマをご紹介します。

ただし、別の記事に書きますが、睡眠の質を上げるために必要なのは個人個人の体質や体内状況によって違います。

ここでは一般的な安眠アロマをご紹介します。

ラベンダー

ラベンダーオイルは、リラックス効果が高く、睡眠の質を改善することで広く知られています。寝室でディフューザーを使用して香りを拡散するか、就寝前に数滴を枕やベッドシーツに垂らすと良いでしょう。

カモミール

カモミールオイルもリラックス効果があり、心を落ち着けるのに役立ちます。お風呂に数滴垂らしてリラックスする時間を作ったり、寝室でディフューザーを使うと、より深い睡眠が期待できます。

ベルガモット

ベルガモットオイルは、ストレスを軽減し、気分をリフレッシュする効果があります。リラックスしたいときや、寝る前の時間に香りを楽しむことで、リラックスした状態を作り出します。

*その他のアロマ

たとえば、以下のような選び方をするのもよいアロマの選び方です。

  • 湿度が高いときは、シダーウッドやサンダルウッドの乾いたイメージのするアロマ
  • 寒い時期は、オレンジやマジョラムなどの温かいイメージのあるアロマ

など、イメージからアロマを選ぶことも質の良い睡眠に繋がります。

安眠アロマを活用することで、寝つきが良くなり、質の良い睡眠が得られます。

ラベンダーやカモミール、ベルガモットなどのアロマオイルを使用し、リラックスした環境を整えることで、スムーズな入眠と深い睡眠を実現しましょう。アロマの香りで、快適な眠りを手に入れることができます。

まとめ:質の高い睡眠で心と体を健やかに

放っておけば睡眠の質は悪くなる一方

近年、地球温暖化の影響で、暖冬・猛暑など、季節感の乱れが顕著になっています。このような環境変化は、私たちの睡眠にも悪影響を及ぼし、睡眠不足が様々な問題を引き起こしています。

さらに、現代社会では、スマートフォンやパソコンなどの普及により、常に情報に触れる状況に置かれています。こうした「デジタルストレス」も、睡眠の質を低下させる要因の一つです。

質の高い睡眠は、心身の健康維持に不可欠です。

睡眠不足は、

  • 免疫力低下
  • 集中力低下
  • うつ病などの精神疾患のリスク増加
  • 肥満
  • 糖尿病などの生活習慣病のリスク増加

など、様々な問題を引き起こします。

日本の女性の平均睡眠時間は短い

厚生労働省の調査によると、日本の女性の平均睡眠時間は約5時間です。これは、国際的に見ても短い水準と言えます。

繰り返しますが、睡眠は心と体を健康に保つために欠かせません。質の高い睡眠をとることで、免疫力や集中力が高まり、様々な病気の予防にもつながります。

日本の女性の平均睡眠時間は短いですが、意識的に睡眠環境を整え、生活習慣を見直すことで、睡眠の質を改善することができます。

もっともっと睡眠を大切にしましょう。

アロマテラピーは、あなたの睡眠改善に大きく役立ってくれます。

アロマテラピーを学んでみたい方は、未経験者からプロの技術まで丁寧にお教えしています。

詳しくは、アロマ・リフレスクールのページをご覧ください。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

残尿感と血便に苦しむ女性が見つけたアロマ効果

こんにちは、アロマ・リフレスクールラシエスタの白鳥です。

今回のブログも、アロマテラピーの素晴らしい世界に触れる機会をみなさまと共有したいと思います。

アロマテラピーは植物の精油を使って心身のバランスを整える自然療法です。

医療機関で何でもないと言われても不快症状が続く場合、アロマテラピーを試してみる価値はあります。

先日、私が行ったアロマテラピー相談の記録をもとに、その効果やプロセスを皆さんとシェアします。

≫アロマテラピーを学んで自分の体を自分で守りませんか?

 

アロマ相談記録の概要

クライアントの主訴

64歳で、最近訪問介護の仕事に復帰したFさん。相談に来られたのは、5月末です。

4月の終わりに血便があり、慌てて病院にいき、検査したが何も異常は見つからなかった。その後、5月に入り、残尿感が2週間続き、どうにも我慢できずに当サロンへ来店。

基本データ

  • 相談日:5月末
  • 年齢:64歳
  • 性別:女性
  • 職業:リタイア後の主婦(週2日パート)
  • 生活習慣:日常的に健康に気を使った生活を送っている。夏でも湯船に入ることでリセットしている。しかし、最近は気候のせいか体調不良が続いている。

カウンセリング

まずは、Fさんの体調不良の詳細を時系列でお聞きしました。

血便に関しては医師から異常なしと言われ、気持ちが落ち込んでいました。

その後、残尿感が酷いということでしたので、脚の冷えはないか確認。このところ、脚の冷えは感じていたとのこと。

また、気温が上がってきて冷たい飲み物をとることが多くなったとのこと。

寒暖差が大きく、冷えから腎機能の低下、さらには免疫力の低下に繋がっているようでした。

筋肉があまりない体なので、寒暖差などの外的環境の影響が大きいと思われます。

アロマテラピーレシピとトリートメント

アロマレシピ

使用するエッセンシャルオイル

Fさんと一緒にアロマ精油を選びました。
選んだ精油は、以下の精油です。

  1. ペパーミント:腎臓と肝臓の不調に効果を発揮し、暑いときには体を冷やしてくれて、寒いときには温めてくれる効果
  2. クラリセージ:腎臓の良い強壮剤となり、衰弱した状態の体に活力を与えます。
  3. サンダルウッド:膀胱炎の改善に効果を発揮します。また、乾燥のイメージをもたらすので、じめじめした季節に気分をさっぱりさせます。
  4. シダーウッド:抗菌作用と緊張緩和作用が高く、ホメオスタシスを整えます。また、関節炎にも効果を発揮します。

実は、Fさんは、手指の関節にこわばりを感じていました。


4種類の精油をブレンドして下半身を重点にマッサージしました。

アロマトリートメント

トリートメントメニューは、「自律神経バランス120分」

全身ボディーとヘッドを組み合わせたメニューです。

≫アロマトリートメントについて

アロマトリートメントのポイント

  1. 腎臓機能の活性化を目的として、背中の腎臓周辺を温めながら、腰・下半身へのトリートメントに時間をかけました。腎臓周辺に冷たいこわばりがありましたので、ホールディングを多くして、和らげました。
  2. また、腎機能の弱い方の特徴ですが、姿勢が悪く呼吸が浅くなっていましたので、胸肺の部分のコリも温めながらほぐしていきました。背中の部分をこのように温めながらほすぐことで、精油の浸透が良くなり、肩甲骨がゆったりとはがれていきました。
  3. リフレクソロジーでは、ボディと同じく腎臓・胸肺をメインに行いました。
  4. 割と強めがお好きなFさんですが、体が弱っているので、今回はご説明をして刺激の少ないマッサージにしました。

クライアントの反応と結果

「楽になった。呼吸が深くできる」と喜ばれ、自宅ケアを教えて欲しいと懇願されました。

クラリセージの精油とラベンダーウォーターをご購入いただき、アロマバスとラベンダーウォーターの飲用のケアをお教えしました。

セルフケア

1.クラリセージで入浴する

お風呂が大好きなFさんにとっておきのケアです。

クラリセージを4,5滴入れたアロマバスをおすすめしました。

必ず腎臓部分まで湯船に浸かることが効果的なことをお伝えしました。

クラリセージは、腎臓機能の強壮作用のほかに、非常に強力なリラックス作用があるので、深い眠りに就くことができます。

2.ラベンダーウォーターの飲用

ラベンダーウォーターの飲用で、自律神経を整え、感染症にかかりにくくさせました。

ラベンダーは万能ですが、消炎作用や殺菌作用があるので、膀胱炎にも効果を発揮します。

1か月後にいらしたFさんは、開口一番「前回のマッサージの後、すっかり回復したの!アロマバスも毎日やってるわ!残尿感はすぐになくなったわよ!」ととても感動していました。

考察と学び

季節の変わり目と猛暑への対応

季節の変わり目は体調不良が起きやすい時期ですが、特に昨今の猛暑では、急な冷房の使用などにより、思っている以上に体に負担がかかっています。

体力の低下している人は、風邪をひいたり、膀胱炎を発症したりと、感染症にかかりやすくなります。

このような場合、病後回復期のような優しいケアが必要です。

特に腎臓が疲弊していることが多いため、腎機能をサポートするエッセンシャルオイルを使用することが望ましいです。

感染症にかかった場合、薬に頼って症状を押さえつけるより、身体全体の強壮をすることが望ましいのです。一時的に症状を抑えても、微熱が続いたり咳が続いたりということが頻繁に起こります。

特に60歳過ぎると自分で思っている以上に体力が弱っているので、運動習慣をつけることも大事です。

運動習慣

運動習慣で一番のおすすめの運動はウォーキングです。水中ウォーキングが出来ればなお良いですね。

ウォーキングは心身の健康に多くのメリットがあります。手軽にできるので今すぐ始めることを強くお勧めします。

ウォーキング効果

  • 心肺機能の向上:規則的なウォーキングは心臓と肺の機能を強化し、全身の血液循環を改善します。
  • 体重管理:ウォーキングはカロリーを消費し、体脂肪の減少を促進するため、体重管理に役立ちます。
  • 筋力と骨密度の強化:特に脚や臀部の筋力を強化し、骨密度を高めることで骨粗鬆症の予防にもつながります。
  • ストレスの軽減:自然の中でのウォーキングはリラックス効果があり、ストレスや不安を軽減します。
  • 精神的健康の向上:ウォーキングはエンドルフィンの分泌を促し、気分を向上させ、うつ病の予防や治療に役立ちます。
  • 血圧の低下:規則的なウォーキングは高血圧を予防・改善し、心血管疾患のリスクを低減します。
  • 消化機能の改善:ウォーキングは消化器系の働きを促進し、便秘の予防や改善に役立ちます。
  • 免疫力の強化:適度な運動は免疫機能を高め、感染症にかかりにくくします。
  • バランスと柔軟性の向上:バランス感覚や柔軟性を維持・向上させることで、転倒やケガのリスクを減少させます。
  • 創造性と集中力の向上:ウォーキングは脳の活性化を促し、創造力や集中力を高める効果があります。

その他、緑内障の予防になるという報告も出ています。運動習慣のあるなしは、今後の健康に大きく影響するのです。

アロマテラピーで体を強くする

アロマテラピーは精神ケアにおいて重要な役割を果たすだけでなく、体の強壮にも大きな効果があります。

体を強くするためには以下のような体内機能の促進が必要です。

  • 体内の浄化:デトックス効果で有害物質を排出し、体内を清浄に保ちます。
  • 血流の改善:血液循環を促進し、酸素と栄養素を全身に行き渡らせます。
  • 血球の強化:白血球や赤血球を活性化し、免疫力と酸素運搬能力を高めます。
  • 体のアルカリ性化:体内のpHバランスを整え、酸性化による疲労や病気を防ぎます。
  • 消化力の向上:消化器系の働きを助け、栄養の吸収効率を高めます。

これらの効果を通じて、アロマテラピーは体の様々な働きを助長し、体を強く健康に保つのに役立ちます。

アロマトリートメントで体調を整えた後のステップ

アロマトリートメントで体の働きを正常に戻したら、次に運動を始めましょう。

しかし、調子が悪いときに運動から始めるのは避けるべきです。

まずは体調を整えることが最優先です。

また、食べすぎにも注意が必要です。

消化には多くのエネルギーが必要で、体のエネルギーが消化に使われると免疫機能が低下してしまいます。

体調が悪いときは、腹六分目を心がけ、よく噛んで食べることが重要です。

ちなみに、唾液には免疫反応をサポートする力があります。

アロマテラピーを学ぶ

これらの事例を通じて、アロマテラピーがいかに効果的であるかが分かります。

アロマテラピーは、単にリラックス効果をもたらすだけでなく、体の働きを正常に戻し、免疫力を高める強力なツールです。

アロマオイルの選び方や使用方法を学ぶことで、自己ケアや家族の健康管理に役立てることができます。

例えば、精神的なストレスを和らげるためのブレンドや、体のデトックスを促進するためのオイルの使い方を知ることで、日常生活の質を向上させることができます。

また、体調が悪い時には、アロマトリートメントでまず体を整え、その後適切な運動や食生活を取り入れることで、効果的に健康を回復することができます。

アロマテラピーは自然療法の一環として、安全かつ手軽に取り入れることができるため、どなたでも始められます。これを機に、アロマテラピーの知識を深め、自分自身や大切な人たちの健康と幸福をサポートするためのスキルを身につけてみてはいかがでしょうか。

是非、アロマテラピーを学び、その豊かな恩恵を日常生活に取り入れてみてください。

《アロマテラピーを行う際の注意点》

  • 精油(アロマオイル)は、必ず適切に希釈して使用します。
  • 精油(アロマオイル)を初めて使用する場合、皮膚アレルギーテストを行い、過敏症の反応がないか確認しましょう。
  • 妊婦や授乳中の人、乳幼児には特に慎重にアロマオイルを使用し、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
  • アロマオイルは内部摂取せず、飲み込んでしまわないようにしましょう。
  • アロマオイルは直射日光や高温から遠ざけ、しっかりと密封して保管しましょう。
  • 重大な健康問題がある場合や特定の症状を治療する場合、専門家の指導を受けることが重要です。
  • アロマオイルはペットにとって有害な場合があるため、ペットがいる場合は注意が必要です。

これらの注意点を守り、アロマテラピーを安全に楽しんでください。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

アロマセラピストに向いている人

アロマセラピストは、香りを通して心身を癒し、人々の生活に寄り添う魅力的な職業です。

自身がアロマテラピーを受けて、ストレスから解放されたり、暗闇から光を見出した経験をしたり、自己成長を助けられたりしたことがある方は少なくありません。

そのような経験が、「私も人を癒やせたらいいな」という思いを育てるきっかけになることもあります。

しかし、自分が本当にアロマセラピストに向いているのか、という不安を抱くこともあります。

このブログでは、アロマセラピストに向く人の特徴や適性を徹底的に分析し、あなたの不安が解消され、アロマセラピストとしての道がより明確になることを願っています。

≫アロマスクールはこちらのご案内から

1.一流のアロマセラピストに必要な8つのスキル

アロマセラピストになるには、アロマテラピーの基本を学ぶことが必要なのは言うまでもありません。

基本とは、

  • 精油の効能
  • 人体解剖学
  • ストレス
  • 自律神経
  • ホルモン

などです。

これらは、アロマスクールに通えばだいたいのことは教えてくれます。

しかし、これ以外にもっと大切な要素があります。

それが、以下の8つです。

  1. 理性
  2. 感性
  3. 表現力
  4. 傾聴力
  5. 整理力
  6. 洞察力
  7. 探求心
  8. 自然愛

これらなくしては、一流のアロマセラピストにはなれません。

最近では、アロマセラピストの定義が非常に曖昧になってきています。

アロマセラピストの明確な定義がないと、これらの8つの要素が必要かどうかを判断することすら難しくなってしまいます。

アロマセラピストの定義

厚生労働省の職業情報提供サイトには、

アロマセラピストとは、

「美と健康の維持・増進を目的に、精油(植物精油)の専門知識に基づき顧客に精油をブレンドしたアロマオイルを使ってトリートメントを行う。

アロマセラピー(アロマテラピー)は、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を用いて心身を整え、健康や美容に役立てていくものである。精油を拡散して香りを楽しむことで、心と身体のバランスを整える芳香浴法、精油を入れた湯に全身又は一部を浸ける沐浴法、精油成分を鼻や口から吸入することで、呼吸器系の不調を緩和する吸入法、顔に精油成分を含んだ蒸気をあてることにより、血行を促進し、皮膚に潤いを与えるフェイシャルスチーム、湯(又は水)で温めた(又は冷やした)タオルなどの布を、身体の一部にあてる湿布法、精油を希釈したトリートメントオイルを身体や顔に塗布するトリートメント法などの様々な利用法を用いる。

アロマセラピストは精油がもたらす心地よい香りと特性を用いて顧客の休養の質を高め、健康づくりを助ける。同時に行き届いたサービスも重要となる。アロマセラピーについて専門知識に基づく説明や助言とともに顧客が安心して施術を受けられる接客を行う。また、サロン内の清潔感を保ち、タオル、シーツ、室内の備品等を整える。リラックスして施術を受けてもらうためのBGMの選定などにも気を配る。予約の電話応対、会計処理等事務作業を行う場合も多い。」

≫引用 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/420

と出ています。

人生100年時代と言われるようになり、50歳、60歳では、まだまだ美しさ若さを求めます。

健康の秘訣は見た目にも現れますから当然です。

ですから、現在はもとより今後も健康産業はさらに発展していきます。

そのような中で、アロマセラピストは注目される職業の一つです。

ですが、アロマテラピーは海外では医療に使われるほどのものですので、安易な気持ちで取り扱うことはできません。

最近、アロマテラピーの知識がない人が既製品の香り付きマッサージオイルを使ってマッサージを行うことが増えているため、定義が曖昧になっているのが現状です。

これは非常に危険なことです。

私自身もそのようなオイルマッサージを取り扱うリラクゼーションマッサージ店を数年経営したことがありましたが、知識のないスタッフに取り扱いを任せるのは非常に危険だと感じ、店を締めました。

 

アロマテラピーの基礎+8つのスキル

先述したように、アロマテラピーの基礎とは、精油の効能や解剖生理学などのことです。

アロマテラピー検定が広く知れ渡るようになり、1級を受けた方も多いでしょう。

基礎の一部が詰め込まれています。

独学でも十分受かる内容です。

しかし、1級合格だけではアロマセラピストにはなれません。

また、さらにインストラクターコースやアロマセラピストコースなどに進んだ方が、皆アロマセラピストになれるかというとほとんどなれません。

それは、アロマテラピーを学ぶほかに必要な8つのスキルを学ばないからです。

理性、感性、表現力、傾聴力、整理力、洞察力、探求心、自然愛

これらが揃って、はじめて一流のアロマセラピストになれるのです。

これらを習得するには、一朝一夕にはいきません。

私が良く使う表現に、「感性でお話ししながらも、頭の中にはエクセルが入っているように」と言います。

共感しながら、しっかりクライアントを洞察し、データに当てはめて見ていくことが必要とされます。

そして、クライアントの思考を迷子にさせないような表現力。

さらに、植物の偉大な力を借りるという、自然への敬愛。

25年以上この仕事をしてきて、なんというか、宇宙そのものを感じて考える心が必要な感じがします。

こういうことをお話しすると、たいていの人は「私には無理」とおっしゃいます。

当然です。

私も、今振り返ればそのようなことを日々のクライアントとの施術の中から学びとったということです。

ただ、これら8つのことをいつも考えてクライアントと接することが大事です。

一流のアロマセラピストは、クライアントに感動を提供します。

その感動を生み出すためには、8つのスキルが必要です。

現在では、クライアントの方がアロマテラピーに詳しい場合もあり、1級保持者であることもあります。

そのため、アロマテラピーに加えて、心理学やカウンセリング、その他の技術も学ぶ必要があります。

2.アロマセラピストが向いている人、向かない人

そもそも、多くのリラクゼーションからアロマテラピーを選ぶ人は、感性が豊かな人が多い。

また豊か過ぎて世の中で疲れてしまっている人も。

そのような感性豊かな人は、ストレスを抱えやすいのです。

アロマセラピストに向いている人は、どんな人?

一言で言えば、ストレスを感じやすい人です。

ただし、ストレスコントロールができるようになった人が最適です。

私のスクールには、ストレスを抱えている最中の人が多く学びに来ます。

スクールで学びながらストレスコントロールを可能にした人は、アロマセラピストとして活躍されています。

なぜなら、ストレスを感じない人は、他人の痛みがわからない。

だから、感性も育たない。

また、ストレス不感症でも困ります。

ストレスをストレスと認識して初めてストレスコントロールができます。

言い換えれば精神を安定させることができる自己管理能力の高い人です。

これを育むには訓練が必要です。

コミュニケーション力がある人は向いているか?

コミュニケーション能力は必要なスキルです。

これがある人は向いていると言えます。

しかし、ここで注意したいのは、コミュニケーション能力があると思い込んでいる人です。

単にお話し好きというのは、コミュニケーション能力ではありません。

  • 相手の気持ちになる
  • 相手の立場や状況を考えて発言する
  • お互いが心地よい環境を作ることができる

これらができる人がコミュニケーション能力のある人です。

けっこう勘違いしている人、多いです。

口数の少ないコミュニケーションの達人もいらっしゃいます。

ということは、向いていない人の代表といえば、マシンガントークを繰り広げる人ということです。

自分が楽しければそれでいい、そんな人はアロマセラピストに向いていません。

自然が好きは向いている、人間が好きは?

アロマセラピストになりたい人で、「人が好きなんです!」という人がいます。

もちろん、人間が好きは、洞察力が出るのでOKでしょう。

しかし、ここでも、勘違いしている人がいます。

一つは、上で述べたお話し好きの人が、人と話すことが好きだから人間が好きというパターン。

もう一つは、人を分析しすぎる人。

上から下までなめまわすように見て、自分の理屈に当てはめて満足している自己満足な人。

はっきり言って、一番嫌われるタイプです。

なので、「人が好き」は、自己満足でなければ大いにけっこう。

それよりも、寡黙でも自然が好きな人の方が向いています。

自然への深い愛があると、私たちは自分の思うように人生が流れないことを学びます。

たとえば、一生懸命育てた作物が台風でやられてしまうということもある。

一生懸命が必ず形になるとは限らない。

頑張っても結果が出ない、その時何を視点に物事を見ていったらいいかを改めて考える。

こういう視点が大切です。

人を幸せに導くのがアロマセラピストの仕事。

あなたの施術や言葉で、「あ~、気持ちが軽くなった」と言われることが増えていくでしょう。

これが、アロマセラピストのやりがいです。

精油や植物油といった、自然からの贈り物を取り扱うには、自然の偉大さを身をもって知ることです。

  • ご自分でハーブを育てるのもいいでしょう。
  • 毎日の生活から「合成物」をなるべく排除するのもよいでしょう。
  • また、薬に頼らず、自然の食べ物で体を作っていくことを実践することはとても勉強になります。

アロマセラピストに向かない人は、すぐに薬に頼ってしまう人とも言えます。

3.アロマセラピストになるための勉強法

25年のアロマセラピストとしてのキャリア、また、アロマセラピスト育成の経験からつらつらと書いてきました。

これらを読むと、「あ~、やはり難しいかも、私には無理」と思った方も多いでしょう。

先ほど述べたように、これらを意識して生活することが大事なだけです。

なぜか、アロマセラピストを目指す方は、とてもまじめで完璧主義な人が多い。

「全てを習得してからでないと、アロマセラピストデビューはできない!」と勘違いされないように、この章では、アロマセラピストになるための具体的な勉強法をお伝えします。

アロマテラピーの基礎を学ぶ

まず第一に、アロマテラピーの基礎をしっかり学ぶことが重要です。

アロマスクールでの学習や独学、さらにはオンラインスクールで学ぶ方法も増えています。

どの方法を選ぶにせよ、学びを始めることが肝心です。

ただし、明確な目標を持って学ぶことが重要です。

「アロマセラピストになる!」という宣言をすることで、学びの質が変わります。

趣味として学ぶのと、職業として学ぶのとでは、同じ内容でも理解力や発見力、そして講師の情熱にも違いが出てきます。

アロマセラピストとして人を癒すことを目指すならば、疑問が出てきたときにすぐに講師に質問できる環境で学ぶことをおすすめします。

プロフェッショナルになるためには、ただ受け身で授業を聞くだけでは不十分です。

積極的に理解しようとする姿勢が求められます。

アロマテラピーの学びは、自然を学ぶことにも通じます。この分野は非常に奥深く、いくら学んでも尽きることのない学問です。

≫オンライン講座も開講中

実践しながら学ぶ

アロマテラピーを自分のものにするには、実践しながら学ぶことです。

いろいろなクラフトが作れるのがアロマテラピーの魅力。

一つの精油を習ったら、徹底的に使ってみる。

自分の体を実験台として、使ってはそのビフォーアフターを記す。

その繰り返しが、一番大事です。

なぜなら、私たちの体は毎日変化しています。

朝と夜でも違います。

湿度が高いときと乾燥しているときでも違います。

様々な外的要因と、生理やストレスなどの内的要因によって毎日違います。

さらに、精油には様々な効能効果があります。

たとえば、ペパーミントの精油を今日使ったら、●●だった。でも、先週使ったときはこういう感じだったね。

そういえば、今日は蒸し暑い。先週はカラッと晴れていた。

今日は生理も始まったし。

このように、記載していくのです。

また、精油は1種類だけ使うことは稀なので、数種類のブレンドの敵数バランスによっても効果が違います。

それをつぶさに観察しましょう。

≫アロマスクールカリキュラム

毎日、精神・体・皮膚を観察

ビフォーアフターを書くには、自分の体を観察することが欠かせません。

  1. 心の声を聴く
  2. 体の声を聴く

毎日、心と体の声を日記のように書きましょう。

自分のことがわかると、人のこともわかるようになります。

これがアロマセラピストにとっての大切なレッスンです。

これらのことは、アロマテラピーの基礎を学びながら同時にできる勉強です。

本を読む

本を読むことはとても大切です。

メンタル障害を抱えてくるクライアントは多いですので、心理学やカウンセリングの本、またスピリチュアルの本も役に立つこともあります。

最近私が読んだ本でおすすめは「メンタルマネジメント大全」ジェリースミス著(河出書房新社)

他に、睡眠に関すること、健康に関する本や雑誌は積極的に読みましょう。

その他には、自己啓発本や禅や仏教の本などに、クライアントを励ますピンポイントの言葉を発見することも。

本を読むと人の心がわかりやすくなります。

できれば、音読をおすすめします。

深く理解するには、音読もしくは、何度も何度も読むことです。

反対に、本を読まないと、コミュニケーションが一方通行になります。

積極的に本を読みましょう。

体力をつける

勉強するには体力が必要です。

たいていの人は、働きながら勉強します。

体力がなくて、勉強を諦めてしまう人はかなりの数です。

さらに、アロマセラピストになるとマッサージを施すこすのである程度の体力は必要です。

アロマテラピーマッサージは、他のマッサージに比べてセラピストの体の負担は軽いほうです。

それでも、立ち仕事ですので、体力は必要でしょう。

私の場合は、アロマセラピストの仕事をしながら体力を付けていきました。

会話のロープレと想像力

頭だけでわかったつもりは、アロマセラピストとして花開きません。

会話も練習します。

1人ロープレをノートで行うと、クライアントの気持ちがとても深く理解できます。

たとえば、今日、誰かとおしゃべりしたら、その内容を脚本に起こすように書きます。
書いていると、

「もしかして、別の言葉を使ったら反応が違ったかも」ということが発見できます。

これを繰り返すと、言葉による癒し力が身につきます。

まとめ

アロマセラピストに向いている人と向かない人について、私の経験からお伝えしました。

一般的なこととずいぶん違うと驚かれた方もいらっしゃるでしょう。

私の学んだ時代からすると、実に多くの人がアロマテラピーを学んでいます。

アロマテラピーの基礎を学ぶのは、誰でもできます。

しかしながら、この記事に書いたその他の資質や学びがないと、アロマセラピストとしてやっていくのは難しいでしょう。

もちろん、今できなくてもよいのです。

ただ、いつも学びの姿勢が肝心です。

感性を学ぶことは、経験をしないと学べません。

  • 感性だけでもダメ
  • 理屈だけでもダメ

その両方がアロマセラピストには必要です。

「アロマセラピストになってたくさん人をいやしてあげたい!」

そう思われるなら、勉強してください。

あなたがアロマセラピストになりたいと思ったということは、学べば必ず身につく資質を持っているということです。

応援します!

頑張って!

 

アロマスクールの体験レッスンに参加してみませんか?

きっと素敵な発見がありますよ。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

起立性調節障害と不登校

最近、お子さんが朝起きられず、学校に行けない日が続いていませんか?

血圧との関係から梅雨時期に起立性調節障害を発症しやすいものです。起立性調節障害(OD)は、多くの子どもたちに影響を及ぼし、不登校の一因となることがあります。

このブログでは、起立性調節障害と不登校の関連性について詳しく説明し、アロマテラピーを用いた心と体のケア方法をご紹介します。

お子さんが元気に学校生活を送れるように、アロマテラピーがどのように役立つかを一緒に学んでいきましょう。

≫アロマスクールについてはこちらをご覧ください。

1.はじめに

不登校や起立性調節障害(OD)は、現代の子どもたちが直面する大きな問題です。

実は、私は現代っ子ではありませんが、中学時代からこの問題に苦しんでいました。当時、親からは「怠けている」と見られてしまい、非常に辛い思いをしました。ストレスや起立性調節障害という言葉がまだ一般的ではなかったため、医者に行っても原因がわからず、単なる怠け者というレッテルを貼られてしまっていたのです。

この経験は、成人してからの性格形成にも大きな影響を与え、長い間苦しむことになりました。

そのため、「起立性調節障害」という言葉を初めて聞いた時には、ほっとしたことを覚えています。中学時代の2~3年間の出来事が、成人後まで影響を及ぼすのです。同じように悩んでいるお子さんやその親御さんには、この障害を知ってもらい、自宅でできるケアを覚えていただきたいと思っています。

現在、私はアロマテラピーサロンで不登校の子どもを持つ親御さんから相談を受け、お子さんへのアロマテラピーを提供しています。このブログでは、私の経験とアロマテラピーの知識を基に、起立性調節障害と不登校の問題に対するアロマテラピーの効果と具体的なケア方法をご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

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2. 不登校と起立性調節障害とは?

不登校とは?

不登校は、子どもが継続的に学校に通えなくなる状態を指します。これは単なる怠けや甘えではなく、さまざまな要因が絡み合って起こる複雑な問題です。

主な原因としては、以下のようなものがあります。

  • 学業のプレッシャー:成績や進学に対するプレッシャーが強すぎる場合。
  • 対人関係の問題:いじめや友人関係のトラブル。
  • 家庭環境:家庭内の問題や親子関係のストレス。
  • 精神的・身体的な健康問題:うつ病や不安障害、起立性調節障害などの健康問題。

不登校の原因は一つではなく、複数の要因が重なり合うことが多いため、個々の状況に応じた対応が必要です。

 

起立性調節障害(OD)とは?

起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation, OD)は、自律神経の働きがうまく調整できないことによって起こる症状です。

主に以下のような症状が見られます。

  • 朝起きられない:朝、体が重く感じてベッドから出ることが難しい。
  • 立ちくらみやめまい:急に立ち上がった時にめまいや立ちくらみを感じる。
  • 疲れやすい:日中に異常な疲労感を感じる。
  • 集中力の低下:学校の授業や課題に集中できない。

これらの症状により、学校に通うことが難しくなることが多いのです。

ODは思春期の子どもに多く見られますが、早期の対処と適切なケアが重要です。

最近の子供たちは、「だるい」という言葉をよく使いますね。デジタル社会において、自律神経の調整ができにくくなっています。いつも倦怠感があるというのは本当なのです。

私自身もずっとだるさを抱えて10代を過ごしていましたので、お子様の「だるっ!」という言葉はよくわかります。

 

不登校と起立性調節障害の関係

不登校の原因の一つとして、起立性調節障害は重要な要素となります。

ODによって朝起きることが難しくなると、学校に遅刻したり欠席したりすることが増えます。これが続くと、学校生活に対する不安やストレスが増し、不登校の状態に陥ることがあります。

特にいじめがあったわけでもなく、お友達と喧嘩したようでもない場合、起立性調節障害を疑うのが正解でしょう。

また、親御さんは、お子さんの体のストレスも理解してあげることが大切です。

事例

ある小学校1年生の子どもが、1学期の途中から学校に行けなくなりました。その子はクラスで一番背が低く、小柄でした。私はすぐにピンときました。ランドセルが重すぎるのではないかと。1年生には重すぎるランドセルを背負っての登下校は、特に小柄な子どもには大変な負担です。体の疲労が起立性調節障害を引き起こすこともあるのです。
実際のアロマテラピーケアの内容は後ほど詳細を書きます。

親や教師の理解とサポート

不登校や起立性調節障害の子どもたちに対する理解とサポートが不可欠です。

親や教師が子どもの状態を正しく理解し、適切な対応をすることで、子どもたちの心身の健康を守り、学校生活への復帰をサポートすることができます。

絶対に、「さぼっている」「怠けている」と言ってはいけません。

次のセクションでは、アロマテラピーがどのように起立性調節障害に効果を発揮し、不登校の子どもたちをサポートするかについて詳しく見ていきます。

3.アロマテラピーの基本

まずは、アロマテラピーとは何か?を見ていきましょう。基本から始めます。

アロマテラピーとは?

アロマテラピーは、植物から抽出されたエッセンシャルオイル(精油)を使用して、心身の健康を促進する自然療法です。この療法は、ストレスの軽減、リラクゼーションの促進、痛みの緩和など、さまざまな健康上の利点があるとされています。

≫参考記事:アロマテラピーの始め方

アロマテラピーの歴史と原理

アロマテラピーの歴史は古代文明にまで遡り、エジプトやギリシャ、ローマなどで医療や宗教儀式に使用されてきました。現代のアロマテラピーは、フランスの化学者ルネ・モーリス・ガットフォセによって1930年代に広められました。ガットフォセは、火傷の治療にラベンダーオイルを使用した際、その治癒効果を発見しました。

アロマテラピーの原理は、エッセンシャルオイルが持つ化学成分が嗅覚や皮膚を通じて体内に入り、神経系や免疫系に働きかけることで効果を発揮します。

エッセンシャルオイルの香りは、脳の嗅覚系に直接影響を与え、感情や記憶、ストレス反応を調整する働きがあります。

特に、アロマテラピーが嗅覚を通じてセロトニンやアドレナリンといった神経物質の分泌に影響を与える点は、不登校のケアにおいて特筆すべきポイントです。

アロマテラピーの主な効果

アロマテラピーには、以下のような効果が期待されます。

  • リラクゼーションとストレス軽減:ラベンダーやカモミールのエッセンシャルオイルは、リラックス効果が高く、ストレスや不安を和らげます。
  • 睡眠の改善:ラベンダーやベルガモットのオイルは、眠りを深くし、安眠を促進します。
  • 免疫力の向上:ティートリーやユーカリのオイルは、抗菌・抗ウイルス効果があり、免疫力を高めます。
  • 集中力の向上:ローズマリーやペパーミントのオイルは、脳の活性化を促し、集中力や記憶力を向上させます。

これらの効果により、自律神経が安定します。

安全な使用方法

エッセンシャルオイルは非常に濃縮された植物成分であり、安全に使用するためには適切な方法を守る必要があります。

  1. 希釈:エッセンシャルオイルを肌に直接塗布する際は、必ずキャリアオイル(ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなど)で希釈してください。
  2. パッチテスト:初めて使用するオイルは、肌に少量を塗布してアレルギー反応がないか確認します。
  3. 適切な保管:エッセンシャルオイルは、直射日光を避け、涼しく暗い場所に保管しましょう。

使用方法

アロマテラピーの使用方法はさまざまですが、以下が一般的です。

  • ディフューザー:エッセンシャルオイルを拡散させて香りを楽しむ方法です。リビングルームや寝室での使用がおすすめです。
  • マッサージ:希釈したオイルを使って体をマッサージすることで、リラクゼーションや血行促進を図ります。
  • バス:バスタブに数滴のエッセンシャルオイルを入れることで、入浴中にリラックス効果を得られます。
  • 吸入:ボウルにお湯を張り、数滴のオイルを垂らして蒸気を吸入することで、呼吸器系のケアに役立ちます。

アロマテラピーは、きちんとした知識を学ぶ必要があります。
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アロマテラピーは、不登校や起立性調節障害に悩む子どもたちにとっても効果的なサポート方法です。

次のセクションでは、具体的なエッセンシャルオイルとその使用方法について詳しく見ていきましょう。

4.アロマテラピーが不登校と起立性調節障害(OD)に与える効果

アロマテラピーの心理的効果

アロマテラピーは、その香りを通じて脳に直接働きかけ、心理的な健康にポジティブな影響を与えることが知られています。特に、以下の点で不登校や起立性調節障害に対して効果を発揮します。

リラクゼーションとストレス軽減

ラベンダーやカモミールなどのエッセンシャルオイルは、リラックス効果があり、ストレスや不安を軽減します。これにより、学校への不安や抵抗感が和らぎ、登校がスムーズになる可能性があります。

気分の安定

柑橘系のオイル(例:オレンジやベルガモット)は、気分を明るくし、ポジティブな気持ちを促進します。不登校の背景には気分の落ち込みや無気力感が関わっていることがあり、これを軽減する助けになります。

 

身体的効果と睡眠の改善

アロマテラピーは、身体的な健康にも多大な効果をもたらします。

睡眠の促進

ラベンダーやベルガモットのオイルは、リラクゼーションを促進し、自然な眠りをサポートします。良質な睡眠は、体の疲労回復や精神的なリフレッシュにつながり、学校生活における集中力や学習能力を向上させる役割を果たします。

免疫力の向上

ティートリーやユーカリのオイルは抗菌作用があり、免疫力を高める助けとなります。これにより、体調管理がしやすくなり、体の不調による登校の妨げを軽減する可能性があります。

自律神経の強化

セロトニンなどのリラックスホルモンとアドレナリンなどのやる気ホルモンの分泌を促す精油を夜と日中に使い分けることで、自律神経が強化されます。また、ローズマリーなどの血圧をあげる精油を使うことで、気圧による低血圧の影響を防ぐことができます。

体力回復

アロママッサージにより、疲労物質を素早く排出させることができるので、倦怠感を解消できます。

5.体験談

小学校1年生のAちゃん

Aちゃんは小柄で頭の良い小学校1年生の女の子でした。1学期の途中から、学校へ行く時間になると頑なに登校を拒むようになり、共働きのご両親は困り果てていました。Aちゃんのお母さんは、私のサロンに通っており、Aちゃんの問題についても相談を受けました。

 背景と状況

Aちゃんは時々お母さんと一緒にサロンに来ていたので、私はAちゃんをよく知っていました。お母さんは忙しい中でもAちゃんの話をよく聴いてあげるタイプの方で、自分に何か至らない点があるのではないかと深く悩んでいました。Aちゃんは体が小さく、とても真面目な性格でした。

アロマテラピーの介入

私はAちゃんの状況を聞いた上で、体に溜まった疲労物質を取り除き、筋肉を柔軟にするための精油を使用してアロママッサージを行いました。Aちゃんは真面目な性格から心身共に緊張が強く、筋肉もこわばっていました。

また、周囲の「気」を他の子どもよりも敏感に感じ取るタイプでした。

マッサージ中、Aちゃんはくすぐったがりで、終始笑っていました。これは体がリラックスし、緊張がほぐれている証拠でした。

Aちゃんがよく使用した精油は、
ペパーミント、オレンジ、ラベンダーです。

成果と成功例

その後、Aちゃんは2学期から無事に学校へ通えるようになりました。現在は3年生になり、体も成長し、ランドセルを背負っても問題なくなり、楽しい学校生活を送っています。

アロマテラピーを通じて、Aちゃんの心身の緊張を解きほぐし、学校生活への不安を軽減することができました。

成功の要因と学び

1.原因を見極める。

不登校の問題となると、すぐに精神的なことだけを原因にしてしまいますが、体の問題も大きいものです。

Aちゃんは、朝になかなか起きられないこともあり、自律神経が弱かったことに加えて、小柄な体なので、ランドセルを背負うのがとてもしんどかったのです。

2.親のサポート

Aちゃんのお母さんがAちゃんの話をよく聴き、問題に真摯に向き合っていたことが、成功の大きな要因となりました。学校でカウンセリングも受けたようですが、クローズアップされるほどの問題点はありませんでした。

3.アロマテラピーの効果

適切な精油を使ったアロママッサージが、Aちゃんの身体の緊張を解きほぐし、心理的なストレスを軽減しました。

この成功例は、不登校や起立性調節障害に悩む他の子どもたちやその家族にとっても、希望と実践的な解決策を提供するものです。アロマテラピーが、子どもの心身の健康にどのように寄与できるかを示す良い例となりました。

小学校5年生のBちゃん

Bちゃんは小学5年生の女の子で、勉強熱心で真面目な性格でした。

彼女は学校の成績も良く、クラスのリーダー的存在でしたが、5年生の中頃から朝起きることが難しくなり、学校に行けない日が増えていきました。Bちゃんの両親はこの状況に心を痛め、解決策を模索していました。

背景と状況

Bちゃんの両親は共に働いており、特に母親は仕事と家庭の両立に追われていました。Bちゃんは体調不良の原因がわからず、自分を責めることが多くなりました。

アロマテラピーの介入

Bちゃんのお母さんは友人の紹介で私のサロンを訪れ、Bちゃんの状況について相談を受けました。Bちゃんは当初、サロンに来ることを躊躇していましたが、母親と一緒に訪れるうちに徐々にリラックスするようになりました。

私はBちゃんに、血行を促進しリラックス効果のある精油を使用したアロママッサージを提案しました。特に、ラベンダーとローズマリーの精油を使用し、体の緊張を解きほぐし、心の安定を図ることを目指しました。

また、Bちゃんには自宅で簡単にできるアロママッサージの仕方を教えました。女の子は、アロマにとても興味があるので、マッサージオイルを一緒に作って見たところ、自分で作れることに驚き、とても喜んでくれました。

成果と成功例

Bちゃんは初めてのアロママッサージを受けた後、体が軽くなったと感じ、次第にサロンに通うことを楽しみにするようになりました。月に2回のアロママッサージと自宅でのセルフマッサージを続けることで、朝の目覚めがスムーズになり、学校に行ける日が増えていきました。

数ヶ月後、Bちゃんは完全に学校に復帰し、以前のようにクラスメイトとの交流も楽しめるようになりました。今は中学受験に張り切っています。

成功の要因と学び

  • 親の理解とサポート: Bちゃんの両親が、彼女の心身の状態を理解し、適切なサポートを提供したことが、成功の大きな要因となりました。
  • アロマテラピーの効果: 適切な精油を使用したアロママッサージと自分で作ったアロママッサージオイルの使用が、Bちゃんの体調と心理状態の改善に寄与しました。
  • 継続的なケア: 定期的なアロママッサージの継続と、自宅でのアロマテラピーの取り入れが、持続的な効果をもたらしました。

この事例も、不登校や起立性調節障害に悩む他の子どもたちやその家族にとって、希望と実践的な解決策を提供するものです。アロマテラピーが、子どもの心身の健康にどのように寄与できるかを示す良い例となりました。

まとめ

不登校にお悩みのお母さんへ

アロマテラピーは、心の問題、体の問題、そして女の子の生理の問題など、さまざまな側面からケアをすることができます。

プロのアロマセラピストは、お子さんの不調の原因を見極め、心と体の声を読み解きます。

学校に行けない場合、心の問題だけに焦点を当てすぎると、本当の原因を見落としてしまうことがあります。

お子さんの話をしっかりと聴き、その情報をもとに、最適なアロマテラピーのレシピを組み立てます。

お母さんとして、どのようにお子さんをサポートすべきか悩むことも多いでしょう。

場合によっては、お子さんとセラピストの関係を築くために、お母さんには別室でお待ちいただくこともあります。お子さんの心と体が健康に向かうために、一緒に最適な方法を見つけていきましょう。

あなたとお子さんが、安心して毎日を過ごせるように、アロマテラピーを通じて全力でサポートいたします。どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。

当サロンでは、まずはお母さんの心身をほぐすことから始めます。お子様への心配やどうしようもない状況からの脱却の第一歩はここからです。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

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みなさまのご来店をお待ちしております

リラックスした時間をお過ごしいただけるよう、心を込めてお手伝いします。

30代女性必見!仕事とプライベートを充実【アロマテラピーの魔法】

こんにちは。アロマ・リフレスクールラシエスタの白鳥です。

今回は、先日私が担当した31歳の独身女性Sさんの相談事例をご紹介します。

仕事に追われ、プライベートも充実させたいお客様が、アロマテラピーによってどのように悩みを解消し、理想の生活へと導かれたのか、その過程と効果を詳しくお伝えします。

もし、あなたが「仕事を成功させたい」という強い意志を持ちながらも、心と体が追いつかない…なら、アロマテラピーが救世主となるかもしれません。

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相談記録概要

クラアント(Sさん)の主訴

  • 仕事のストレスで、夜になると疲れが溜まり過ぎなのか、ぐっすり眠れない
  • 排便がスッキリしない
  • 休みになると何もやる気が起きない
  • イライラすることが多く、周囲に当たってしまう
  • 将来への不安を感じ、ネガティブな思考に陥ってしまう
  • 声が出にくい
  • 生理前は、腰痛と関節痛に悩まされる

当サロンへのお越しは3回目になります。

カウンセリング

Sさんは、プライベートが疎かになっていることにさほど危機感を感じていませんでした。しかし、カウンセリングを進める中で、仕事から解放される時間があっても、心身ともにリラックスできていないことが明らかになりました。

営業職でのプレッシャーなどもあり、Sさんは常に緊張状態にあったようです。その結果、心も体もカチコチに固まってしまい、柔軟な思考が妨げられていました。

Sさんの1日は、仕事が終わって家に直帰し、寝る直前まで仕事のことを考えてしまうことが常でした。休みの日も、身体は横たえていても常に仕事のことなどでネガティブな思考が浮かび、ゆっくりとくつろぐ時間がありませんでした。

カウンセリング中、Sさんは常に肩に力が入っており、声が出しにくいこともあって、質問に対しては簡潔な答えしかしようとせず、自分の気持ちを言葉にすることに苦手意識があるようでした。

まるで鋼のような心と体を持っていて、本来の柔軟性を失っているように思われました。

≫アロマテラピートリートメントの流れ

アロマテラピーレシピとトリートメント

アロマレシピ

Sさんと一緒にアロマ精油を選びました。

選んだ精油は、以下の精油です。

  1. イランイラン:神経系をリラックスさせ、喜びの感情をもたらします。
  2. ベチパー:ストレスと緊張に最適で、地に足を付けたいときに役立ちます。また赤血球を強めてくれるので、仕事で疲れ切った体を蘇らせてくれます。
  3. ペパーミント:心身の疲労回復に即効性があります。便秘や痛みにも効果を発揮します。
  4. ゼラニウム:心身のバランスをとるのに最適の精油です。抗ストレスホルモンの分泌を促してくれるので、オーバーワーク時に最適です。

 

やはり、神経の過度の緊張が大きいようです。

≫ショップはこちら

トリートメント

トリートメントメニューは、「自律神経バランス120分」です。

このタイプの場合、神経のリラックス作用が高いお顔のトリートメントが入る「スペシャルコース150分」が望ましいのですが、時間の関係でフェイシャルなしのコースになりました。

お顔ができない分、トリートメントの強弱やスピード、また英国式リフレクソロジーの技法を用いてリラクゼーションを中心にトリートメントしました。

トリートメントのポイント

  1. カチコチに凝り固まった思考が抜けない場合足首が冷えていることが多いので、ふくらはぎから足首に時間をかけ、ホールディングを長くとりました。
  2. ヘッドのマッサージの際は、前頭葉に時間をかけます。
    前頭葉は、意思決定や問題解決、感情抑制などの機能を司っていて、過度なストレスや緊張状態が続くと、機能低下を生きお越し、さらに緊張を高めたり不安定な心の原因になるからです。
  3. デコルテを開くようにして呼吸を呼び込むように努めました。

≫トリートメント

クライアントの反応と結果

トリートメントルームから出てきて開口一番、「声が出やすい!」と喜ばれました。

お顔の緊張が緩んだように、自然な笑顔がこぼれました。

また、プライベートの時間を楽しむことをアドバイスすると、素直に聞いてくれました。

恋愛を楽しむこともおすすめしたところ、前向きに取り組めそうだとおっしゃっていました。

アドバイス

Sさんへは、以下のようなアドバイスをしました。

1.定期的に休養時間を確保してみませんか?

仕事の合間に休むのではなく、また仕事が終わってから休むのではなく、先に休養時間の予定を組みましょう。そうすると自律神経のバランスがとりやすくなり、寝つきもよくなります。

また、集中力や記憶力も向上し、仕事の効率もアップすることが期待できます。

休養時間は、決してサボっている時間ではありません。 むしろ、心身のリフレッシュを図り、より充実した生活を送るための大切な時間です。 自分に合った方法で、ぜひ定期的に休養時間を確保してみてください。

2.イランイランを垂らしたアロマバスを行ってみませんか?

湯船には必ず浸かるというSさんにアロマバスをおすすめしました。

イランイランの甘い香りに包まれて、心身ともにリラックスしましょう。バスタブに数滴垂らすだけで、まるで南国の楽園にいるような気分を味わえます。深呼吸をしながら、ゆっくりとお湯に浸かれば、日々の疲れがじんわりと癒されていきます。

イランイランは即効的に神経の緊張を解放すパワーがあります。お風呂でゆったりするときに使うと、すぐに眠気が襲ってきます。呼吸も深まり、安心した気持ちが味わえます。

3.自分の感情を書き出してみましょう

ノートを用意して、自分の感情を自由に書き出してみましょう。 汚い言葉を使っても構いません。ネガティブな感情もポジティブな感情も、すべてありのまま書き出してみましょう。

書き出すことで、頭の中が整理され、気持ちが楽になることがあります。 また、自分の感情を客観的に分析することで、自分自身をより深く理解することができます。

書き出す方法は自由です。 日記形式で書いてもいいですし、箇条書きにしても構いません。 思い浮かぶままに、自由に書いてみましょう。

例えば、「今日は仕事でミスをして、上司に怒られた。悔しくて、悲しい。」「久しぶりに家族と会って、楽しかった。」など、どんな些細なことでも構いません。

「書き出すのが辛い場合は、無理しなくて大丈夫です。 いつでも話を聞いてくれる人がいますので、一人で抱え込まずにご相談ください。 あなたの気持ちに寄り添い、一緒に解決策を考えていきます。

考察と学び

30代は、仕事も一通り覚え、キャリアアップだけでなく、人生全体の充実について考える重要な時期です。

しかし、キャリアを積むことだけしか考えないと、人生の幅が狭まってしまうことがあります。 趣味やボランティアなど、仕事以外で楽しめるものを見つけることも大切です。

実際に声が出にくくなったのは、単に苦しいというだけでなく、心身のバランスが崩れたことも原因と考えられます。 仕事によるストレスが溜まり、心身ともに疲弊していたのかもしれません。

先のことが見えない年代ですので、不安が大きいでしょう。 しかし、「自分を労わる時間」を確保することで、心身をリラックスさせ、不安を解消することができます。

社会で頑張ると、左脳優先になり右脳的な判断が出来なくなることがあります。 言い換えれば頭でっかちな思考で、心と体のバランスが崩れた例です。

仕事以外にも目を向けた人生を楽しまれることが大事です。

アロマテラピーで心と体を癒す

アロマテラピーは、脳のα波を増加させ、副交感神経を優位にする効果があります。 その結果、心身がリラックスし、ストレスが軽減されます。 また、思考が柔軟になり、創造性が高まるという効果も期待できます。

アロマテラピーは、植物から抽出したエッセンシャルオイルの香りを使って、心身をリラックスさせる療法です。ラベンダーの優しい香りに包まれたり、ローズマリーの爽やかな香りを嗅いだりすることで、心身ともにリラックスしたりリフレッシュできます。

心のバランスが崩れたときや体の痛みがあるときなど、心身の不調に有効に使えます。自然の力で心身を癒す素晴らしい療法です。仕事や家事で忙しい方、睡眠不足に悩んでいる方、リラックスしたい方など、幅広い方におすすめです。

また、日常的にも取り入れやすいので、アロマセラピストの指導の元でアロマテラピーをご家庭でもお使いいただくとより良いでしょう。 アロマセラピストは、エッセンシャルオイルの選び方や使い方などを丁寧に教えてくれます。

この相談記録が皆様のお役に立てれば幸いです。

アロマテラピーを学ぶ

アロマテラピーに興味をお持ちですか?

ご家庭でアロマを活用したいと思っていらっしゃいませんか?

当スクールでは、「アロマテラピーを学びたい」「家庭内療法として取り入れたい」「安全にアロマを使いたい」「できればプロのアロマセラピストになりたい」そのような方々のために、基礎からプロの技術まで丁寧に学べるアロマテラピーカリキュラムをご用意しております。

以下のような内容を学ぶことができます。

  • エッセンシャルオイルの基礎知識
  • 自律神経
  • 心と皮膚
  • アロママッサージ
  • プロのアロマセラピスト養成

など。

カリキュラムは、初心者の方からプロを目指す方まで、レベルに合わせたコースをご用意しております。 経験豊富な講師陣による丁寧な指導で、着実にアロマテラピーの知識と技術を身につけることができます。

アロマテラピーの世界に一歩踏み出したい方は、ぜひ当スクールのアロマテラピーカリキュラムを学んでください。 あなたのアロマテラピーライフを、充実したものにいたします。

《アロマテラピーを行う際の注意点》

  • 精油(アロマオイル)は、必ず適切に希釈して使用します。
  • 精油(アロマオイル)を初めて使用する場合、皮膚アレルギーテストを行い、過敏症の反応がないか確認しましょう。
  • 妊婦や授乳中の人、乳幼児には特に慎重にアロマオイルを使用し、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
  • アロマオイルは内部摂取せず、飲み込んでしまわないようにしましょう。
  • アロマオイルは直射日光や高温から遠ざけ、しっかりと密封して保管しましょう。
  • 重大な健康問題がある場合や特定の症状を治療する場合、専門家の指導を受けることが重要です。
  • アロマオイルはペットにとって有害な場合があるため、ペットがいる場合は注意が必要です。

これらの注意点を守り、アロマテラピーを安全に楽しんでください。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

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