2023/03/11
アロマテラピーで花粉症対策を探している人
「薬使うと眠気くるので使いたくないな…。でも、かゆみや鼻水に耐えられないし…。できれば花粉症体質改善したい!」
このような花粉症のお悩みに、アロマテラピーの対処法と花粉症によい栄養素をご案内します。
本記事の内容
この記事は、自身の運営するアロマテラピー・リフレクソロジースクールとサロンでアロマセラピスト・スクール講師歴25年の白鳥が書いています。
企業セミナーや雑誌の取材などのお申し込みもいただいています。
ご興味のある方は、こちらからお問い合わせください。
25年における現場の臨床データと日々の学びを元に書いていますので、奥深い知識が得られると思います。
最後までご覧になって、薬に頼らない花粉症対策を身につけてくださいね。
花粉症の対処方法としてのやり方は3つあります。
この3つの方法を説明する前に、使用する精油(エッセンシャルオイル)をご案内します。
*血圧の高い人は、ユーカリとローズマリーの使用なやめましょう。*ラベンダーは眠くなります。また、低血圧の人は使わないほうが良いです。
その他にもいくつかありますが、入手しやすい精油をご紹介しました。
精油で顔を洗うと花粉が洗い流されるのと同時にさっぱりしてとても気持ちが良いものです。しかし、精油は非常に濃いものであり、水に溶けないので注意が必要です。
絶対に目を開けないでください。危険です。
皮膚に直接精油が付くので少しヒリヒリ感がありますが、しばらくするとおさまります。もしおさまらなかった場合は、使用をやめます。
肌が弱く、直接水洗いするのが不安なときは、ブレンドオイルで行います。
ホホバオイルなどのキャリア10mlに精油を4滴たらして出来上がり。
精油は花粉症によいものを選びます。2種類くらいブレンドしてもよいでしょう。
顔を洗うときは、ブレンドオイルを5滴ほど洗面器の水に入れて行ってください。潤いもプラスされるので、鼻をかみすぎで皮膚が薄くなっているときなどにはおすすめのやり方です。
マスクスプレーを作ります。マスクスプレーは出先でもシュッとつけられるので便利。
マスクスプレーは、お肌に潤いをもたらすためにグリセリンを使って作ります。
スプレー容器30mlにグリセリンをほんのちょっと入れる(3ml~5ml)。
そこに花粉症によい精油を8滴垂らして、天然水を肩口まで注ぎ入れる。
精油は、1種類でもよいし2~3種類まぜてもOK。
マスクスプレーを作ったら、レシピと作成日を書いたラベルを貼りましょう。
お風呂に精油を入れて、全身をさっぱりさせます。
やり方は簡単で、精油を湯船に4~5滴直接入れかき回して入るだけ。
ここでも湯船のお湯で顔を洗いましょう。さっぱりします。
もし、皮膚が弱いのなら、ホホバ油などのキャリアオイルに混ぜてもよいですし、天日塩とませて使ってもよいです。
参考に入浴剤(バスソルト)のレシピを書いておきます。
精油を扱うには慣れが必要ですが、この記事を見ながら安全に使っていきましょう。
ただし、花粉症だけでなく複合要素があるのが私たちの心身です。メンタルが弱っていると免疫力も下がり、花粉症を発症しやすくなることもあります。
ですので、心身全てをホリスティックに所見して、精油の選択をする必要があります。これは訓練を受けたアロマテラピストのみができるものなので、アロマテラピストに相談するのが一番効果的かつ安全です。
不調やお悩みのご相談承っております。
花粉症の症状の対処法は、
ですが、花粉症発症時に体の中がどうなっているかを知ると、根本改善が期待できます。症状だけを対処しても、イタチごっこで来年もまた同じ悩みにさらされます。
花粉症は、身体のバリア機能が花粉などの異物を捉えたために起こる症状です。バリア機能は免疫機能で、体の中に悪いものが侵入しないように防御する働きのことです。
免疫機能は腸と密接な繋がりがあることが昨今知られるようになりました。
腸内環境が低下すると免疫機能も低下し、花粉症が起こりやすくなりますから、腸内環境改善が花粉症予防のカギをにぎります。
したがって、鼻のムズムズを止めるアロマだけでなく、腸活アロマも併用することが大切です。
腸活には、以下のアロマがおすすめです。
ブレンドオイルを作ってお腹に優しくすりこみます。
胃腸はストレスによってダメージを受けやすいので、夜にリラックスアロマタイムを設けて1日のストレスをその日のうちに解消しましょう。
また、食べすぎも免疫機能を悪化させます。
特にパンや砂糖、白米を多くとる人は、食事を見直す必要があります。パンと砂糖は、腸に炎症を起こさせます。
花粉症の発生する春は、東洋医学で肝臓の季節といわれます。肝臓が最も敏感でへばりやすい時期です。
花粉症との関係は、排泄機能がうまくいかなくなるからです。
肝臓は毒素排せつの器官。肝臓がうまく働かないと、身体に余分な水分や毒素がたまってしまい、目のかゆみや鼻水といった花粉症症状を引き起こしやすくなります。
アロマテラピートリートメントをしていると、花粉症のクライアントさんは肝臓周りが熱をもって腫れています。
しかも、花粉症の時期は年度末年度初めの業務やイベントごとが多く、身体の疲労が半端ない人が多いですね。お酒を飲む人だけでなく、疲労やストレス睡眠不足で肝臓が悲鳴をあげているのです。
肝臓ケアによいアロマはたくさんありますので、好みのアロマをブレンドオイルにして右腹部を中心に塗るといいでしょう。
いくつか使いやすいアロマをあげておきます。
花粉症の人は、血流が悪い場合がほとんどです。花粉症のほかに以下のような症状はありませんか?
血流が悪いと、毒素をため込んでしまいます。
併せて血流改善も必要です。
お風呂の入り方で血流改善が期待できます。
湯船と冷水シャワーを交互に行うことで血の巡りが良くなります。
湯船には、身体を温めるアロマを入れるとより効果的。
冷水シャワーは、ひざ下から行います。慣れるまではひざ下だけで構いません。
20秒から30秒冷水シャワーを浴びて湯船に入る。これを繰り返します。2~3回繰り返すといいですね。
花粉症には、ビタミンDを摂ることをおすすめします。ビタミンDは、カルシウムや骨の代謝に欠かせない栄養素ですが、近年研究が進み免疫力の向上やアレルギー症状を改善することがわかってきました。
「ビタミンDは、ビタミンAと同様にステロイドホルモンのように効果を発揮します。粘膜状態を改善するので、花粉症などのアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎や感染症予防にも(中略)様々な効果が期待されています。」(引用 「メンタルを強くする食習慣」 飯塚浩著)
ビタミンDが多く取れる食材をいかにあげておきますが、花粉症の症状が酷いならサプリメントで補うことが良いでしょう。
他には粘膜に作用するビタミンAや免疫機能を活発にするビタミンCも併せて取るとよいでしょう。
花粉症の対策は対処療法と根本的改善と両方の側面から見ていく必要があります。食事や生活習慣を見直すとともに、アロマテラピーケアを行うと楽に花粉症シーズンを乗り切れますよ。
花粉症対処法としては、
花粉症におすすめのアロマを以下の方法で使う
おすすめアロマ
インナーケアのために、
に取り組むとよいでしょう。
腸活、肝臓ケア、血流改善、それぞれに効果的なアロマは以下の通りです。
腸活
肝臓ケア
血流改善
血流改善のお風呂の入り方として冷水シャワーと湯船を交互に入る
花粉症改善におすすめしたい栄養素は、
最後に、皮膚のバリア機能の強化もしておくとよいでしょう。オイルを体に塗布し保湿すると、皮膚のバリア機能の強化に役立ちます。
ブレンドオイルをお風呂上りや寝る前に塗ることを習慣化してみてください。
繰り返しますが、アロマテラピーは心身全てを包括的に見て、精油を選択したり処方したりするものです。また、精油は非常に濃いもので使い方を間違えると危険ですので、信頼のおけるアロマテラピストに相談するか、自身で学ばれることをおすすめします。
ラシエスタは、アロマテラピーをホリスティックに学んでいただけるスクールです。
精油の効能だけでなく、心や体のことを深く学びます。ご興味のある方は体験レッスンに是非ご参加ください。
2023/03/03
授乳中にも安心して使えるアロマテラピーのやり方をご案内します。
このようなお悩みを抱えているお母さんに、授乳中にも安心して使えるアロマテラピーのやり方をご案内します。
アロマテラピーは、ご自宅でもできる療法です。
この記事を読むことで、授乳中でも安心してアロマテラピーを取り入れることができるようになります。
適切なアロマテラピーを行うことで、疲れの除去だけでなく、心にも体にもゆとりが生まれ、赤ちゃんにさらなる愛情をたっぷり注げるようになります。
もし、授乳中のあなたにパーソナルアロマセラピストがいらっしゃるならこの記事を参考にやり方をアドバイスいただいてもいいですし、いない場合はこの記事を読んで実行していただければご自宅で療養できます。
それでも不安なときは、いつでも私宛にお問い合わせください。
また、アロマテラピーの材料を買いたいときは、こちらのサイトをご利用ください。フランスの薬局方をクリアした高品位の材料をご購入できます。
目次
こんにちは。アロマテラピーアドバイザー、アロマセラピスト歴25年の白鳥です。千葉県柏市でアロマテラピー・リフレクソロジーサロン&スクール ラシエスタを運営しています。
1週間ほど前のことですが、オンラインショップのサイトから「授乳中に使えるアロマテラピーのやり方とレシピを教えて!」とご依頼が来ましたので、公式ブログでも共有していきたいと思い記事を書きました。
この記事で授乳中のアロマテラピーのやり方を学んで取り入れて欲しいと思います。
授乳期においては、母体と母乳への影響から使ってはいけない精油が数種類あります。また、アロマテラピーのやり方についても赤ちゃんへの影響から細心の注意を必要とします。
まずは、使ってはいけないといわれる精油です。
一般的に刺激性の強い精油や禁忌事項のある精油は避けたほうが良いでしょう。
そのほか、カモミール類、ローズマリー、フェンネル、キャロットシード、イランイラン、アトラスシダー、ペパーミント、セージなどの使用はやめておいたほうが良いでしょう。
アロマテラピーで使う精油は非常に濃度が濃いものです。たとえ1滴だとしてもその影響はとても大きいです。
なぜなら、精油成分は皮膚から血中にまで到達します。
ですので、授乳中であれば母乳への影響も考えなくてはいけません。
もちろん、皮膚から投与した精油成分が母乳に影響するのはごくわずかです。それでも、大切な赤ちゃんを守るためには気を付けていくべきでしょう。
授乳中に使用できる精油の例
オレンジ、グレープフルーツ、ゼラニウム、ラベンダー、マジョラム、サイプレス、ジュニパー、サンダルウッド、ネロリ、プチグレン、フランキンセンス、パチュリなど
これらの精油の中から好みのものをごく薄い濃度で使用するのが安全です。皮膚から投与する場合は、キャリアオイルに希釈して0.3%~0.5%くらいの濃度にします。
授乳中にアロマテラピーをやる場合、赤ちゃんへの影響も考えたやり方をしなくてはいけません。
上記で述べた使える精油、薄い濃度だとしても、どこに使うかで赤ちゃんへの影響も出てきます。
たとえば、お母さんがデコルテにマッサージオイルをつけた状態で授乳したらどうでしょう。
精油が赤ちゃんの口に触れますよね。
また、リラックスしたいとアロマネックレスで使用したら、赤ちゃんを抱っこしたときに赤ちゃんの鼻から香りが入ります。そのうえいたずらで口に含んでしまうかもしれません。
知っておいてほしいのは、乳児に精油は使えないということです。
とにかく精油は赤ちゃんにとっては濃すぎるのです!
もし、授乳中にアロマテラピーをやっていて以下のような症状が出たらすぐに使用をやめてくださいね。
アロマテラピーは「自然のもの」「癒し」のイメージがありますが、フランスやドイツでは医療に使われています。
正しい知識で安全に使いましょう。
アロマテラピーはご自宅でもできる療法です。育児中で家から出られないときにこそ役立てたいものですね。
たとえは、「出産の疲労も早く解消したいのに、夜泣きで起こされる、ホルモンバランスが崩れて産後太りも心配」そんな悲鳴を上げている新米ママさんはいませんか?
そんなママの悲鳴が赤ちゃんの情緒にも影響してしまうのですよ。
深呼吸をして、ゆったりと構えて赤ちゃんと過ごすことが何より大事です。アロマテラピーは授乳中のママのお悩みを解消する手立ての一つになりますので、ここで学んでいってくださいね!
では、具体的な授乳中のアロマテラピーのやり方に入っていきましょう。使える精油は頭に入りましたね?また、どんな症状が出たらすぐに使用をやめたほうがいいかも理解しましたね?
それではいきましょう!
授乳中は、腕と手が一番疲れます。腕と手の疲れを解消することで肩や首のハリやコリが和らぎます。授乳期に肩がこったと感じるのは腕の疲れの原因が8割です。
赤ちゃんを落とさないように抱っこしたり、赤ちゃんを抱っこしながら家事をやったり、家事そのものも腕を使う。育児についてスマホで調べるのにも腕や手を使う。
かなり酷使していますよ。腕と手。
そんなとき、優しい旦那様が肩を揉んでくれたりしたら感激ですよね!
でも、せっかく揉んでもらっても次の日にはまた肩がこって仕方ないのではないでしょうか。
旦那様のやさしさをずっと感じていたいのに、、(笑)
では、アロマテラピーのやり方に入ります。
腕と手の疲れをとる最強のやり方は、次の二つ。
洗面器やボウルにお湯を張って、精油を1~2滴入れて、手やひじを浸すやり方。
とっても簡単です。
使える精油のうち好きな香りを選んで手浴やひじ浴をします。大体10分くらいで効果を実感できます。
この心地よさと言ったら、天にも昇る心地よさです。疲れがスーッと抜けて目がぱっちりと開いてきます。
こんなにも頑張ってくれていた自分の手や腕が愛おしくなる瞬間です!!
香りを迷うようならラベンダーを使ってみてください。筋肉を和らげる効果とリラックス作用が抜群です。低血圧の人は、ジュニパーかゼラニウムにしましょう。元気が出て動けるようになりますよ。
このやり方なら、赤ちゃんのお昼寝中にもできます。
朝でも昼でも夜でもできるやり方です。
育児中はお風呂もゆっくり入れないですよね。本当はゆったりとアロマバスを楽しんでほしいのですけれど、なかなか難しいと思います。
なので、この手浴・ひじ浴をおすすめします。
授乳中におすすめのアロマテラピーのやり方は、精油を使わない方法。こちらは芳香蒸留水を使います。芳香蒸留水なら赤ちゃんの口に触れても大丈夫。
ラベンダーウォーターやローズウォーターなど、精油が抽出されるときに一緒に採取される「水」です。
精油と違って薄めることなく使えて安心です。
この芳香蒸留水をスキンケアに使います。
お肌の水分補給の化粧水代わりにラベンダーウォーターなどを使うと、香りがよくてリラックスできますし、お肌への効果も期待できます。ラベンダーウォーターなら肌の新陳代謝をアップします。
また、これをスプレーボトルに入れて、日中の肌の水分補給にするのもよいですね。エアコンなどで乾燥していても、育児中はなかなかお手入れが行き届かないのではないでしょうか。
授乳中に安心して使えるのは芳香蒸留水です。
ここからは、育児中のお悩み別にお話していきます。
ホルモンバランスの崩れから、様々な症状に悩まされますね。頭痛や不安感など、身体にもメンタルにも出てきます。
妊娠中から出産時と大きくホルモンバランスが変化していきますので、もし鬱っぽい症状が出たとしても、それはホルモンバランスが原因かもしれません。
ラベンダーやゼラニウムを使いましょう。上記の方法が試してみてください。
睡眠のリズムが育児中から崩れて60歳過ぎてもその影響から抜けられない人もいます。ご自身の健康と赤ちゃんの健康のためにも母子ともにぐっすり眠れるようにすることが大切です。
寝室でラベンダーの芳香浴をします。小さな容器に濡れティッシュを置いてそこにラベンダーを1滴たらして寝室に置きます。なるべく赤ちゃんから離れたところに置くといいでしょう。
はじめての出産から、緊張が抜けなくて肩がガチガチにこってしまっている人もいます。先述した手浴やひじ浴は肩のこわばりをとるのにとても有効なやり方です。
授乳中に使える精油の中から好きな香りを選んで手浴をします。
出産時の疲労も取り切れないうえに、夜泣きなどで睡眠が阻害されるとさらに疲れが貯蓄します。マッサージに行くこともできないので、本当にお辛いですよね。
出来れば、1日だけでも旦那様に協力してもらって、アロマテラピーマッサージを受けられるといいのですが、難しいときは、40分だけ旦那様に協力してもらって、アロマバスにゆったりと入りましょう。
好きな精油をお風呂に4滴ほど入れて、ゆっくりぬるめのお風呂に浸かります。(*柑橘類は1滴程度にしてください)
途中で出て冷水シャワーをひざ下と腕に浴びてまた湯船に入るを繰り返してみてください。最後は冷水シャワー。
これでだいぶお疲れは解消できるはずです。
妊娠、出産、授乳中の中で、一番アロマテラピーで気を付けなければいけないのは、妊娠中です。授乳中はもう少し気楽に考えてアロマテラピーを行っても大丈夫です。
ただし、それでも精油の影響はい大きいですので、上記のやり方を守って行ってください。
また信頼のおけるアロマテラピストに相談しながら行えば安心です。
というのは、ここでは授乳中という枠でお話しさせていただきましたが、それ以外で基礎疾患などを持っている方もいるでしょうし、お薬を服用している方もいるでしょう。そういったことにはここでは触れていませんので、ご自分で学ぶか信頼のおけるアロマテラピストに聞きながらやることです。
アロマテラピーを学んだアロマテラピストは、解剖生理学や病気のことも学んでいますので、より安全なアロマテラピーのやり方を教えてくれるはずです。
もし、あなたが育休中であれば、オンラインスクールで学ばれるのもおすすめです。一生ものの健康ケアのやり方が身につきます。
育休中は、お子さんと自分、家族のために、健康の知識を身につけるチャンスかもしれませんよ。
千葉県柏市にあるセラピスト養成アロマ・リフレスクールラシエスタ
開講時間:10時~22時(火曜日定休)
〒277-0852 千葉県柏市旭町2-1-11-A
電話:04-7142-8369
2023/02/17
敏感肌で悩んでいる人、肌が弱い人は、アロママッサージに不安を覚えますよね?
「肌に安心のアロマオイルはないですか?」「アトピー肌でもアロマテラピーを受けられますか?」
この記事では、このような心配と質問に答えます。
こんにちは。アロマテラピーメンタル講師・カウンセラーの白鳥志津子です。
今日のブログは、敏感肌とゆらぎ肌で悩んでいる人に安心してアロマテラピーを受けていただける内容になっています。
この記事を読むことで、サロンでのトリートメントオーダーの仕方がわかり、セルフケアでもアロマテラピーを安心して行うことができます。
敏感肌のあなたも、香りの効能で心と体を整えられますよ。
それではいってみよう!
敏感肌の人は、アロマトリートメントのマッサージオイルの材料である精油や植物油を選ぶときには十分に気を付ける必要があります。
また、特に肌の弱いと思われる人ばかりでなく、精油や植物油の自己認識はされておいたほうがいいでしょう。
なぜなら、アロマテラピーで使う精油(エッセンシャルオイル)は、濃度が非常に濃いものだからです。
一般の方の認識として、「自然のものだから安心ですよね?」といわれることがありますが、自然のものがアレルゲン(アレルギーの原因)になることはよくありますよね。代表的なのが花粉です。花粉は自然のものでしょう?花粉症というのは自然の植物がアレルゲンです。そのほかにも小麦アレルギーやそばアレルギーなどがあります。
だから、アロマテラピーは自然のものだから安心というのは、ちょっと理解が違いますね。
人によっては何らかの肌トラブルが出てしまうことがあります。
だからと言って、化粧品などのケミカルなものが安全かといえばそうではない。ケミカルな成分がアレルゲンになることもよくあります。
どういうことかといえば、アレルギーや肌トラブルは万人に起こり得るものだということです。
・・それならどうしたらいいの?
あとで述べるパッチテストをすることが危険回避につながりますが、ご自分の心と体への理解を深めておくことが大事になってきます。
ストレス過多でアレルギーが酷くなり肌トラブルに発展することもよくあるのです。
敏感肌の人だけでなく、すべての人に、以下のような観点で肌につけるものを選んでほしいと思います。
・・肌につけるものは口に入れても大丈夫か?
ナッツアレルギーの人がアーモンドオイルを口にしたらアレルギー症状を発生させますよね。肌につけても同じです。
アロマテラピーで使う精油や植物油は、自然そのままのものですが、アレルゲンになることがありうることを認識してください。
ところで、2月を過ぎるころに、今まで問題のなかったオイルや化粧品合わなくなってきたがということを耳にします。
一時的に肌のバリア機能が低下することをゆらぎ肌といいまして、季節の変わり目でとくにアレルギーの季節といわれる春先に出やすいのがゆらぎ肌による肌トラブルです。
肌のバリア機能が低下するので、乾燥が酷くなり赤みやかゆみが出てきます。もし、それを放っておいてかきむしってしまうとそこから細菌が入ってきて、慢性の皮膚炎を起こしてしまう原因にもつながります。
敏感肌の人は十分に気を付けるでしょうけれど、そうでない人もゆらぎ肌には気を付けたい季節が春先です。
また、冬から春へ移るときに、肌のかゆみが酷くなる人がいます。
そのようなときにかゆみを抑える精油を使うと効果的なのですが、それでもやはり濃度やキャリアオイルには十分に気を付けたいものです。
アロマテラピーを行う際に、パッチテストをしたほうが安心です。それでも、アレルギーの季節などは、今まで大丈夫だった精油や植物油に反応してしまうことがあります。
正直いって、このパッチテストを予防のために行うのは面倒です。
たいていはトラブルが出た時にその原因を調べるために行います。それでもやはり、パッチテストは重要だということは強調させていただきたいと思います。
パッチテストは皮膚の柔らかいところで試してくださいね。
次に、敏感肌の人がアロマオイルトリートメントをする際に注意したいことをあげておきます。
まずは、サロンでアロマトリートメントを行う場合です。
近頃かなり多くなっているのが、専門知識のない人がアロママッサージを行うパターンです。
そういう場合、以下の2つのパターンがあります。
どちらのほうが安全かといえば、ブレンド済みのオイルを選ぶところです。
なぜかといえば、このブレンドオイルは卸業者が安全なブレンドを作って卸していてそれをサロンで使うからです。
もちろん、それでも肌トラブルが出る場合もありますよ。
ですが、卸業者(メーカー)もまた仕入れて欲しいので、アレルギー反応には敏感です。安全性を考えて作っているはずです。
私が怖いなと思うのは、専門知識のない人が好きな精油を選んでブレンドする場合です。
・・精油は少量でも激しい反応を示すものも!
たとえば、「ラベンダーは一般的だし誰が使っても問題ないでしょ」と思っている施術者がいるのですね。
アロマテラピーを行うものは、解剖生理学や心理学を始め、心や体のこと、また病気のことなどを学び、適切なブレンドを処方できる訓練をします。正直言って難しいです。
もちろん、国家資格ではありませんので、この難しい学びをしなくても精油や植物油を商売にすることはできます。
ですが、フランスでは医療で使われるほどのもので、精油は薬局に売られているようなものです。
日本では雑貨扱いなので、軽く考える人が多いのも理解できますが、人の体を触る仕事をしているならば、きちんと学び、安全にクライアントに提供するべきです。
では一般の皆さんがどう見分けたらいいかといえば、
「アロマテラピー」または「アロマセラピー」とうたっているところは、アロマテラピストの訓練を受けていると思います。
ですが、「アロママッサージ」との表記であれば、その訓練は受けていない人だと思います。
これはあくまでも今のところです。
というのは、私は25年アロマテラピストとして、アロマテラピーサロンをやってきましたが、昔は「アロママッサージ」はアロマテラピストがやるものだと相場が決まっていました。しかし、今は香りのものを使ってマッサージすれば全部「アロママッサージ」または「アロマオイルマッサージ」なのです。
もちろん、これも間違いではありませんので、アロマテラピストの人たちは、声を大にして自分たちの得た知識や技術を主張してほしいと思います。
話はそれましたが、施術者がアロマテラピストなのかそうでないかは見分けて、安心して施術を受けて欲しいですね。
また、アロマテラピストは、こと細やかにカウンセリングをしますので、それも判断基準になるかと思います。
しかし、みなさんが自分の安全を守るためには、みなさん自身も以下のことに気を付けられるといいでしょう。
アロマテラピストなら、このようなことを伝えておくとブレンドに気を付けてくれますよ。
セルフケアするときは、アロマテラピストの指導のもとで行うのが一番です。
心や体の状態を把握したうえで、適切なレシピを考えてくれます。材料・濃度・使用時間・使用頻度などの説明やアドバイスがあると思います。
もし、ご自分で香りのいいマッサージオイルを購入してオイルマッサージを行うなら、二の腕や耳下付近の肌の柔らかいところでパッチテストをしてから行ってくださいね。
アロマテラピーは、基礎を学ぶと安心してご自分で処方ができます。
ご自分の健康のためはもちろん、「高齢の両親に何かやってあげたい」「子供の喘息やアレルギーのために何かしてあげたい」「薬を使わない生活をしたい」
このような思いを持った人が多くいます。
そのような優しい思いを安全に形にしてほしいので、アロマテラピースクールで基礎をきちんと学んでみることもおすすめです。
ちなみに、当社は、アロマテラピー商材のオンラインショップもありますので、どうぞご利用ください。
またショップのサイトにはレシピを載せていますが、一般的な濃度でのレシピです。心配な方はお気軽にメールをください。アドバイスいたします。
もう一つご案内を!
当社は、アロマテラピー商材の卸も行っていますが、アロマテラピーを学んだ方でお仕事をされている方限定とさせていただいています。
詳しくはお問い合わせください。
敏感肌の人やアレルギーのある人でも、アロマテラピートリートメントを受けることは可能です。
しかし、きちんとした訓練を受けたアロマセラピストのところで行うことが良いでしょう。
訓練を受けているかどうかの判断は、上記のとおりです。
ご自分でも、敏感肌であることやアレルギー体質であることは、事前に伝えましょう。
ご自宅で行う場合の注意点は以下です。
です。
アロマテラピースクールの詳細はこちらです。
2023/01/14
アロマテラピーサロンラシエスタは、個人処方で行う本物のアロマテラピーを提供しております。
クライアント様おひとりお一人の丁寧なカウンセリングから導き出したブレンディングは、アロマテラピースクールで訓練を受けたアロマセラピストだからこそできる技。
クライアント様の心身のバランスを回復し、心・体双方にわたって、健康をサポートしていきます。
精油の知識のみならず、解剖生理学やストレスについて学んだあなたの知識は、ストレスに苦しんでいる人の助けになります。
また、より豊かな生活を送りたい人のサポーターにもなります。
アロマセラピスト歴25年のオーナー白鳥志津子が、あなたの知識と技術をより高いレベルに引き上げます。
白鳥の実績で主なものを挙げると
そのほか、日常のストレスや肩こりなどの疲労解消など、困ったときの駆け込み寺として多くの人に利用されています。
ラシエスタのアロマテラピーは、心理カウンセリングとアロマテラピーを掛け合わせた技術です。
より深い癒しを提供し、クライアント様一人一人のパーソナルセラピストとなるべく活躍しませんか?
週3日~ 1日5時間から可能
★未経験者大歓迎!
★勤務地:柏
お問合せ 04-7142-8369
メール lasiesta@iyasi.com
(白鳥まで)
アロマテラピースクールを卒業した方ならどなたでも大歓迎です。
ご応募お待ちしております。
2022/12/29
今やほとんどの人が何かしらのマッサージを受けて体メンテナンスをしています。
その中でも、体と心の両方に関わるアロマテラピーマッサージについては、「どれくらいに頻度で行うと効果的ですか?」「次はいつ来たらいいですか?」と、初回のクライアント様のうち89%の人が質問されます。
ですので、このブログでもそのお答えを共有していきたいと思います。
このブログを読むことによって、以下の3つの目的でのアロマテラピーマッサージの頻度の目安が付くと思います。
25年間、アロマテラピーでクライアント様を癒してきて、様々なクライアント様の変化を目にしてきました。実例を交えてお話していきます。
目次
わたしたちは、ストレスや肉体疲労、消化活動、代謝活動によって、毎分毎秒と心身を疲労させています。また、アルコールやたばこ、運動不足、睡眠不足、食べすぎなどにより、大量に活性酸素が発生し、細胞にダメージを与えます。
簡単に言えば、生きているだけで体は疲労するわけで、さらに不摂生な生活をすれば活性酸素により、細胞にダメージを与え癌などになるリスクが高まるということです。
ですので、ストレスや疲労、老廃物の除去のためにメンテナンスをしながら生きていく必要があります。
メンテナンスは、マッサージ以外でも可能です。
たとえば、
など。
どれをとっても健康生活に欠かせません。
一昔前に比べて、マッサージの需要はかなり増えています。平均して月1回。マッサージの通う人が最も多いようです。
美プロサイトより引用
ただ、お気持ち的には週1回行きたい!ようですが、忙しい毎日の中で時間をやりくりすると実際に行けるのは月に1回程度となるようです。
なぜ、マッサージに行くのかといえば、私が考える第一の要素は、「受け身」だからだと思います。
運動や食事、はたまた十分な睡眠も自主的に自分の意志で行わなければなりませんが、マッサージは、ベッドに身を投げ出せばやってもらえます。
誰かに何かをしてもらうのはこの上ない幸せ感をもたらしてくれます。
セルフマッサージという選択もありますが、こちらは受け身ではないので、心身にゆとりがある人(またはゆとりがあるとき)しか行えません。
自分で積極的に何かをしなければいけないのは、精神的にキツイのです。
簡単に言えば「癒されたい」のです。癒されて、さらに健康や美容を手に入れたい!のです。
これを「贅沢」と思われていたのは、20年前まで。現在は、「贅沢」から「必要不可欠なもの」に変わっています。
なぜなら、情報化社会が加速したことが一番の理由でしょう。
スマホさえあれば生活できる環境です。
スマホから流れ出てくる過多な情報を脳内処理するために、脳には大きな負担がかかっています。
見たくない情報も、勝手に飛び込んできて一喜一憂します。
身の回りに起こっていることだけだって精いっぱいの人間が、地球の裏側で起こった事件や出来事に感情を揺さぶられるのです。
こんな状況下では心身が疲れないわけありません。
疲れた心身を投げ出して、「癒してもらいたい」これが本音です。
マッサージに行けば、癒してくれるプロがいる。
アスリートがそうであるように、人は心身を酷使したあとは癒されて次の活力へと備えたいのです。
マッサージにはいくつか種類があります。
などでしょうか。
言葉で思いつくものを羅列しましたが、どういうジャンルで分けるかによって同じカテゴリに入るものもあります。
たとえば、アロママッサージやアロマテラピーマッサージの中には、フェイシャルマッサージも入りますが、フェイシャルマッサージというとエステをイメージする人もいます。
いずれにせよ、人体に触れるものについてという大まかなカテゴリとしてのマッサージです。
*参考記事
≫アロマテラピートリートメント料金の違い
これらのマッサージには、それぞれ適切な頻度がありますし、その目的によっても頻度は変わってきます。
「エステで3か月で10キロ痩せたい!」ならば、週1回~2回は必要でしょうし、さらに食事プログラムも加わるはずです。
基本的には、マッサージを受けたサロンや治療院できちんと「どうなりたいか」を明確にして、施術者に聞くのが正解です。ただし、利益優先でお話しすることが多いので、そこはしっかりと読みとってください。
また、もみほぐしの場合と按摩マッサージの場合、アロマテラピーマッサージの場合とでは、ストレス解消の持続力が違ってきます。
もみほぐしであれば、一時的なコリ解消ですので、コリやすい人は週1回ペースが必要になることが多いですが、アロマテラピーマッサージは、精油の薬効効果がプラスされるので、持続力が長くなります。
また、按摩マッサージの場合は、的確なツボや経絡を刺激するので、もみほぐしよりも持続力は長くなるでしょう。
簡単に主なマッサージの種類の説明をしておきますね。
凝り固まった筋肉をもみほぐすことで、筋肉のコリや疲労をとるのに適しています。
筋肉のバランスを整えることで姿勢や体のゆがみを解消すること。
気血や経絡の流れを整えるという東洋医学の概念に基づいて行う手技。
芳香の入ったオイルを使って行うオイルマッサージ。
エッセンシャルオイルを目的や体調に合わせて処方し、その薬効効果をマッサージにより皮膚から浸透させる。その影響は、精神と身体、皮膚と生体すべてにあらわれる。
足裏に体の反射区があるという考えに基づき、施術を行う。結果としてリラクゼーションと不調緩和が得られる。
美容を目的とし、化粧品や機器などを用いて施術を行う。
いろいろなマッサージを経験して自分に合ったものを見つけるといいですね。
*参考記事
≫トータルアロマコースの料金と施術内容について
心も体も丸ごと全て、また癒し(リラクゼーション)も美容も健康もと、たくさんの効果を得たいなら、アロマテラピーマッサージがおすすめです。
アロマテラピーマッサージは、セラピストの精油の処方によっても結果は変わってきますので、自分に合ったセラピストを見つけられれば最高の癒しを得られるでしょう。
では次に、目的別のマッサージの頻度の目安をお伝えします。
健康維持の場合のマッサージ頻度は、疲れを感じたらマッサージに行くという感覚が一般的かと思います。
ただし、私たちの脳で感じる疲労感と実際の疲れには隔たりがあることを認識しておきましょう。というのは、アドレナリンが出ているときは、疲れを感じにくいからです。この場合疲れを感じにくくハードに動けたりします。
このままハードに動いていると、バーンアウト(燃え尽き症候群)が起こりますので十分に気を付けなければいけません。
定期的なマッサージで副交感神経を高めて、バランス回復をする必要があります。
最低でも月に1回くらいは、マッサージを受けるのが良いですね。
副交感神経を刺激するリラクゼーションマッサージ(アロママッサージやアロマテラピーマッサージ)などであれば月に1回くらい受けたいものです。
そのほかのマッサージは、2週間~3週間に一度くらいが適切かと思います。
など具体的な目的がある場合は、健康維持の場合よりも頻度多くマッサージを受けることでその目的を達成できます。
それぞれのマッサージに特徴があり、またお客様の現状がそれぞれなのと、いつまでにというところで、その頻度は変わってきますので、あなたの体を施術したセラピストに聞くのが一番です。
たとえば、
「痩せたい」目的で、60kgの人が50kgを目指す場合と、マイナス5kgを目指す場合では、頻度が違ってきますし、生活環境によっても変わります。
頻度多くエステやマッサージに通っても高カロリーの食事をしていたら、目的達成は望めないということです。
これは、私が得意とするマッサージです。
今よりももっと健康に、もっときれいに、もっと幸せになりたい場合のマッサージ頻度です。
お好きなマッサージを受ければ受けるほど健康指数は上がっていきますが、経済的な面と時間的な面でなかなか思うように通えない場合がほとんどだと思います。
私が行うアロマテラピーマッサージであれば、ストレスも筋肉疲労も内蔵疲労も肌疲労もすべて丸ごとケアしますので、疲れを感じる少し前に次のマッサージを受けることで健康指数は上がってきます。
健康指数だけでなく、仕事面でのパフォーマンスが上がることもありますし、家族間の関係性が良くなり笑顔が増えるなどということは頻繁にクライアント様から聞きます。
「アロマテラピーマッサージを受けるようになってから、家庭内で笑いが増えた」と喜ばれたクライアント様は、最初のころは2~3週間に1回くらいの頻度でしたが、今は2ヶ月に1度くらいになっています。(ご自宅でのケアを併用)
これもまた人によって違います。日常生活でのストレス度合いが人それぞれ大きく違いますので、一概に次回はいつくらいとは言えないのです。
ですので、お一人お一人のストレス査定などをして、理想的な頻度をお話します。
ただ、その中でも多いのが、「まず3回だけ2週間に1度の頻度でいらして、その後は感覚に頼っていいですよ」というお答えです。
3回続けて受けることで、ストレス・疲労度合いの軽い体を脳が覚えてくれるからです。以下にイメージ図を載せておきます。
それでも、なかなか通うのが難しい場合がほとんどですので、ご自宅でのケアや過ごし方などをアドバイスします。
なるべく心身の軽い状態が維持できるようなアドバイスです。
他のマッサージにしても、それぞれの先生が適切な頻度を説明してくれると思うので、きちんと自分でこうなりたいということを伝えることです。
クライアント様にきちんと向かい合えるセラピストは、丁寧な説明とともに教えてくれるはずです。
短期的に疲れをとりたいのか?長期的視点で心身の状態をよりよくしたいのか?具体的な目的があるのか?
また、それぞれのマッサージで得意不得意があるので、マッサージ自体を選ぶ必要も出てきます。
脳と体と感情は一体です。
がんじがらめにされた感情のもとでは、筋肉の疲労もより大きくなります。
また、考えすぎや睡眠不足などによる脳疲労も、身体のこわばりを強くし、体液の循環を阻止してしまいます。
現在、あらゆる意味でストレスは大きくなっています。このような状況下では、少なくとも月に1回以上はマッサージに通い、メンテナンスをすることをおすすめして、このブログを終わりにしたいと思います。
くれぐれも気を付けていただきたいのは、「疲れたから行く」では間に合わないことがあるということです。
マッサージは、血液の流れを改善し、深い呼吸とリラクゼーションをもたらします。
定期的なマッサージであなたのストレスを開放することが何より肝心です。
アロマテラピーマッサージは持続力が長いものです。それは、マッサージの効果とエッセンシャルオイルの効能効果の両方を得られるからです。
それでも、現在社会のストレス過多の生活をしていれば、少なくとも月に1回は必要になってくるでしょう。
たとえば、2021年度で、公立小中学校と特別支援学校で精神疾患を理由に休職した教員は過去最多だそうです。(文科省調査 2022年12月27日 日経新聞より)
このよう心の病で日常生活が脅かされる前に、「贅沢」と思わず「必要不可欠」なものという認識で、心と体を整えていく必要があるのが現代社会です。
非常に残念に思うのは、日本人は我慢をしてしまうということです。他人と比べて「あの人のほうがもっと頑張っているから、私なんてまだまだ、、」などと自分に厳しく考えてしまうことです。
どうぞ、我慢しないであなたの一番のリラクゼーションサロンを見つけてください。あなたが心の病、身体の病になったら、困ってしまう人が周りにいるのではありませんか?
笑顔で毎日が過ごせることが何より大切です。
アロマテラピーを学んで見たい方は、こちらのページを参考にされてください。
2022/12/16
今年も残り少なくなってきました。
年末年始は、ラシエスタサロンが一年で一番込み合うとき。
お早めに癒し計画を立ててくださいね。
12月31日(土)18時まで営業
1月4日(水)から営業
となります。
よろしくお願いいたします。
2022/12/16
「今年もよく頑張ったね!」「いろいろあって疲れたよね」「頑張りすぎちゃったね」
こんな労いの言葉を自分にかけてあげる季節がやってきましたね。
2022年最後の癒し、【心と体の大掃除】をしましょう。
↓
キレイなお家に福が来るからです。
キレイなお家に福がやってくるなら、きれいな心と体にも福がやってくると思いませんか?
「頑張った!」「頑張りすぎた!」「疲れた!」「癒されたい!」「幸せになりたい!」「愛されたい!」
そんなあなたの叫びを、丸ごと受け止めます。
大切なのは、すっかりきれいに消すことです。
シミ汚れのない、きれいな心と体で新年を迎えましょう。
あなたの来年の運気は、年末の行動にかかっています。
あなたが幸せになりますように。(^^♪
2022/11/29
当サロンのアロマテラピー施術には、頭の先から足の先までトータルに癒すトータルアロマコースと、部分的な施術を行うコースがあります。
ここでは、トータルアロマコースの内容と料金について述べます。
どのような材料を使い、どのような施術をするのか、またその料金は妥当なものなのかをあなたの目で確かめてください。
目次
トータルアロマコースとは、アロマテラピーの施術の中で、頭から全身を通り足の先まで精油を浸透させるリラクゼーションマッサージです。
当サロンはアロマテラピーマッサージを行います。アロマテラピーマッサージとアロママッサージは似て非なるもので、アロマテラピーマッサージはカウンセリングを行い、適切な精油を選び、体質改善やリラクゼーションのために精油を浸透させるものです。
*参考記事
足湯をしながらのカウンセリングで、心や体のことについてカウンセリングして精油を選びます。その後、ボディー、脚、足、腕、デコルテ、ヘッドまたはお顔と個人処方でブレンドしたオイルでマッサージをしていきます。
精油は種類によってかなり値段に差があります。
たとえば「ラグジュアリー癒しプラン」に使うローズオットーは、10mlで16万円します。1滴抽出するのにバラの花50本分が必要です。
ローズに限らずアロマテラピーで使う「精油」は、完全・天然・純粋のものであり、100%天然で、原料植物に農薬などを使っていないオーガニックのものです。
ラシエスタで使用するのは、フランスの蒸留所で蒸留された精油です。フランスでは、医療に使われるため、厳しいフランス政府の管理下に置かれます。
ラグジュアリー癒しプランは、希少価値の高いローズやネロリを使っての施術となりますので、マッサージの料金はお高くなります。また、美とリラクゼーション両方の効果を十分に得られるので、大切な日のご褒美としても人気です。
2022年現在、精油の値段はどんどん上がってきています。ローズオットーは20年前の3倍のお値段がついています。
この原因は、
です。
農薬などを使わないのがアロマテラピーで使う精油の条件なので、栽培が難しく、また野生の植物も減っているからです。
精油は必ず植物油に希釈したブレンドオイルでマッサージをします。希釈するブレンドオイルも、もちろんオーガニックのものでなければなりません。
アロマテラピーで使用するものは、すべてオーガニックであり、人工香料などケミカルなものは一切使いません。
植物油は様々な種類があります。
ホホバ油、セサミ油(太白油)、スィートアーモンド油、グレープシード油など。
ラシエスタで使用するのは、基本的には太白油です。栄養価が高く、アレルギーの原因になることがめったにないため万人向けとの判断からです。
太白油の価格は、ホホバ油などに比べてお手頃なので、施術料金も抑えることができます。
トータルアロマコースでは、フェイシャルマッサージも行います。
フェイシャルマッサージでは、マッサージを行う前に芳香蒸留水でお肌の水分を補給します。その水分補給に使われるのが、ローズウォーターやラベンダーウォーターといった芳香蒸留水です。
この芳香蒸留水は、精油が採れるときに一緒にとれるもので、精油よりはずっと薄いですが植物の薬効成分が溶け込んでいて、肌細胞にしみこみやすく潤いをもたらしてくれます。
精油と同じ天然・完全・純粋のもので、飲用もできますし、お子様にも安心です。
フェイシャルクレイが付いたコースでは、フェイシャルマッサージの後にクレイパックをして、肌のキメを整え透明感を出します。
その時に使うのが、クレイ(粘土)です。
これは岩石が徐々に変化してできるもので、カオリンやモンモリオナイトなどの種類があります。
ラシエスタで使うのは、カオリンです。
カオリンは、粒子が細かくお肌に優しいので、敏感肌の人やアトピー肌にも使っていけます。
特にアトピー肌など肌トラブルのある方は、クレイに豊富に含まれるミネラルが美肌効果を発揮します。
もちろん、ノンケミカルです。
アロマテラピーの特徴として、ケミカルなものは一切使わず、植物も農薬などを使わない栽培ですので、どうしても材料は高くなります。
ラシエスタでは、仕入れ量を多くすることで、コストを抑える努力をしていますが、精油は生ものですので、限界はあります。たくさんのお客様が施術にいらしてくれたり、精油などをご自宅用にご購入されることが、コストカットに役立ちます。
簡単に施術の流れを説明しますと、
という流れです。コースによって、フェイシャルマッサージとヘッドスパの順番が変わります。
この作業は、適切で効果的なアロマブレンドを作るために時間をかけて行います。
また、お客様の嗅覚からお体や心の状態を把握いたします。
それによって、マッサージのスピードや強さを変えていきます。
それらがどのような論理で行われるかは、アロマテラピースクールで学ぶことができます。よろしければリンクを張っておきますので、ご覧ください。
使用する精油を決めてブレンドオイルを作り、それを用いてマッサージをしていきます。
アロマテラピーのマッサージは脊髄神経の通る背中から始めていきます。
背中、脚裏面、脚表面、英国式リフレクソロジー、腕、(ご希望によってはお腹が入ります)、デコルテ。
ボディーが終わると、次にお顔のクレンジングです。
お顔用のブレンドオイルを使ったオイルクレンジングをしてラベンダーウォーターでふき取ります。
肌に負担がかかる石鹸洗顔などは行いません。
水分補給パックをして、お顔のマッサージをしていきます。
お顔にはたくさんの脳神経がありますので、丁寧に神経をほぐしていくことで、身体のゆがみやコリを取り除くことができます。
ヘッドマッサージがついているときは、お顔のマッサージの前に行います。
フェイシャルマッサージと水分パックを2回繰り返すことで、お肌をきれいにし、フェイスラインを整え、神経を休めます。前述したように、希少価値の高いローズやネロリを使います。
フェイシャルマッサージの後に、英国式リフレクソロジーをもう一度行います。強めに行い、身体のゆがみを改善するので、セラピストに体の負担がかかりやすい手技となります。施術後のスッキリ感はピカ一です。
まんべんなく、お体とお顔とヘッドを行います。深い睡眠を得られ、目覚めたときはすっかり気分が軽くなっています。このコースは、睡眠にトラブルを抱えている人に人気のコースです。
以上のことから、アロマテラピーのマッサージは、もみほぐしやアロママッサージよりもお値段は少々高価になります。
ラシエスタのこだわりとして、ケミカルなものは一切使わないことを徹底していますので、このことに価値を感じていただける方にご利用いただければ嬉しく思います。
ただ、どなたにも言えることですが、あなたの大切な体に安価であれ高価であれ、ケミカルなものを使用することは、長いスパンで考えると肌トラブルや神経の障害につながることが考えられます。いわゆるスメルハラスメントなども、ケミカルな香料から発するものです。
人間の本能に直結する匂い、肌から体内に浸透させる成分、感覚的なリラクゼーションをもたらすタッチ、それらが世界最古の両方といわれるアロマテラピーであり、アロマテラピーマッサージです。
トータルアロマコースは、すべてを満足させることのでき、細胞レベルであなたの心と体が喜ぶことでしょう。
現時点での料金は以下です。
料金について、このブログですべてお伝えしましたが、他にご質問がございましたら、お問い合わせください。
2022/11/25
アロマテラピー専門サロンラシエスタでは、アロママッサージの料金の違いやアロマオイルの料金の違いや特徴などを多くのお客様が質問されます。ご自分の大切な体に触れるものですので、料金の中身に関心を持たれるのは当たり前です。納得できる施術をしてほしいと思っていたら当然の質問です。
この記事では、アロマトリートメントに関する料金の違いをお話させていただきます。「施術料金の違いはどこから起こるのか」というとを、使用する材料や技術料や環境要因に分けてお話いたします。
この記事を読むことで、ご予約前に納得して施術を受けることができると思います。
目次
こんにちは。ラシエスタの白鳥志津子です。
私たち専門家が見れば、料金と内容が釣り合っているのかどうかは、各サロンのコースと料金を見ればだいたいのところはわかります。それでも、期待以上のトリートメントだったと得した気分になることもあればその逆もしかり。
客観的公平な観点を心がけて書いていますので、どうぞ参考にされてくださいね。
売値=仕入れ値+人件費+家賃などの固定費+儲け分です。
仕入れ値が高くなれば、施術料金も高くなるのは当然。もちろんサロン側はなるべく材料費を抑えてお安い料金でお客様にサービスを提供しようとしているはず(たぶん)。
ですが、材料費をケチって粗悪なものでトリートメントすることを良しとするかどうかは、経営者の考え方次第なのです。
たとえば、食に対して、安全で健康的なものを食べたければ、無農薬のお野菜や添加物のない調味料を買いますよね。しかし、無農薬で栽培された食材は高価です。それでも良いものを食べたければお値段を出してでも買いませんか?
アロマトリートメントの場合、そのあたりが不透明であることは否めません。一般的なお客様は、とにかく癒されたい一心ですから、そこまで関心を持てないということもあります。
残念ながら、そこに目をつけて粗悪なアロマオイルを使って法外なお値段をとるサロンもあります。
また、アロママッサージとアロマテラピーマッサージ(またはアロマテラピートリートメント)の違いを分かっていないお客様もいらっしゃいます。これは後述する技術料金にもかかわることですが、この二つは全く違います。
確かに私も、アロマテラピーマッサージというのが長いので、略してアロママッサージとしてしまうことがあるので、反省も含めて違いをお伝えします。
まず、アロマテラピートリートメントでは、アロマオイルは使いません。「精油」を使います。エッセンシャルオイルとも言います。
精油は、フランスでは医療に使われることから、厳格に管理されています。
という4つの条件があります。
これ以外は精油(またはエッセンシャルオイル)ではありませんから、アロマテラピートリートメントで使うのは、この定義に則ったもののです。
100%天然で完全で純粋なもの、それが「精油」です。
雑貨屋さんに売られているアロマオイルの中には、農薬を使った植物を蒸留したものや人工的な香りのものもあります。
野菜と同じです。無農薬は高いのです。
この精油を使ってトリートメントすることを「アロマテラピーマッサージ」とか「アロマテラピートリートメント」といいます。
技術的なことは後述します。
ですので、アロマテラピートリートメントとなると料金は高くなります。
実際に10分1000円以下の料金を掲げているところでは、アロママッサージとかアロマオイルマッサージとは書いてありますが、アロマテラピーマッサージとは書いていないはずです。よく読んでマッサージを受けるあなたが賢くなってください。
まとめますと
ということになりますが、高価だからと言ってそのまま信じるのではなく、どのような材料を使っているかをきちんと聞かれることをおすすめします。
また、ベースとなるキャリアオイルもアロマテラピーマッサージでは当然無農薬で無添加のものですが、こちらもサロンに確認をされるといいでしょう。
なお、アロママッサージの場合は、卸売業者からブレンドされているオイルを購入して使うことが多いので、サロン側ではわからない場合が多いです。
技術料金は、トリートメントに対する技術だけではありません。アロマテラピーマッサージの場合は、カウンセリング力やブレンディング技術力も加味されます。
お客様のお悩みを聞き出し、根本的なストレス解消や体質改善に関わることをしますので、その技術料金は高くなります。
その代わり、一時だけの癒しだけでなく生活全般のアドバイザーとしての役割も果たします。熟練した勉強熱心のセラピストは、栄養のサポートや生活習慣のサポートも行うことがあります。
ですが、アロママッサージの場合は、単純にマッサージ技術料金と考えてよいでしょう。
マッサージの技術に長けていますので、「もみほぐしてもらいたい」という方にはおすすめです。
比較的お手頃価格で受けることができます。
また、セラピストは歩合制でやっているところが多いので、お気に入りの人を見つけたら指名したほうが満足できます。
この技術料金は、指名料金も含まれます。サロンのメニューが一律の場合で、スタッフの技術に差があるときは、指名料金で差をつけています。
技術料金に関しては、自信のあるサロンでは高い傾向にあります。
もみほぐしてもらいたいだけなのか、もっと深いセラピーが必要なのかも判断の基準にされるとよいでしょう。
ちなみに、アロマサロンと比べられることが多いエステサロンでは、エステの器械の代金も技術料金に含まれています。
最後に、どんなところでサロンを展開しているかも大きな要因です。
たとえば、駅前の立地条件の良いところでは、当然家賃が高くなりますので、ペイするために高いお値段を設定しています。
駅前で便利なところを利用したいなら、便利さをお金で買うという感覚です。
また、テナントなどで比較的お安めのお値段の場合は、各部屋をカーテンで仕切り、ベッドスペースを狭くして回転率をよくすることで、値段を抑えています。
「駅前で便利だしお安い!」というときは、お隣の人の話し声が大きかったり、人に見られている落ち着かなさの雰囲気の中で施術を受けることもあります。
もし、駅からは遠いけれど、技術も抜群でお値段もあまり高くないところを見つけたら、リピートする価値があると思います。
なぜなら、日々溜まるストレスやお疲れは定期的に通われたほうが健康維持には断然良いからです。
アロマテラピートリートメント料金とアロママッサージの料金の違いをメインにお話してきました。
では「一体相場はどれくらい?」というのが率直な疑問かと思います。
あたりが主流です。
また整体サロンの場合は10分1000円くらいが相場です。整体サロンは、スタッフの技術料金と環境代金となります。
あなたが、どのような施術を受けたいのかによって、選ぶ技術も違うと思いますので、どれを選べばよいかはあなた次第です。
選ぶ指針としては以下のようなことがあげられるかと思います。
アロマテラピーマッサージの場合、適用範囲が広いので、直接サロンに問い合わせるとよいでしょう。
いずれも医療行為ではありませんので、通院している場合や妊娠中の場合は、予約前に確認をとることをおすすめします。
また、アロマテラピーの場合は、ご自宅でのケアも可能です。サロンのケアとご自宅のケアを並行して行うことで、より健康を推進できます。
各経営者の考えに沿ったお値段が設定されていると思います。正直、あなたに合うかどうかはあなたが経験してみないとわからないです。
ご予約前に、口コミレビューは当然ですが、サイトをじっくりみて、どのようなものを使っているかも確認されてみてください。
一番は、あなたが何を希望されるかです。
食を選ぶのと同じように、じっくり選んでください。
最後になりましたが、アロマテラピーで使う「精油」は血中に取り込まれます。良いものを選んでほしいと思います。
2022/11/17
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