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精油は、日本では雑貨扱いとなっているため、誰もが自由に購入し使用することができます。

そのため、精油は安全でいつでもだれでも使ってよいと思われがちです。しかし、使ってはいけない場合や使い方に注意が必要な場合がありますので、今回は精油の安全性を中心にご説明したいと思います。

もくじ

  1. アロマテラピーとは
  2. アロマテラピーの活用
  3. 精油、エッセンシャルオイル、アロマオイルの違い
  4. 精油とは
  5. 精油の安全性
  6. 精油の毒性
  7. 危険な精油
  8. まとめ

1.アロマテラピーとは

アロマテラピーとは芳香療法のことです。

アロマテラピーは世界最古の治療法と言われ、フランス人が作った造語です。

人間の治癒力を利用し、自然の力を使った治療法です。

香りは、人間が健康や生きていくために必要な物を司る大切な物の一つと考えられています。

2.アロマテラピーの活用

アロマテラピーは、民間療法として香りを使う事で精神面身体面の治療効果をあげてきました。

特にフランスでは家庭で予防医学として使われています。これをファミリーアロマテラピーと言います。外国では広く根付いて利用されています。

近年、日本でも、大学の薬学部などでアロマテラピーを学ぶ授業があったり、植物から精油を抽出する実験があったり、専門的な研究が増えてきているそうです。

3.精油、エッセンシャルオイル、アロマオイルの違い

皆さんがショップで購入する際に、精油、エッセンシャルオイル、アロマオイルという言葉を目にすることがあると思います。ここでは、これらの違いについて説明致します。

まず、精油とエッセンシャルオイルは同じものです。

精油=日本語、エッセンシャルオイル=英語、単に呼び名だけの違いです。

次に、アロマオイルとは、人の手が加えられた人工的なオイルの事を指しています。フレグランスオイルやポプリオイルと呼ばれることもあります。

人工的と言うのは、精油にアルコールや人工香料など他の材料が加えられたものの事であり、当然100%天然ではありません。

アロマオイルは比較的安価で手に入ることが多いですが、効果は薄い可能性があります。

4.精油(エッセンシャルオイル)とは

植物から抽出した香りは植物ホルモンと言われ、植物を成り立たせている本質なのです。

この香りこそが、ESSENTIAL OIL(精油)と呼ばれているものです。

精油は以下の条件を満たしているものです。

  1. 水蒸気蒸留法で抽出したもの
  2. 圧搾法で抽出したもの
  3. 成分を加えない
  4. 成分を抜き出さない

つまり、100%天然であるという事です。

5.精油の安全性

精油は非常に濃縮されているものです。

大量の精油を毎日連用するなど極端な使い方をしなければ大きな問題は起きませんが、適切な量を適切に使用することが肝要です。

以下は一般的な精油の注意事項です。

  • 飲まないでください
  • 原液をお肌につけないでください
  • アレルギーテスト、パッチテストをして下さい
  • 保管場所と使用期限に気をつけましょう
  • 精油は薬ではありません
  • 通院中、投薬中の方は医師又は専門家に相談してから使用してください
  • 妊娠中は専門家に相談してから使用してください
  • 乳幼児やお子さんは、極力使用を避けて下さい。または濃度を低くして使用してください

 

 

6.精油の毒性

効果があるゆえに毒性があります。

【用量】

植物は自分を守るために必ず毒を持っています。毒物学上では、毒性は全て容量に依存します。

例えば、リンゴの種を大量に食べる、生キャベツを80個食べる、コーヒーを150杯、これらを一度に取ると、致死に至ることがあります。(どれも現実的ではありませんが)

【皮膚感作作用】

アレルゲンと言うものは微量でもアレルギー反応を引き起こします。

例えば、シナモンの皮からとった精油は皮膚アレルギーを起こさせる危険性が高いです。

【妊娠】

サビンは流産を引き起こす可能性があります。胎児への影響も十分考えられます。特に摂取の方法によっては、妊娠時期により危険度合いが高まりますので、使用しません。

全ての精油成分は、胎盤に多く吸収されます。胎児は、母体が吸収した成分に対して解毒能力を持たないという事です。

【発癌性】

いくつかの精油において調べられた結果、精油成分のサフロールとジヒドロサフロールには肝臓腫瘍の発生に関与することがわかっています。そのためサフロールを含むサッサフラスはアロマテラピーには使用しません。

また、バジルは多量に使用すると発癌性が生じる可能性が高いです。料理に使用する程度では問題ありません。

【光毒性】

ベルガモットは発癌性と光毒性を両方持っています。その危険性は12時間以内に紫外線に肌をさらすことによっておきます。

【経口摂取】

経口投与は経皮投与より約10倍中毒症状を起こしやすいです。

ローズマリーを経口摂取した場合、てんかんの発作を起こす危険性があります。

 

7.危険な精油

【治療に使ってはいけない精油】

ビターアーモンド、カンファー、マスタード、シナモン皮、ウインターグリーン、クローブ(花芽・葉)、ヨモギ、ショウブ、サビン、サッサフラス、ツーヤ

【高血圧に使用しない精油】

ローズマリー、タイム、ヒソップ、カンファー、セージ

【光毒性があると言われる一般的な精油】

レモン、ベルガモット、ライム、レモンバーベナ、オレンジ、アンジェリカ、グレープフルーツ

【毒性の精油】

アニス、セージ

【刺激的精油】

沐浴においては皮膚を刺激するので、植物油などで希釈して使用する。

ティートリー(原液でも使える精油ですが、皮膚の弱い部分には注意)、タイム、レモン、ペパーミント、レモングラス、メリッサ、バジル

※文献により禁忌事項にばらつきがある為、敏感肌や疾患のある方また妊娠中やお子様の使用は専門家に相談してから使用することをおすすめ致します。

8.まとめ

精油を用いたアロマテラピーは、人々の暮らしを豊かにしてくれる素晴らしいものです。

しかし、正しい使い方をしなければ身体に毒となってしまう可能性もあります。

使い方さえ間違えなければ、過度に怖がる必要はありませんが、正しい知識と使用方法を身に着け、アロマテラピー日々の生活に取り入れ、香りのある生活を楽しんでください。

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