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アロマテラピーのマッサージ効果 ストレス解消とリラクゼーション

日々のストレスや疲れにアロマテラピーのマッサージ効果で癒しの時間を作りましょう!

「アロマテラピーのマッサージは、どのように効果が得られるのですか?」このような質問にお答えする記事になります。

アロマテラピーのマッサージがもたらすストレス解消とリラクゼーションの鍵をご紹介します。

アロマテラピーとマッサージの基礎知識から始めて、アロマオイルの選び方や具体的な症状へのアプローチまで、詳細な情報を提供します。また、注意点や安全性についても解説します。

アロマテラピーのマッサージ効果を活かして、心と体のバランスを整えてください。

 

目次

  1. アロマテラピーとマッサージの基礎知識
    • アロマテラピーとは
    • マッサージの効果
    • アロマテラピーとマッサージの組み合わせのメリット
  2. アロマテラピーのマッサージ効果とメリット
    • ストレス解消とリラクゼーション
    • 心身のリフレッシュ
    • 睡眠の改善とリラックス効果
  3. アロマオイルの選び方と使用方法
    • オイルの種類と特性
    • 適切なブレンド方法
    • マッサージの手法とポイント
  4. 具体的な症状へのアロマテラピーのアプローチ
    • 頭痛や筋肉痛への効果
    • ストレスや不安への対処法
    • リラックス効果と心の安定
  5. アロマテラピーのマッサージの注意点と安全性
    • アレルギー反応の予防策
    • 妊娠中や特定の疾患を抱える人への注意事項
    • 専門家のアドバイスと適切な使用法

アロマテラピーとマッサージの基礎知識

アロマテラピーとは

アロマテラピーとは、植物や果実から抽出した100%天然・完全・純粋のエッセンシャルオイル(精油)を用いて、健康や美容に役立てるものです。

嗅覚による刺激と皮膚吸収により、不快症状の緩和や健康維持増進に役立ちます。

他の言い方でいえば、精油を使い分けて、心と体を健やかに保ち、健康を促す芳香療法です。


*詳しくは、

「アロマスクールガイド」>アロマテラピーの基礎知識:定義、歴史、効果、科学的根拠

をご覧ください。


 

マッサージの効果

マッサージは、体に触れる手技によって行われるリラクゼーションの手法です。

その効果は多岐にわたります。

  1. 筋肉の緊張を緩和し、血液やリンパの循環を促進します。これにより、体内の老廃物の排出や酸素の供給が改善され、新陳代謝が活発化します。
  2. マッサージは神経系にも良い影響を与えます。ストレスホルモンの分泌を抑え、リラックス状態へ導くことで、心身の緊張を解き放ちます。
  3. さらに、マッサージは心理的な効果ももたらします。触れられることで安心感や癒しを感じることができ、心のバランスを整える効果があります。

マッサージの効果を最大限に活かすためには、適切な手技や圧力、オイルの使用が重要です。正しい方法で行われるマッサージは、心身の健康とリラクゼーションに大きな効果をもたらすことができます。

 

アロマテラピーとマッサージの組み合わせのメリット

私のサロンでは、アロマテラピーとマッサージを組み合わせた施術を提供しています。

私自身、25年以上のアロマセラピストとしての経験からも、この組み合わせがどれだけ効果的であるかを実感してきました。

私の施術では、クライアントの心身のバランスを整えることを最優先に考えています。アロマテラピーの香りとマッサージの触れる手技が融合することで、クライアントは穏やかな癒しの空間に包まれます。

日常の小さなストレスや疲れだけでなく、修復に大きなエネルギーを必要とする症状に対しても、アロマテラピーとマッサージの組み合わせは非常に有益な効果をもたらします。

私のサロンでは、一人ひとりの状態やニーズに合わせたカスタマイズされた施術を提供しています。

丁寧なカウンセリングを通じて、クライアントのお悩みや目標を把握し、最適なアロマオイルとマッサージテクニックを選定します。アロマテラピーの香りが心地よく漂う空間で、クライアントはリラックスし、心身の緊張を解き放つことができます。


*詳しいサロン情報は、こちらからご覧いただけます。

≫アロマトリートメントのご案内


 

アロマテラピーのマッサージ効果とメリット

ストレス解消とリラクゼーション

アロマテラピーのマッサージは、日々のストレスや緊張を解消し、深いリラックス状態を促す効果があります。

  1. アロマオイルの香りが鼻を通り、脳に作用することで、感情や気分に直接働きかけます。
  2. ストレスホルモンの分泌を抑え、リラックスをサポートします。

マッサージ自体も、疲れた筋肉をほぐし、血液循環を改善することで、体の緊張を解きほぐします。さらに、触れられることによる心地よさや安心感も、ストレス解消に寄与します。

マッサージ中に発せられるゆったりとした音楽や環境の静寂も、心のリラックスを促す要素となります。

アロマテラピーとマッサージの組み合わせは、その相乗効果によって、ストレスの軽減や心身の緊張解消に大きく寄与します。

施術中、アロマの香りとマッサージの手技が調和し、クライアントは心地よい空間に身を委ねることができます。

その結果、心が安らぎ、体がリラックスし、日常のストレスから解放されるのです。

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心身のリフレッシュ

アロマテラピーのマッサージは、2つの要因で心身のリフレッシュにも効果的です。

  • アロマオイルの香りが感情や気分に働きかけ、心をリフレッシュさせます。
  • 同時に、マッサージによって血液循環が促進され、新鮮な酸素や栄養が全身に行き渡ります。

これにより、疲れた身体が活力を取り戻し、心身ともにリフレッシュされるのです。

アロマテラピーのマッサージは、日常の疲れや倦怠感から解放され、心身の活力を回復させるための効果的な手段です。

施術中に内臓が活発に動き出してくるのがわかります!

 

睡眠の改善とリラックス効果

アロマテラピーのマッサージは、睡眠の改善とリラックス効果に大いに貢献します。

特定のアロマオイルには、リラックスや睡眠の質を高める効果があります。その香りを楽しみながら受けるマッサージは、心身を緩め、心地よい眠りに導いてくれます。

マッサージ中に行われるゆったりとした手技は、疲れた筋肉を解し、血行を促進します。これにより、日中の疲れやストレスが軽減され、良質な睡眠へと導かれます。

前述したように、アロマテラピーの香りが脳に直接働きかけることで、リラックスホルモンの分泌が促進されます。心地よい香りと共に、緊張や不安が和らぎ、心が穏やかな状態へと導かれます。

また、アロマテラピーのマッサージは、ストレスホルモンの分泌を抑え、リラックス状態を持続させます。心身がリラックスすることで、快眠のサイクルが整い、より深く質の高い眠りを得ることができるのです。

 


私のサロンでは、睡眠の改善とリラックス効果を重視したアロマテラピーのマッサージを提供しています。お客様一人ひとりの状態や目標に合わせた施術を行い、心と体のリフレッシュをサポートします。ぜひ、私たちの施術を体験し、質の高い睡眠と深いリラックスを実感してください。

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アロマオイルの選び方と使用方法

オイルの種類と特性

アロマテラピーのマッサージを行う際には、適切なアロマオイルの選び方と使用方法が重要です。

 


*ここで一つお伝えしてきたい注意事項があります。本記事では、「アロマオイル」と表記していますが、正しくは「精油」または「エッセンシャルオイル」です。一般の皆さんがわかりやすいように「アロマオイル」と表記させていただきました。


 

まず、オイルの種類と特性を理解することから始めましょう。さまざまなアロマオイルがあり、それぞれに独特の香りと特性があります。

たとえば、ラベンダーやカモミールのような花の香りはリラックス効果があり、ユーカリやティーツリーのようなハーブの香りは清潔感やリフレッシュ効果があります。自分やクライアントの目的や好みに合わせて、適切なオイルを選びましょう。

 

適切なブレンド方法

オイルの選択後は、適切なブレンド方法を実践しましょう。

オイル同士の相性や濃度を考慮しながら、香りや効果を引き出すために適切なブレンドを行います。

オイルの種類や個々の特性を理解し、バランスの取れたブレンドを作り出すことが大切です。プロフェッショナルなアロマセラピストのアドバイスを受けることもおすすめです。

オイルのブレンドは、訓練を受けたアロマセラピストであれば、あなたにとって最適なブレンドを考えてくれます。

ブレンドをするには、香りのバランスはもちろんですが、投与するクライアントの心や身体のことも知らないといけません。そのためにアロマテラピーを学ぶときには、解剖生理学や脳や神経の働き、ストレスについても学ぶのです。

 


アロマテラピースクールのご案内は、こちらからもご覧いただけます。

≫アロマテラピーマスターへの道


 

マッサージの手法とポイント

マッサージの手法とポイントは、効果的な施術の要となります。

適切な圧やリズムを持った手技によって、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進します。

また、特定のポイントやエネルギーラインに焦点を当てることで、身体全体の調和を促進します。

マッサージの手法やポイントについての正しい知識を身につけることで、クライアントに最適な効果を提供できるでしょう。

 

私のサロンでは、アロマオイルの選び方と使用方法、適切なブレンド方法、マッサージの手法とポイントについての専門知識を持つセラピストがお客様のニーズに合わせた施術を行います。

ぜひ、私たちの施術を通じて、効果的なアロマテラピーのマッサージ体験をお楽しみください。

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具体的な症状へのアロマテラピーのアプローチ

  1. 「アロマテラピーのマッサージは、頭痛や筋肉痛に効果がありますか?」
  2. 「アロマテラピーのマッサージは、不安やうつ症状に効果があるのでしょうか?」

このような質問を受けることがありますので、3つほど症例を交えてお話ししたいと思います。

 

頭痛や筋肉痛への効果

アロマテラピーは、頭痛や筋肉痛などの身体的な症状にも効果的なアプローチができます。

たとえば、ラベンダーやペパーミントのようなオイルは頭痛の緩和に役立ち、筋肉痛にはローズマリーやユーカリのようなオイルが効果的です。

これらのオイルを適切にブレンドし、マッサージや局所的な塗布を行うことで、症状の軽減や緩和を図ることができます。

アスリートのための「スポーツアロマテラピーマッサージ」も認知されてきました。

 

ストレスや不安への対処法

アロマテラピーは、ストレスや不安に対処するための有効な手段です。

特定のオイル、たとえばラベンダーやカモミールはリラックス効果があり、気分を落ち着かせることができます。

アロマディフューザーで香りを広げるだけでなく、マッサージや入浴時にオイルを使用することで、心身の緊張を緩和し、ストレスや不安を軽減することができます。

昨今、不安や緊張を抱えている人がとても多くなっていて、うつ病は、100人のうち6人という高い頻度で発症しています。(厚生労働省データ)

アロマテラピーのマッサージにより、うつ病の発症を防げるのではないかと考えています。

 

リラックス効果と心の安定

アロマテラピーには、リラックス効果と心の安定に寄与する力があります。

たとえば、ベルガモットやサンダルウッドのようなオイルは、心を落ち着かせる効果があります。これらのオイルを使ったアロママッサージやディフューザーの使用は、心の安定を促し、リラックスした状態を作り出すことができます。

リラックスするというのはとても大事な要素です。

リラックスした心身があるから、血液循環やリンパの循環が良くなり、神経の流動がスムーズになるのです!リラックスを軽視してはいけません!

 

アロマテラピーのマッサージの注意点と安全性

アロマテラピーのマッサージを行う際には、いくつかの注意点と安全性に留意する必要があります。特に以下のポイントに気を付けることで、安全かつ効果的な施術を行うことができます。

アレルギー反応の予防策

アロマテラピーに使用するオイルは濃縮された植物のエッセンスですので、一部の人にはアレルギー反応を引き起こす可能性があります。

施術前にクライアントのアレルギーの有無を確認し、特に過去にアロマオイルに対してアレルギーがある場合は注意してください。施術前にパッチテストを行い、アレルギー反応のリスクを最小限に抑えることをしてください。

 

妊娠中や特定の疾患を抱える人への注意事項

妊娠中の方や特定の疾患を抱える方には、アロマテラピーの使用について特別な注意が必要です。

妊娠中の方は、特定のオイルやマッサージ技法が胎児に影響を及ぼす可能性があるため、医師や専門家のアドバイスを受けることが重要です。また、特定の疾患を抱える方も同様に、医師との相談を行い、適切な施術内容や使用するオイルの選択に注意を払いましょう。

アロマオイルは気軽に購入できますが、正しい知識を持った販売者やセラピストが少ないため、トラブルが多くなっているのも事実です。

 

専門家のアドバイスと適切な使用法

アロマテラピーのマッサージは専門的な知識と技術を要するため、施術者は十分な訓練を受けた専門家であることが重要です。施術者はクライアントの状態やニーズを評価し、適切なオイルや手法を選択する能力が求められます。また、自己流でのアロマテラピーの使用はリスクが伴う場合があるため、アドバイスや指導を受けることをおすすめします。

 


私のサロンでは、アロマテラピーのマッサージを安全かつ効果的に行うために、クライアントの健康状態やアレルギーの有無を詳しくヒアリングし、個別のニーズに合わせた施術を提供しています。

専門的な知識と経験を持つアロマセラピストがお客様の安全性を最優先に考え、適切なオイルの選択や施術方法の調整を行います。

また、アロマテラピーのマッサージを受ける際には、自己管理も重要です。

施術前に健康状態に変化がある場合やアレルギー症状が現れた場合は、速やかに施術者に報告しましょう。また、施術後も適切なアフターケアや指示に従い、自身の健康状態を管理することが重要です。

アロマテラピーのマッサージは心と体の調和を促す素晴らしい手法ですが、適切な知識や注意が必要です。私たちはお客様の安全を最優先に考え、専門的な知識と経験を活かした施術を提供しています。ぜひ、私たちのサロンで安心してアロマテラピーのマッサージを受けてみてください。

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専門のアロマセラピストになるための学びの場もご用意しています。

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まとめ

アロマテラピーのマッサージは、心身のリラクゼーションやストレス解消に効果的な方法です。

アロマオイルの香りとマッサージの手技が組み合わさることで、心の安定や心身のリフレッシュをもたらします。

さらに、アロマテラピーは個々の症状やニーズに合わせてアプローチすることができ、頭痛や筋肉痛、ストレスや不安などにも効果を発揮します。

ただし、アロマテラピーの使用には注意が必要であり、アレルギー反応や妊娠中の方への注意事項に留意する必要があります。専門家のアドバイスを受けながら、適切な使用法と安全性を確保しましょう。

私たちのサロンでは、経験豊富なアロマセラピストが最高の施術を提供し、お客様の心と体のバランスを整えるお手伝いをいたします。アロマテラピーのマッサージで日常のストレスから解放され、心身の健康を取り戻してください。

この記事を書いた人

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

「アロマスクール」でアロマテラピーを学び、知識を深めたい方にとって、正しい情報と質の高い教育は不可欠です。

当記事では、アロマテラピーの基礎から専門的な技術まで、包括的な情報を提供していきたいと思います。

  • アロマテラピーの効果
  • 精油の選び方
  • 施術技術や応用方法
  • 健康やウェルネスへの効果

など、幅広いトピックにわたって解説します。

また、アロマスクールの選び方やカリキュラムの概要、認定資格の重要性にも触れます。

専門的な信頼性のある情報で、アロマスクールへの関心やニーズに応えることを目指しています。

アロマテラピーの世界に足を踏み入れ、質の高い教育を受けるために、ぜひこの記事をお読みください。

アロマスクールガイド

目次

  • アロマテラピーの基礎知識:定義、歴史、効果、科学的根拠
  • アロマスクールの選び方とカリキュラムの概要
  • アロマテラピーの基本的な精油の種類と特徴
  • アロマテラピーの施術技術と応用方法
  • アロマテラピーと健康・ウエルネスの関係
  • アロマテラピーの応用と専門的な知識
  • アロマスクールでの学び
  • 終わりに

アロマテラピーの基礎知識:定義、歴史、効果、科学的根拠

アロマテラピーの基礎知識

アロマテラピーは、古くから使われてきた自然療法であり、現代の健康やウェルネスにも広く利用されています。

この章では、アロマテラピーの基礎知識について解説します。

まず、アロマテラピーの定義とその歴史について探ります。さらに、アロマテラピーがもたらす効果やそのメカニズムについても詳しく説明します。さらに、科学的根拠に基づいたアロマテラピーの実証された効果についても紹介します。

アロマテラピーの基礎を理解することで、その素晴らしい世界に一歩踏み入れる準備ができるでしょう。

 

≫ラシエスタアロマスクールについては、こちらをご覧ください。

 

アロマテラピーの定義

アロマテラピーは、植物から抽出された精油を使用して心身の健康を促進する自然療法です。植物の花、葉、茎、樹皮、果実などから抽出される精油は、豊かな香りや生理活性成分を含んでいます。

アロマテラピーは、香りや成分が持つ特定の効果を活用して、リラクゼーション、ストレス軽減、心身のバランス改善、免疫力の向上などを目指します。精油はさまざまな方法で使用され、ディフューザーやマッサージ、入浴、蒸留、吸入などの手段を通じて効果を発揮します。

アロマテラピーの範囲は広く、身体的な健康から心理的な健康まで幅広い領域にわたります。身体的な面では、筋肉の緊張緩和、炎症の緩和、血行促進、免疫システムの強化などに対して効果が期待されています。心理的な面では、ストレスや不安の緩和、リラクゼーション、気分の改善、睡眠の促進などに効果があります。

アロマテラピーは個々の状況やニーズに合わせてカスタマイズすることも可能です。各精油の特性や相互作用を理解し、適切な方法で使用することが重要です。また、安全性にも留意し、適切な使用方法や濃度を守ることが必要です。

 

アロマテラピーの歴史

アロマテラピーの歴史は、古代までさかのぼります。

古代

エジプトや中国、インドなど古代文明では香りのある植物や精油が宗教や医療に使用され、香りの力が重視されました。

中世

イスラム文化圏では医療や香りの楽しみとしてアロマテラピーが広まり、医学書に詳細な記述がありました。

近代

19世紀にフランスの化学者ルネ・モーリスガットフォセが精油の研究を行い、アロマテラピーの基礎を築きました。

現代: 20世紀以降、アロマテラピーは科学的な研究や実践により発展し、広く認知されるようになりました。

現代のアロマテラピーでは、科学的な研究や安全性の基準が重視され、伝統的な知識と現代のアプローチが組み合わされています。

 

アロマテラピーの効果とメカニズム

身体への効果

アロマテラピーは鎮静効果やリラクゼーション、痛みの緩和など、身体的な効果をもたらすことがあります。ある特定の精油には、神経系に影響を与え鎮静効果をもたらします。これにより、不安や緊張の軽減、心拍数や血圧の低下が促されます。

心理への効果

アロマテラピーはストレス軽減や気分の改善、睡眠の促進など、心理的な効果をもたらすことがあります。

たとえば、柑橘系の精油やローズ精油などの香りは、気分を明るくする効果があります。これにより、抑うつ状態や不安感の緩和、ポジティブな気持ちの促進が期待できます。

メカニズム

精油の成分の吸収は2つあります。アロマテラピーでは、皮膚からの吸収や嗅覚による吸入が主な経路となります。

膚からの吸収では、精油の成分が皮膚の表面に存在する脂質層を通過し、血液循環に吸収されます。この経路を通じて、成分は体内に広がり、身体の機能や生理的な反応に影響を与えることがあります。

また、嗅覚による吸入では、香りの分子が鼻腔に入り、嗅神経を刺激します。嗅神経は脳の嗅球とつながっており、香りの情報が脳に伝わります。脳内では神経伝達物質の放出や神経回路の活性化が起こり、心理的な効果や感情の調整が行われます。

 

精油の成分は個々に特有の効果を持っており、その効果は人によって異なることがあります。アロマテラピーの効果とメカニズムは科学的に研究されており、個人の体験も重要な要素です。

 

アロマテラピーの科学的根拠

アロマテラピーに関する科学的な研究が行われています。

これらの研究では、精油の成分や効果について詳細な分析が行われ、アロマテラピーの効果や安全性に関する情報が得られています。

例えば、特定の精油が抗菌作用を持つことや、リラクゼーション効果があることなどが科学的に検証されています。

 

アロマスクールの選び方とカリキュラムの概要

アロマスクールの選び方とカリキュラムの概要

次にアロマスクールの選び方とカリキュラムの概要についてまとめます。

アロマスクールの選び方とポイント

アロマテラピーの分野で信頼性の高い認定を持つスクールを選ぶことが重要です。口コミや評判を参考にすることも役立ちます。

アロマスクールを選ぶ際には、自分の目的や学びたい内容に合わせてスクールを比較し、教育内容や評判を調査することが重要です。アロマスクールで学ぶことで、アロマテラピーの知識と技術を習得し、自身のキャリアや健康に役立てることができます。

 

カリキュラムとカバー範囲

スクールのカリキュラムを確認し、学びたい内容や技術がカバーされているかをチェックしましょう。基礎知識、精油の使用方法、ブレンド技術、セラピストとしての実践など、自分の目標に合ったカリキュラムが提供されているかを確認します。

アロマテラピーの範囲は非常に広く、ある特定の分野に特化したスクールも多く見られます。

講師の経験と知識

スクールの講師が経験豊富で資格を持ち、専門知識を持っているかを確認しましょう。講師の経歴や実務経験、専門的な知識の習得方法などを調べることで信頼性を判断できます。

施設と設備

スクールの施設や設備が整っているかを確認しましょう。実習や実践を行うために必要な設備や材料が適切に備わっているかを確認します。

 

アロマスクールで学べる技術やスキルの概要

アロマテラピーの基礎知識

植物の精油やエッセンシャルオイルの説明や効果、使用方法などの基礎的な知識を学びます。

ブレンド技術

精油の配合やブレンド技術を学び、特定の目的に合わせた効果的なブレンドを作成するスキルを習得します。

応用技術

アロマテラピーの応用技術として、マッサージやボディトリートメント、フェイシャルケアなどの実践的なスキルを学びます。

セラピストとしての実践

クライアントとのコミュニケーション技術やカウンセリングの方法、セラピーのセッションの進行方法など、セラピストとしての実践に必要なスキルを学びます。

解剖学と生理学

アロマテラピーにおいて身体の構造や生理的な反応を理解するための基礎的な知識を学びます。

安全性と倫理

精油の使用における安全性や適切な使用法、倫理的な観点について学びます。

ビジネススキル

アロマテラピーやセルフケアの提供に関するビジネススキルやマーケティングの知識を学び、独立したり、専門家としてのキャリアを築くための準備をします。

 

 

アロマテラピーの基本的な精油の種類と特徴

アロマテラピーの基本的な精油の種類と特徴

アロマテラピーの基本的な精油の種類と特徴について以下にまとめます。

一般的な精油の種類とその効果

ここでは、簡単な効果をお伝えします。精油の効能は多岐にわたっていますので、スクールに入られてからじっくり学んでください。

ラベンダー

鎮静作用やリラクゼーション効果があり、ストレスや不安の緩和に役立ちます。

ティートリー

抗菌作用や抗炎症作用があり、皮膚トラブルや感染予防に効果的です。

レモン

活性化やリフレッシュ効果があり、気分の改善や消化促進に使われます。

ローズマリー

集中力や記憶力の向上に効果的であり、疲労回復や頭痛の軽減に使われます。

 

精油の品質管理と選び方のポイント

100%純粋な精油

精油は純粋な植物から抽出されるべきです。製品には100%純粋な精油であることを表示しているか確認しましょう。

有機栽培

有機栽培された植物から抽出された精油は農薬や化学物質の残留が少なく、品質が高いです。

抽出方法

抽出方法によって精油の特性が異なる場合があります。蒸留法や圧搾法など、抽出方法に注目しましょう。

 

アロマテラピーにおける精油の安全性と注意点

適切な希釈

精油は高濃度で使用すると肌刺激やアレルギー反応を引き起こす場合があります。適切な希釈率を守り、キャリアオイルなどで希釈して使用しましょう。

個別の注意点

一部の精油は特定の状態や薬との併用時に注意が必要です。妊娠中や特定の疾患を抱えている場合は、専門家と相談して使用しましょう。

質の高い精油

質の高い精油を選ぶことが大切です。粗悪なものも出回っていますので、信頼のおけるショップで購入しましょう。

アロマテラピーにおける精油の種類と選び方には注意が必要です。品質管理や安全性に気を配り、適切な使用法を守ることで、効果的かつ安全なアロマテラピーの実践が可能となります。専門家の助言や情報源を活用しながら、自身に合った精油を選びましょう。

 

 

アロマテラピーの施術技術と応用方法

アロマテラピーの施術技術と応用方法

アロママッサージの基本的な手法と手技

スウェディッシュマッサージ

基本的なマッサージ手法で、筋肉の緊張緩和や血行促進を目的とします。アロマオイルを使用しながら施術を行います。

リンパドレナージュ

リンパ液の流れを促進する手法で、浮腫や老廃物の排出を助けます。軽い圧やリズムを用いて施術します。

アロマトリートメント

リラクゼーションを目的とした手技で、アロマオイルを使用しながら全身や特定の部位に優しくマッサージを行います。

 

アロマテラピーのボディトリートメント法とアプリケーション方法

ボディパック

精油を含んだパック剤を使用し、肌に栄養や保湿効果を与えます。

コンプレス

温めたまたは冷却したタオルに精油を加えて施術部位に適用し、筋肉の緊張を緩和したり炎症を抑えたりします。

 

アロマテラピーを活用した特定の健康課題へのアプローチ

ストレス管理

ラベンダーやベルガモットなどの精油を使用し、リラクゼーションやストレス軽減を促します。

睡眠の改善

カモミールやマジョラムなどの精油を使用し、リラックスや睡眠の質を向上させます。

痛みの軽減

ユーカリやペパーミントなどの精油を使用し、痛みの軽減や筋肉の緩和をサポートします。

 

アロマテラピーの施術技術と応用方法は、マッサージやボディトリートメントを通じて心身の健康とリラクゼーションを促進するための手法です。専門的な知識と技術を身につけることで、個人的な処方によってご自身やクライアントの健康と美容を回復・維持することができます。

 

 

アロマテラピーと健康・ウェルネスの関係

アロマテラピーと健康・ウエルネスの関係

アロマテラピーとストレス管理の関連性と効果的なアプローチ

アロマテラピーは、香りを通じてリラクゼーションやストレス軽減を促す効果があります。ラベンダーやベルガモットなどの精油は特にストレス緩和に効果的です。

アロマディフューザーやアロママッサージによる精油の使用、入浴時のアロマバスなどが効果的なアプローチとして挙げられます。自宅でのアロマテラピーの実践や専門家のアロマセラピストによる施術も選択肢となります。

 

アロマテラピーと睡眠の改善への応用方法

  • アロマテラピーはリラックス効果があり、睡眠の質を向上させるのに役立ちます。カモミールやラベンダーなどの精油が睡眠促進に効果的です。
  • ディフューザーや枕に精油を垂らす、アロマテラピー用のミストスプレーを枕や寝具に使用するなど、就寝前のアロマ環境を整えることが重要です。

アロマテラピーと免疫システムのサポート

  • アロマテラピーには免疫システムをサポートする効果があります。ティートリー、ユーカリ、オレガノなどの抗菌・抗ウイルス作用を持つ精油が免疫力向上に役立ちます。
  • アロマディフューザーを使用して空気中に精油を拡散させたり、アロママッサージや入浴時に免疫サポートの精油を使用することで効果を得ることができます。

アロマテラピーはストレス管理、睡眠の改善、免疫システムのサポートなど、健康とウェルネスに多様な効果をもたらす自然療法の一つです。適切な精油の選択と使用方法を守りながら、個人のニーズや目的に合わせてアロマテラピーを活用することが重要です。

アロマテラピーの応用と専門的な知識

アロマテラピーの応用と専門的な知識

1.アロマテラピーの専門知識や高度な技術の学習

アロマテラピーを専門的に学ぶ場合、アロマテラピースクールで学ぶことがおすすめです。精油の成分や効能、使用法、安全性などの専門知識を習得することができます。

また、アロマテラピーの専門家としての技術を磨くためには、マッサージ技術やブレンド技術、ディフューザーの使い方など、実践的なトレーニングが必要になってきます。

 

2.アロマテラピーと美容ケアの組み合わせ

アロマテラピーは美容ケアにも広く活用されます。様々な精油が肌のトーン改善、保湿、シミ・シワの軽減などに効果的です。

スキンケア製品やヘアケア製品にアロマテラピーの成分を取り入れたり、アロマフェイシャルやアロママッサージを受けることで、肌や髪に良い影響を与えることができます。

アロマスクールで専門的な知識を学ぶと、スキンケアへの応用が可能になってきます。

 

3.アロマテラピーの応用方法と特定のニーズに対するカスタムブレンドの作成

アロマテラピーは個々のニーズや状況に合わせてカスタムブレンドを作成することができます。

たとえば、ストレス緩和、集中力向上、免疫サポートなどの特定の目的に対して、適切な精油を組み合わせてブレンドすることが可能です。

専門的な知識と経験が必要になってきます。

アロマテラピーの応用は個人のニーズや目的に合わせて多様な方法で行われます。専門的な知識や技術を習得することで、より効果的かつ安全なアロマテラピーの実践が可能となります。家庭内でホームケアに利用したり、プロの技術者として多くのクライアントに提供することもできます。

 

4.アロマテラピーの応用と心理的なニーズへのアプローチ

アロマテラピーは心理的なニーズにも効果的です。

  • 不安緩和
  • 気分の安定
  • リラクゼーションなど

精油の香りが心理的な健康にポジティブな影響を与えることが知られています。

アロマディフューザーで香りを拡散させる、アロマネックレスやアロマブレスレットを使用する、アロマバスを楽しむなど、香りを取り入れた日常的な活動によって心理的なニーズに対処することができます。

 

5.アロマテラピーの専門的な応用と病院や医療施設での活用

アロマテラピーは病院や医療施設でも広く活用されています。手術前や手術後のリラクゼーション、緩和ケア、ストレス軽減など、医療現場でのアロマテラピーの応用は様々です。

医療従事者やアロマセラピストは、適切な精油の選択と使用方法を通じて、患者のケアに役立つアロマテラピーの応用を提供します。

アロマテラピーの応用は個人の健康やウェルビーングに寄与するだけでなく、専門家としての活動範囲も広がっています。正しい知識と技術を持つことで、個人のニーズに合わせたアロマテラピーの提供や、医療現場での応用など、より幅広い領域での活動が可能となります。

 

アロマスクールでの学び

アロマスクールでの学び

アロマスクールでの学びのメリット

アロマスクールでは、アロマテラピーに関する基礎知識や専門的な技術を習得します。正しい知識や技術を学ぶことで、アロマテラピーを安全かつ効果的に実践することができます。

また、アロマテラピーの専門家としてのキャリアを積むことができます。アロマスクールで学ぶことは、信頼性と専門性を高め、将来の仕事やビジネスの機会を広げることにつながるでしょう。

さらに、アロマスクールでの学びは、自己成長やキャリアの発展につながります。専門知識を身につけることで、クライアントや顧客へのサービスの質を高めることができます。また、独立開業や他の専門家との連携など、様々なキャリアチャンスを追求することも可能です。

 

アロマテラピーの認定資格とその価値

  • アロマテラピーの認定資格は、学校や資格機関から取得することができます。これは、アロマテラピーの専門家としてのスキルや知識を証明するものです。
  • 認定資格を持つことは、信頼性と信用性を高めるだけでなく、就職や独立開業などのキャリアにおいて競争力を持つことができます。認定資格は、顧客やクライアントに対して信頼を築くための重要な要素となります。

アロマスクールの認定プログラムと資格取得の手続き

  • アロマスクールでは、認定プログラムが提供されています。これらのプログラムは、特定のカリキュラムや学習目標に基づいて設計されており、アロマテラピーの専門家として必要な知識と技術を提供します。
  • 資格取得の手続きは、各学校や資格機関によって異なる場合があります。通常は、一定の学習要件を満たし、試験や実技評価を受ける必要があります。資格取得には努力と時間がかかる場合もありますが、その価値は自己成長とキャリアの発展につながるでしょう。

 

終わりに

終わりに

いかがでしたか?

アロマスクールでの学びは、自身の心と体の健康に大きく寄与すると同時に、キャリアの育成にもなり、将来的に夢の実現につながります。

多くの人が「一度は学んでみたかった」と習い事としては常にトップに位置を占めるのがアロマテラピーです。

アロマテラピーは簡単に学ぶこともできますが、安全性に考慮したり、個人処方のレシピを作り上げる技術は、独学では難しいものです。

信頼のおける先生のもと、深く学んでほしい学問です。

ラシエスタでは、通学コースとオンラインコースをご用意しております。

詳しい内容は、こちらをご覧ください。

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基礎講座の一部を無料で見ることができます。

こちらからお入りください。

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この記事を書いた人

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

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アロマテラピーで花粉症対策を探している人

「薬使うと眠気くるので使いたくないな…。でも、かゆみや鼻水に耐えられないし…。できれば花粉症体質改善したい!」

このような花粉症のお悩みに、アロマテラピーの対処法と花粉症によい栄養素をご案内します。

本記事の内容

  • 花粉症対策のアロマテラピー3つのやり方と精油
  • アロマテラピーインナーケアで花粉症を内側からケアする
  • 花粉症対策の栄養素はコレだ!

この記事は、自身の運営するアロマテラピー・リフレクソロジースクールとサロンでアロマセラピスト・スクール講師歴25年の白鳥が書いています。 

企業セミナーや雑誌の取材などのお申し込みもいただいています。

ご興味のある方は、こちらからお問い合わせください。

≫お問い合わせ

 

25年における現場の臨床データと日々の学びを元に書いていますので、奥深い知識が得られると思います。 

最後までご覧になって、薬に頼らない花粉症対策を身につけてくださいね。

アロマテラピーで花粉症対策する3つのやり方

花粉症の対処方法としてのやり方は3つあります。 

  1. 精油で顔を洗う
  2. マスクにスプレーする
  3. お風呂で全身洗い流す

この3つの方法を説明する前に、使用する精油(エッセンシャルオイル)をご案内します。

 

【花粉症の対処に使用するとよい精油】

  • ユーカリ
  • ティートリー
  • ペパーミント
  • ローズマリー
  • ラベンダー

*血圧の高い人は、ユーカリとローズマリーの使用なやめましょう。*ラベンダーは眠くなります。また、低血圧の人は使わないほうが良いです。 

その他にもいくつかありますが、入手しやすい精油をご紹介しました。

 

1、精油で顔を洗う 

精油で顔を洗うと花粉が洗い流されるのと同時にさっぱりしてとても気持ちが良いものです。しかし、精油は非常に濃いものであり、水に溶けないので注意が必要です。

やり方
  1. 洗面器に水をはって、精油を12滴入れてよくかき混ぜます。
  2. その水をすくい顔を洗います。

絶対に目を開けないでください。危険です。 

皮膚に直接精油が付くので少しヒリヒリ感がありますが、しばらくするとおさまります。もしおさまらなかった場合は、使用をやめます。 

肌が弱く、直接水洗いするのが不安なときは、ブレンドオイルで行います。

ブレンドオイル作り方

ホホバオイルなどのキャリア10mlに精油を4滴たらして出来上がり。

精油は花粉症によいものを選びます。2種類くらいブレンドしてもよいでしょう。 

顔を洗うときは、ブレンドオイルを5滴ほど洗面器の水に入れて行ってください。潤いもプラスされるので、鼻をかみすぎで皮膚が薄くなっているときなどにはおすすめのやり方です。

2、マスクにスプレーする

 マスクスプレーを作ります。マスクスプレーは出先でもシュッとつけられるので便利。

マスクスプレーは、お肌に潤いをもたらすためにグリセリンを使って作ります。

マスクスプレーの作り方

スプレー容器30mlにグリセリンをほんのちょっと入れる(3ml5ml)。

そこに花粉症によい精油を8滴垂らして、天然水を肩口まで注ぎ入れる。

精油は、1種類でもよいし23種類まぜてもOK

参考レシピ
  • グリセリン3ml
  • ペパーミント4
  • ユーカリ3
  • ラベンダー1
  • 天然水(または精製水)30ml

マスクスプレーを作ったら、レシピと作成日を書いたラベルを貼りましょう。

3、お風呂で全身を洗い流す

 お風呂に精油を入れて、全身をさっぱりさせます。

やり方は簡単で、精油を湯船に45滴直接入れかき回して入るだけ。 

ここでも湯船のお湯で顔を洗いましょう。さっぱりします。 

もし、皮膚が弱いのなら、ホホバ油などのキャリアオイルに混ぜてもよいですし、天日塩とませて使ってもよいです。 

参考に入浴剤(バスソルト)のレシピを書いておきます。

参考レシピ
  • 天日塩 15g(大さじ1程度)
  • ユーカリ3
  • ペパーミント1
  • ラベンダー1

精油を扱うには慣れが必要ですが、この記事を見ながら安全に使っていきましょう。

ただし、花粉症だけでなく複合要素があるのが私たちの心身です。メンタルが弱っていると免疫力も下がり、花粉症を発症しやすくなることもあります。 

ですので、心身全てをホリスティックに所見して、精油の選択をする必要があります。これは訓練を受けたアロマテラピストのみができるものなので、アロマテラピストに相談するのが一番効果的かつ安全です。 

不調やお悩みのご相談承っております。

≫アロマテラピーのご予約

アロマテラピーインナーケアで花粉症を内側からケアする

花粉症の症状の対処法は、

  • 精油で顔を洗う
  • マスクにスプレーする
  • お風呂で全身洗い流す

ですが、花粉症発症時に体の中がどうなっているかを知ると、根本改善が期待できます。症状だけを対処しても、イタチごっこで来年もまた同じ悩みにさらされます。

 

花粉症の症状が出ているときのからだの中

花粉症は、身体のバリア機能が花粉などの異物を捉えたために起こる症状です。バリア機能は免疫機能で、体の中に悪いものが侵入しないように防御する働きのことです。

免疫機能は腸と密接な繋がりがあることが昨今知られるようになりました。

腸内環境が低下すると免疫機能も低下し、花粉症が起こりやすくなりますから、腸内環境改善が花粉症予防のカギをにぎります。

したがって、鼻のムズムズを止めるアロマだけでなく、腸活アロマも併用することが大切です。

腸活におすすめのアロマ

腸活には、以下のアロマがおすすめです。

  • ローズマリー
  • カモミール
  • マジョラム
  • オレンジ
  • プチグレン

ブレンドオイルを作ってお腹に優しくすりこみます。

胃腸はストレスによってダメージを受けやすいので、夜にリラックスアロマタイムを設けて1日のストレスをその日のうちに解消しましょう。 

また、食べすぎも免疫機能を悪化させます。 

特にパンや砂糖、白米を多くとる人は、食事を見直す必要があります。パンと砂糖は、腸に炎症を起こさせます。

 

肝臓も悲鳴を上げています。

花粉症の発生する春は、東洋医学で肝臓の季節といわれます。肝臓が最も敏感でへばりやすい時期です。

花粉症との関係は、排泄機能がうまくいかなくなるからです。

肝臓は毒素排せつの器官。肝臓がうまく働かないと、身体に余分な水分や毒素がたまってしまい、目のかゆみや鼻水といった花粉症症状を引き起こしやすくなります。 

アロマテラピートリートメントをしていると、花粉症のクライアントさんは肝臓周りが熱をもって腫れています。 

しかも、花粉症の時期は年度末年度初めの業務やイベントごとが多く、身体の疲労が半端ない人が多いですね。お酒を飲む人だけでなく、疲労やストレス睡眠不足で肝臓が悲鳴をあげているのです。 

肝臓ケアによいアロマはたくさんありますので、好みのアロマをブレンドオイルにして右腹部を中心に塗るといいでしょう。 

いくつか使いやすいアロマをあげておきます。 

  • ローズマリー
  • キャロットシード
  • フェンネル
  • ジュニパー
  • サイプレス
  • グレープフルーツ

 

血流改善も重要

花粉症の人は、血流が悪い場合がほとんどです。花粉症のほかに以下のような症状はありませんか? 

  • 首肩が酷くこる
  • こむら返りが多くなる
  • 頭に熱があるけど足先は冷たい
  • 目の疲れが酷くなる
  • お腹を触ると固い

血流が悪いと、毒素をため込んでしまいます。

併せて血流改善も必要です。

花粉症の時期の血流改善入浴法

お風呂の入り方で血流改善が期待できます。

湯船と冷水シャワーを交互に行うことで血の巡りが良くなります。 

湯船には、身体を温めるアロマを入れるとより効果的。 

冷水シャワーは、ひざ下から行います。慣れるまではひざ下だけで構いません。

20秒から30秒冷水シャワーを浴びて湯船に入る。これを繰り返します。23回繰り返すといいですね。

花粉症対策の栄養素はコレだ!

花粉症には、ビタミンDを摂ることをおすすめします。ビタミンDは、カルシウムや骨の代謝に欠かせない栄養素ですが、近年研究が進み免疫力の向上やアレルギー症状を改善することがわかってきました。

「ビタミンDは、ビタミンAと同様にステロイドホルモンのように効果を発揮します。粘膜状態を改善するので、花粉症などのアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎や感染症予防にも(中略)様々な効果が期待されています。」(引用 「メンタルを強くする食習慣」 飯塚浩著) 

ビタミンDが多く取れる食材をいかにあげておきますが、花粉症の症状が酷いならサプリメントで補うことが良いでしょう。 

  • 干しシイタケ
  • きくらげ
  • 内蔵ごと食べられる魚類
  • シシャモやしらす干し

他には粘膜に作用するビタミンAや免疫機能を活発にするビタミンCも併せて取るとよいでしょう。

花粉症対策アロマのまとめ

花粉症の対策は対処療法と根本的改善と両方の側面から見ていく必要があります。食事や生活習慣を見直すとともに、アロマテラピーケアを行うと楽に花粉症シーズンを乗り切れますよ。 

花粉症対処法としては、

花粉症におすすめのアロマを以下の方法で使う

  • 顔を洗う
  • マスクスプレー
  • アロマバス

 

おすすめアロマ

  • ユーカリ
  • ペパーミント
  • ローズマリー
  • ティートリー
  • ラベンダー

  

インナーケアのために、

  • 肝臓
  • 血流改善

に取り組むとよいでしょう。

 

腸活、肝臓ケア、血流改善、それぞれに効果的なアロマは以下の通りです。

腸活

  • ローズマリー
  • カモミール
  • マジョラム
  • オレンジ
  • プチグレン

肝臓ケア

  • ローズマリー
  • キャロットシード
  • フェンネル
  • ジュニパー
  • サイプレス
  • グレープフルーツ

血流改善

  • ローズマリー
  • ゼラニウム
  • マジョラム
  • ブラックペパー
  • オレンジ

 

血流改善のお風呂の入り方として冷水シャワーと湯船を交互に入る

 

花粉症改善におすすめしたい栄養素は、

  • ビタミンD
  • ビタミンA
  • ビタミンC

最後に、皮膚のバリア機能の強化もしておくとよいでしょう。オイルを体に塗布し保湿すると、皮膚のバリア機能の強化に役立ちます。 

ブレンドオイルをお風呂上りや寝る前に塗ることを習慣化してみてください。 

繰り返しますが、アロマテラピーは心身全てを包括的に見て、精油を選択したり処方したりするものです。また、精油は非常に濃いもので使い方を間違えると危険ですので、信頼のおけるアロマテラピストに相談するか、自身で学ばれることをおすすめします。

 

ラシエスタは、アロマテラピーをホリスティックに学んでいただけるスクールです。

精油の効能だけでなく、心や体のことを深く学びます。ご興味のある方は体験レッスンに是非ご参加ください。

敏感肌で悩んでいる人、肌が弱い人は、アロママッサージに不安を覚えますよね?

 

「肌に安心のアロマオイルはないですか?」「アトピー肌でもアロマテラピーを受けられますか?」

 

この記事では、このような心配と質問に答えます。

 

こんにちは。アロマテラピーメンタル講師・カウンセラーの白鳥志津子です。

 

今日のブログは、敏感肌とゆらぎ肌で悩んでいる人に安心してアロマテラピーを受けていただける内容になっています。

 

この記事を読むことで、サロンでのトリートメントオーダーの仕方がわかり、セルフケアでもアロマテラピーを安心して行うことができます。

 

敏感肌のあなたも、香りの効能で心と体を整えられますよ。

 

それではいってみよう!

目次
  • アロマトリートメントで気を付けたい敏感肌の肌トラブル
  • あなたは敏感肌ですか?ゆらぎ肌ですか?
  • この季節はゆらぎ肌に気を付けよう
  • パッチテストでアロマテラピーを安全に!
  • アロマテラピーを行う際の注意点
  • まとめ

アロマトリートメントで気を付けたい敏感肌の肌トラブル

敏感肌の人は、アロマトリートメントのマッサージオイルの材料である精油や植物油を選ぶときには十分に気を付ける必要があります。

 

また、特に肌の弱いと思われる人ばかりでなく、精油や植物油の自己認識はされておいたほうがいいでしょう。

 

なぜなら、アロマテラピーで使う精油(エッセンシャルオイル)は、濃度が非常に濃いものだからです。

 

一般の方の認識として、「自然のものだから安心ですよね?」といわれることがありますが、自然のものがアレルゲン(アレルギーの原因)になることはよくありますよね。代表的なのが花粉です。花粉は自然のものでしょう?花粉症というのは自然の植物がアレルゲンです。そのほかにも小麦アレルギーやそばアレルギーなどがあります。

 

だから、アロマテラピーは自然のものだから安心というのは、ちょっと理解が違いますね。

 

人によっては何らかの肌トラブルが出てしまうことがあります。

 

だからと言って、化粧品などのケミカルなものが安全かといえばそうではない。ケミカルな成分がアレルゲンになることもよくあります。

 

どういうことかといえば、アレルギーや肌トラブルは万人に起こり得るものだということです。

 

・・それならどうしたらいいの?

 

あとで述べるパッチテストをすることが危険回避につながりますが、ご自分の心と体への理解を深めておくことが大事になってきます。

 

ストレス過多でアレルギーが酷くなり肌トラブルに発展することもよくあるのです。

 

敏感肌の人だけでなく、すべての人に、以下のような観点で肌につけるものを選んでほしいと思います。

 

・・肌につけるものは口に入れても大丈夫か?

 

ナッツアレルギーの人がアーモンドオイルを口にしたらアレルギー症状を発生させますよね。肌につけても同じです。

 

アロマテラピーで使う精油や植物油は、自然そのままのものですが、アレルゲンになることがありうることを認識してください。

 

あなたは敏感肌ですか?ゆらぎ肌ですか?

ところで、2月を過ぎるころに、今まで問題のなかったオイルや化粧品合わなくなってきたがということを耳にします。

 

一時的に肌のバリア機能が低下することをゆらぎ肌といいまして、季節の変わり目でとくにアレルギーの季節といわれる春先に出やすいのがゆらぎ肌による肌トラブルです。

 

肌のバリア機能が低下するので、乾燥が酷くなり赤みやかゆみが出てきます。もし、それを放っておいてかきむしってしまうとそこから細菌が入ってきて、慢性の皮膚炎を起こしてしまう原因にもつながります。

 

敏感肌の人は十分に気を付けるでしょうけれど、そうでない人もゆらぎ肌には気を付けたい季節が春先です。

 

また、冬から春へ移るときに、肌のかゆみが酷くなる人がいます。

 

そのようなときにかゆみを抑える精油を使うと効果的なのですが、それでもやはり濃度やキャリアオイルには十分に気を付けたいものです。

 

パッチテストでアロマテラピーを安全に!

アロマテラピーを行う際に、パッチテストをしたほうが安心です。それでも、アレルギーの季節などは、今まで大丈夫だった精油や植物油に反応してしまうことがあります。

 

正直いって、このパッチテストを予防のために行うのは面倒です。

 

たいていはトラブルが出た時にその原因を調べるために行います。それでもやはり、パッチテストは重要だということは強調させていただきたいと思います。

 

パッチテストは皮膚の柔らかいところで試してくださいね。

アロマテラピーを行う際の注意点

次に、敏感肌の人がアロマオイルトリートメントをする際に注意したいことをあげておきます。

 

サロンで行うアロマテラピートリートメントの場合

 

まずは、サロンでアロマトリートメントを行う場合です。

 

近頃かなり多くなっているのが、専門知識のない人がアロママッサージを行うパターンです。

 

そういう場合、以下の2つのパターンがあります。

 

  • 数種類の精油から選ぶ方法
  • ブレンド済みのマッサージオイルから選ぶ方法

 

どちらのほうが安全かといえば、ブレンド済みのオイルを選ぶところです。

 

なぜかといえば、このブレンドオイルは卸業者が安全なブレンドを作って卸していてそれをサロンで使うからです。

 

もちろん、それでも肌トラブルが出る場合もありますよ。

 

ですが、卸業者(メーカー)もまた仕入れて欲しいので、アレルギー反応には敏感です。安全性を考えて作っているはずです。

 

私が怖いなと思うのは、専門知識のない人が好きな精油を選んでブレンドする場合です。

 

・・精油は少量でも激しい反応を示すものも!

 

たとえば、「ラベンダーは一般的だし誰が使っても問題ないでしょ」と思っている施術者がいるのですね。

 

アロマテラピーを行うものは、解剖生理学や心理学を始め、心や体のこと、また病気のことなどを学び、適切なブレンドを処方できる訓練をします。正直言って難しいです。

 

もちろん、国家資格ではありませんので、この難しい学びをしなくても精油や植物油を商売にすることはできます。

 

ですが、フランスでは医療で使われるほどのもので、精油は薬局に売られているようなものです。

 

日本では雑貨扱いなので、軽く考える人が多いのも理解できますが、人の体を触る仕事をしているならば、きちんと学び、安全にクライアントに提供するべきです。

 

見分け方

 

では一般の皆さんがどう見分けたらいいかといえば、

 

「アロマテラピー」または「アロマセラピー」とうたっているところは、アロマテラピストの訓練を受けていると思います。

 

ですが、「アロママッサージ」との表記であれば、その訓練は受けていない人だと思います。

 

これはあくまでも今のところです。

 

というのは、私は25年アロマテラピストとして、アロマテラピーサロンをやってきましたが、昔は「アロママッサージ」はアロマテラピストがやるものだと相場が決まっていました。しかし、今は香りのものを使ってマッサージすれば全部「アロママッサージ」または「アロマオイルマッサージ」なのです。

 

もちろん、これも間違いではありませんので、アロマテラピストの人たちは、声を大にして自分たちの得た知識や技術を主張してほしいと思います。

 

話はそれましたが、施術者がアロマテラピストなのかそうでないかは見分けて、安心して施術を受けて欲しいですね。

 

また、アロマテラピストは、こと細やかにカウンセリングをしますので、それも判断基準になるかと思います。

 

しかし、みなさんが自分の安全を守るためには、みなさん自身も以下のことに気を付けられるといいでしょう。

 

  • アレルギー体質であることを伝える
  • 化粧品なども含め、肌トラブルが出たことがあることを伝える
  • 乾燥肌・敏感肌であることを伝える
  • ストレスが多いかどうかを伝える
  • 十分な睡眠をとっているかを伝える

 

アロマテラピストなら、このようなことを伝えておくとブレンドに気を付けてくれますよ。

 

セルフケアの場合の注意点

 

セルフケアするときは、アロマテラピストの指導のもとで行うのが一番です。

 

心や体の状態を把握したうえで、適切なレシピを考えてくれます。材料・濃度・使用時間・使用頻度などの説明やアドバイスがあると思います。

 

もし、ご自分で香りのいいマッサージオイルを購入してオイルマッサージを行うなら、二の腕や耳下付近の肌の柔らかいところでパッチテストをしてから行ってくださいね。

 

アロマテラピーは、基礎を学ぶと安心してご自分で処方ができます。

 

ご自分の健康のためはもちろん、「高齢の両親に何かやってあげたい」「子供の喘息やアレルギーのために何かしてあげたい」「薬を使わない生活をしたい」

 

このような思いを持った人が多くいます。

 

そのような優しい思いを安全に形にしてほしいので、アロマテラピースクールで基礎をきちんと学んでみることもおすすめです。

 

 ちなみに、当社は、アロマテラピー商材のオンラインショップもありますので、どうぞご利用ください。

 

またショップのサイトにはレシピを載せていますが、一般的な濃度でのレシピです。心配な方はお気軽にメールをください。アドバイスいたします。

 

もう一つご案内を!

 

当社は、アロマテラピー商材の卸も行っていますが、アロマテラピーを学んだ方でお仕事をされている方限定とさせていただいています。

 

詳しくはお問い合わせください。

 

≫お問い合わせ

 

 

まとめ

敏感肌の人やアレルギーのある人でも、アロマテラピートリートメントを受けることは可能です。

 

しかし、きちんとした訓練を受けたアロマセラピストのところで行うことが良いでしょう。

 

訓練を受けているかどうかの判断は、上記のとおりです。

 

ご自分でも、敏感肌であることやアレルギー体質であることは、事前に伝えましょう。

 

ご自宅で行う場合の注意点は以下です。

  • 質の良い精油や植物油を選ぶ
  • 薄い濃度から始める
  • アロマセラピストの指導のものとで行う。
  • できれば、基礎を学ぶ

 

です。

 

アロマテラピースクールの詳細はこちらです。

こんにちは。アロマインストラクター兼アロマセラピストの白鳥志津子です。

 

今回のブログは、「ストレスを抱えていてなかなか寝付けない」「寝ようと思うといろんなことが頭に浮かんできて目がさえてしまう」こんなお困りごとに対処する睡眠の質を高めるアロマテラピーのやり方と呼吸法について書いていきます。

 

内容は以下になります。

  • ストレスで寝付けないときのアロマが知りたい
  • 睡眠の質を高める呼吸法とアロマテラピーのやり方
  • アロマの知識とかゼロだけど使って大丈夫?

ストレスで寝付けないときのアロマが知りたい

ストレスには、良いストレスと悪いストレスがあります。良いストレスは、たとえば、一生懸命お勉強したときの脳の疲れ。これはぐっすり眠ることができる。逆に、睡眠を阻害するのは悪いストレス。寝ようと思っても目がさえてしまったり、眠りが浅くやっと寝つけたと思ったらまた目が覚めるというような睡眠。悪夢を見ることもあるでしょう。

 

このようなストレスは、眠って忘れたいのが本音ですよね。

 

睡眠中は、脳内の情報整理や感情の適正化が行われます。なので、睡眠を十分にとることができれば、固執していた感情を緩めることができるということです。

 

しかし、ストレス時は、寝つけなかったり、睡眠が浅かったりというような症状に悩まされます。

 

こんなときにアロマテラピーがとても役立つのです。

 

アロマテラピーの精油の効能には、

  • 睡眠を促すもの
  • ストレスの原因になっている心の状態を軽くするもの

があります。

 

>>歴25年のアロマ講師が選ぶ、睡眠用おすすめアロマテラピー

 

ですので、アロマテラピーを上手に利用すれば、睡眠を促しながら不眠の原因になっているストレスにも対応できるということです。

 

睡眠を促す精油の代表格は、「ラベンダー」

 

ラベンダーは鎮静効果が高く、リラックスホルモンであるセロトニンの分泌を促します。

 

《手軽な使い方》

  • 手首に原液をつけて寝る
  • 枕に1滴たらす

 

ただ、ストレスの種類によっては、ラベンダー以外の精油のほうが効果的な場合があります。

 


*睡眠に悩む方は、一度施術を受けてみてください。

>>施術ご予約サイト


 

以下に眠れない場合のストレスの種類と効果的なアロマを書いておきますので、参考にされてください。

  • 心配ごとがあって眠れない場合・・・ローマンカモミール
  • 喰いしばりなどの関節のこわばりで眠れない場合・・・マジョラム
  • 考えが混乱していて眠れない場合・・・レモン
  • 鼻づまりや花粉症などの症状のストレスで眠れない場合・・・ユーカリ
  • 考えすぎや悩みで眠れない場合・・・フランキンセンス
  • 目の酷使ストレスで眠れない場合・・・クラリセージ、ローズ
  • 全般的なストレスや神経の痛みで眠れない場合・・・ゼラニウム
  • 朝に寝た気がしない感じがする場合・・・オレンジ

これらの精油を使って、アロマテラピーをしていきますと、良質の眠りを促してくれるでしょう。

睡眠の質を高める呼吸法とアロマテラピーのやり方

ところで、眠れないと焦りが出てきてさらに寝付けなくなりますね。

 

軽いストレスなら、アロマをちょっとつけたり嗅いだりしただけで効果を得ることができます。

 

しかし、ストレスが深い場合やストレス耐性の低い場合は、呼吸法の併用や、日中のアロマテラピーでバランスをとること必要になってきます。

 

なぜなら、現代人は人間関係のストレスに加えて環境ストレスも大きく、ストレス耐性も低いのです。

 

たとえば、仮に、ラベンダーを枕元に垂らして寝たとしましょう。普通なら「あ~、いい香り」と呼吸を深くするものですが、ストレスが大きいと香りを嗅ぐことよりも、ストレスになっている事柄が頭に浮かんでは消え、香りを深く嗅ぐことを怠ってしまいます。

 

要するに、香りを嗅ぐこと以上に不安や焦りが頭をもたげてくるということです。

 

ですので、呼吸法と併せてアロマテラピーを行うことでより効果が促進されます。

 

簡単なうえ、2度寝もできる呼吸法

 

呼吸法はとても簡単です。

 

ただただ、息を吐く。

 

息を吐いて、吐いて、吐ききります。そして筋肉や関節のこわばりがあるところに「緩め!」と指令を出します。

 

吐ききれば自然に吸いますので、吐ききって緩めることだけを意識すれば大丈夫です。

 

私も、朝方目が覚めた時は、枕元に置いた香りを鼻の近くに引き寄せて、この呼吸法をします。すると、朝方もう一度眠ることができます。

 

アロマの嗅ぎ方、これが一番おすすめ

私の寝るときの芳香浴をお伝えしましょう。

 

お弁当やお菓子作りなどに使うシリコンカップ(100均で売っている)に、濡れティッシュを置き、そこに精油を2,3滴たらします。

 

それを枕元に置いて寝ます。

 

かなり近いところです。

 

これなら寝返りうっても、落ちる心配もなく安全なうえ、鼻近くに濡れティッシュですから、のどの乾燥対策にもなりますね。

 

ディフューザーは使いません。

 

睡眠障害の方には、ディフューザーはおすすめしません。

 

音や振動が気になります。また、光がある場合もあります。良質の睡眠をとるには、真っ暗で静かな環境を作ることです。

 

このように芳香浴をしながら、呼吸法を取り入れて眠ります。

 

中途覚醒したときも、香りを嗅いで呼吸法をすればまた睡眠を得られます。

 

それでも眠れないときの対処法

 

それでも眠れないときは、日中にドーパミンを促す精油を嗅ぎましょう。

 

レモンやローズマリーですね。

 

また、痩せたい方は、グレープフルーツもおすすめです。交感神経を高めて脂肪燃焼をするたんぱく質を分泌するヌートカトンとリラックス作用のリモネンが日中のパフォーマンスを上げてくれます。

 

わかりやすく言えば、体内時計にメリハリをつけてあげるということです。

 

もちろん、運動もおすすめ。

 

運動は脳内神経をフル稼働させてくれるので、睡眠向上にはうってつけです。

アロマの知識とかゼロだけど使って大丈夫?

アロマテラピーの使用には、危険な面もあります。気軽に使っていただきたい反面、危険な部分も合わせて知っておいたほうがより安全に使えると思います。

 

アロマテラピーを体系的に学べば、安全に安心して効果的に使うことができます。よろしければ、アロマスクールのご案内をご覧ください。

 

>>アロマテラピースクールのご案内

 

しかし、今すぐこのストレス不眠をどうにかしたい!

 

のであれば、上記に書いた方法は安全性が高いですが、以下に当てはまる人は、気を付けてください。

  • 低血圧症の人は、ラベンダーは使わないほうが良い
  • 高血圧症の人は、ローズマリーは使わないほうが良い
  • 高血圧症でお薬を飲んでいる人は、グレープフルーツは使わないほうが良い
  • 糖尿病の治療をしている人は、ゼラニウム・レモン・ユーカリは使わないほうが良い
  • 妊娠中の人は、アロマテラピーの専門家に相談してください。

アロマテラピーは、嗅ぐだけなら危険はないと思われていますが、決してそんなことはありません。

 

精油の香りが鼻の奥の嗅覚器から大脳辺縁系に伝わると、様々な脳内物質を出して、身体の調整をしてくれます。

 

血圧の調整や血糖値の調整などもすべてこの大脳辺縁系が担っています。

 

もし、あなたが低血圧症であれば、血圧を下げる効果があるラベンダーにより、使用後に感覚が鈍くなることがあります。

 

香りを嗅ぐということは、脳内の様々な調整作用に影響するということです。

 

心配な方は、アロマセラピストにご相談されてください。

 

>>こちらから予約できます。

 

日本では、アロマは雑貨扱いですので、アロマの売られているショップでは、知識のある方はおりません。アロマセラピストに相談したほうが賢明です。

 

精油をうまく使えるようになると、病気を未然に防げますし、日々の生活で困ったこと、たとえば、頭痛や肩こり四十肩などを自分で対処することができます。

 

また、無気力や不安感、嫉妬なども香りを使うことで気分をうまくコントロールすることができます。

 

さらに、集中力を高めたい、リラックスしたい、ホルモンバランスを整えたいなど、さまざまな目的で使うことができます。

 

それゆえ、アロマテラピーのお勉強は少し難しい面もありますが、自身の体や心のありようが変わっていくのを実感すると、この知識を得ていてよかったと思うことばかりです。

 

アロマテラピーの知識がゼロでもまずは使ってみることをおすすめします。

 

興味が出てきたら、きちんと学ぶことでより安全に自由に効果的に使えるようになります。

 

精油の効能効果を知ることはもちろん、体や心のことが学べるので、自分自身の理解につながります。

 

アロマテラピースクールにご興味がある方は、こちらからどうぞ。

千葉県柏市にあるセラピスト養成アロマ・リフレスクールラシエスタ

開講時間:10時~22時(火曜日定休)

〒277-0852 千葉県柏市旭町2-1-11-A
電話:04-7142-8369

隠れ睡眠不足のご注意!睡眠不足は人間関係を悪化させる

「人とのかかわりがうまくいっていない気がする」「他人の言動ばかり気になる」

 

こんなお悩みを睡眠の観点から解決する記事になります。

 

こんにちは。アロマテラピースクールラシエスタを運営している白鳥志津子と申します。

 

睡眠が十分にとれると、日中のパフォーマンスが数倍にも上がり、悩みの80%は消えてなくなります。ですので、睡眠に関するブログを集中的に上げていきます。

 

>>参考記事:歴25年のアロマ講師が選ぶ、睡眠用おすすめアロマテラピー

 

 

目次 

人間関係に悩んでいるあなたは、隠れ睡眠不足かもしれない

自己啓発よりも睡眠不足と闘え!

良い睡眠はどうしたらとれるのか?

人間関係に悩んでいるあなたは、隠れ睡眠不足かもしれない 

悩みの多い人は、睡眠不足です。本人が睡眠不足と思っていなくとも隠れ睡眠不足。その睡眠不足が悩みを増長させています。

 

「人の悩みはすべて対人関係の悩みである」これはアドラー心理学の根柢の概念です。私もそう思います。付け加えて、自分自身との関係の悩みもあると思います。

 

現在私の周りで起こっている例ですが、人間関係をこじらせる人がいます。だれと仲間になってもこじらせる。

 

承認欲求が非常に高い人です。承認欲求が高いがゆえにこじらせているが、本人は気づいていない。

 

気が付いていないから悩んでいないかといえば、そうでもない。周りの人がわかってくれないので、怒りを抱えて、いつも愚痴や不満を言っている。

 

もしかしたら、あなたの周りにもそういう人がいませんか?

 

彼女の睡眠時間は、平均5、6時間。とても活動的な人で、睡眠不足とは感じていないようです。

 

ところが、一方で、なぜだか運が良い人がいて、特に考えているわけでもないのに、グッドタイミングでナイスな言葉を発し、人の気分よくしたり、なんだかいつも楽しそうで、自然と人に好かれている人もいる。

 

この違いはいったい何なのでしょうか。

 

私は、睡眠不足が大きなカギだと思っています。十分な睡眠を取れれば、いつもにこやかに過ごせます。

 

ご存知のように睡眠は、脳と体を休めるものです。単に筋肉を休めるだけでなく、身体のあらゆる機能とつながりをもとの状態に戻してくれます。

 

現に今、私はこのブログを執筆しているのですが、何回も構成を考え直し、書き直し、良い言葉が浮かんでこなくて、ググってみたりして、ここまででも予定の3倍の時間がかかっています。

 

そう、私は寝不足なのです。

 

これでさらに時間がかかって、満足いく記事が書けなかったら落ち込むことは想像に難くないでしょう。

 

このように、自分自身や他人との関係においてこじらせるのは、睡眠不足のせいです。

 

つまり、睡眠不足は、私たちのすべての能力を低下させる悪魔のようなものです。

 

特に、コミュニケーション能力については、相手との空気感を感じる能力が低下するので、非常に大きな問題に発展するのではないでしょうか。

 

全ての悩みは対人関係に属するのであれば、睡眠不足が悩みの原因ということと考えても過言はないでしょう。

 

自己啓発よりも睡眠不足と闘え!

さて、私はこのように、睡眠が非常に大きな問題だと言い切っていますが、反対意見もあるでしょう。

 

特に自己啓発に傾倒する人は、「頑張れば人生開ける!」と睡眠を削って、セミナーに通ったり、本を読み漁ったりすることのほうが重要だと思うかもしれません。

 

もちろん、自己啓発自体は悪いことではありません。自分以外の考えに触れてやる気出すのは良いことです。

 

私も自己啓発本でモチベーションを上げています。

 

しかしながら、睡眠が十分にとれていなければ、頑張りが続かなく、そんな自分に落ち込みます。また、大変悲しいことに、自己啓発セミナー詐欺に引っかかった人もいらっしゃいます。

 

睡眠不足は、判断力が低下

 

さらにコミュニケーション能力も、発想力も、聞く力も、伝える力も、空気を読む力も、すべて低下するのが睡眠不足です。

 

このような状態で、自己啓発に傾倒しても、良い結果は得られないと思いませんか?

 

「人生を良くしたいなら眠りなさい」と私はアドバイスします。

 

睡眠は ストレス耐性を上げる

 

また、私たちは、一昔前に比べて、ストレスフルな生活をしています。一世代前の人たちは睡眠時間を削って頑張って何かを成し遂げたかもしれませんが、時代が違います。

 

現代の私たちは、ストレス耐性も低いです。

 

だからこそ、私が言うまでもなく、本屋さんには睡眠に関する本がずらりと並んでいるのです。

 

 睡眠のメリット

 

以下に睡眠のメリットを上げますので、どれだけ睡眠が大事か頭に刻んでください。

 

睡眠のメリット

 

  •  疲労回復
  • 成長ホルモンの分泌促進
  • 記憶の定着や整理
  • 免疫力向上
  • 食欲のコントロール
  • 肥満予防
  • メンタルの安定
  • ストレス解消
  • 美肌

 

数え上げればきりがないほど、睡眠は私たちの脳や体のすべてに関わっています。

 

ちなみに、ダイエットしたい方に私が最初に言うアドバイスは、「痩せたいなら眠りなさい」です。

  

良い睡眠はどうしたらとれるのか?

日本人女性の睡眠時間は世界でも最低のレベルです。私のクライアント様のお話を聞いても、6時間寝るのが精いっぱいの生活を長年しています。それが慣れてしまっているので、睡眠不足の自覚がありません。

 

以下に睡眠不足チェックを書いておきます。ぜひ、チェックしてみてください。

 

睡眠不足チェック

 

  • 食事時間以外の時間で甘いものが欲しくなる。
  • 飴玉や氷などをガリガリと噛んでしまう。
  • 日中に眠くなる
  • 倦怠感
  • 朝から疲れている
  • 気が付くとボーっとしていることがある
  • 自然な笑顔が出ない
  • めまい
  • 便秘または下痢
  • イライラ、怒りっぽい
  • 落ち込みやすい
  • 無気力
  • 集中力注意力の低下
  • 物忘れが多い
  • 忙しすぎると思っている
  • 太りやすくなった
  • 言葉が滑らかに出てこない

 

たくさんありますね。私は、笑顔を無理に作っているときは、たいがい睡眠不足です。

 

あなたはどうでしょうか。睡眠不足に陥っていませんか?

 

交感神経が優勢だと睡眠不足に気が付かないものです。心と体の声をよく聞いてみてください。

 

忙しい日常でも睡眠不足解消はできる

 

それでは、忙しい毎日の中でいかに睡眠不足を解消するかという話に入っていきます。

 

次の2つに分けて考えないといけないですね。

  1. 寝る時間がないと思っている人
  2. 寝ようと思っても眠れない人
寝る時間がないと思っている人

寝る時間がないと思っている人は、睡眠を軽視しています。睡眠を十分にとれば日中のパフォーマンスが上がるので、絶対に今より有効に時間が使えます。そのうえ、健康面でも有り余る恩恵が受けられます。

 

特に子育てをしていた方は、短い睡眠が癖になって、その結果いろいろな不調を抱えています。自律神経が疲弊しやすい体になっているのです。

 

1日の生活スタイルを見直して、今よりも1時間でも2時間でも多く睡眠をとってください。

 

寝ようと思っても眠れない人

寝ようと思っても眠れない、または中途覚醒して熟睡できない人にはいろいろな処方箋があります。

 

睡眠に関する本や動画を見ると、いろいろ書いてありますので、それらの本を数冊読んでみてください。もちろん、そのすべてが自分に合うわけではありません。

 

睡眠障害の原因は人それぞれ違いますので、自分に合うもの合わないものを手探りで見つける作業が必要です。

 

ここでは、私自身の経験を書きます。

 

私の場合、一番大きな原因は冷えでした。アロマバスに40分浸かることを毎日行って、冷えが解消したらぐっすり眠れるようになりました。これは30代前半の時です。

 

その後、仕事環境、生活環境、加齢による体の変化により、原因も変わってきます。

 

50歳を過ぎたころから朝早く目が覚めたり、中途覚醒が起きるようになりました。

 

そこで、いろいろ実験をした結果、運動不足だとぐっすり眠れないことや頭部に熱がこもって眠れないこと、湿気、就寝時間などで睡眠が乱れることが良くわかりました。

 

また、入浴時間も寝る間際だと寝付けないこともわかりました。

 

これらを一つ一つ検証し、改善していきました。

 

  • 寝る時間を一定にする
  • その時々の心身の状態に合うアロマを枕元に置いて寝る
  • 寝る前にストレッチをする
  • 定期的な運動をする
  • お風呂を早めに入る
  • アイマスクをして光を遮断する
  • 寝室に鏡を置かない
  • 北枕で寝る
  • 柱付近で寝ない
  • マットレスは前後裏表をこまめに変える
  • お風呂は鎮静作用の高いアロマを利用する
  • お風呂を上がる前に冷水を浴びる
  • 起きてから寝るまでのタイムスケジュールを1時間ごとに立てる
  • 夕食は腹八分目

 

このようなことを行い、良質の睡眠がとれるようにしています。

まとめ

もしあなたが、人間関係で悩んでいるなら、睡眠を見直してみてください。良い睡眠が取れれば、驚くほど人間関係が向上します。

 

対人関係がスムーズになると、不安や悩み、気苦労のほとんどがなくなりますので、ストレスからくる様々な心身の不調から抜け出せるのです。

 

心身の不調の80%は、ストレスからくるものです。

 

アロマテラピーは、良い睡眠のために使える有効なツールです。どのような原因の睡眠不足でも対応することができます。

 

  • 冷えからくる不眠
  • 忙しさからくる不眠
  • 老廃物のため込みすぎからくる不眠
  • 繊細な心が故の不眠

 

それぞれの原因に対応するアロマテラピーがあります。

 

よろしければ一度ご相談ください。また、アロマテラピーを習得して自由にアロマを使ってみるのもよい方法です。

 

千葉県柏市にあるセラピスト養成アロマ・リフレスクールラシエスタ

開講時間:10時~22時(火曜日定休)

〒277-0852 千葉県柏市旭町2-1-11-A
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睡眠用おすすめアロマテラピー

 

「睡眠用のおすすめアロマを教えて」と相談されることがあります。睡眠に関して少なからずトラブルを抱えている人は多いようです。

 

私も酷い睡眠障害から解放された一人ですので、その辛さはよくわかります。また、寝られるけど眠りが浅い感じがするという人はさらに多くなります。

 

今回は熟睡するために選びたいおすすめアロマテラピーをまとめました。

熟睡できない原因によって、アロマテラピーのおすすめが違ってきますので、少々長くなりますが、お付き合いください。 

 

以下のような内容で書いていきます。

  • これが唯一のおすすめ!というアロマテラピーは存在しない理由
  • タイプ別で考える睡眠用おすすめアロマテラピー
  • アロマテラピーの考え方

これが唯一おすすめ!というアロマテラピーは存在しない理由

今回のテーマである「睡眠」にしても、ほかの目的でも、「これですよ」という唯一のものは存在しません。

 

なぜなら、熟睡できない理由は人それぞれ違うからです。たとえば、以下のような原因が考えられます。

  • 冷え
  • 老廃物のため込みすぎ
  • 寝る前のアルコールやカフェイン摂取
  • 寝る前のスマホ使用
  • 疲れすぎ
  • 気になることが頭から離れない
  • 暑さや寒さ
  • 湿度
  • 怒り
  • 生理周期など

 

一つの原因ばかりではありません。複合要素の場合も多いです。

 

自分の熟睡できない原因がどれに当たるかを考えてみることですが、複合要素の場合は見当をつけるのが難しいので、プロのアロマセラピストに見てもらうか、3か月くらい日記を書いて振り返ってみるのもよいでしょう。長い間不眠に悩んでいるなら、日記は有効です。

 

原因を一つ一つ解消していくことで熟睡できるようになります。

 

たとえば、「冷え」が原因であれば、温める作用のあるアロマを使います。おすすめは、ジンジャーとか、ジュニパーとか、ローズマリー。

 

アロマテラピーをご存じの方は、「えっ、ローズマリー使ったら目が覚めてしまうのでは?」と思われることでしょう。覚醒作用があるのがローズマリーですから。

 

しかし、冷えで眠れない、または、老廃物のため込みすぎで眠れないときは、原因解消に役立つローズマリーでぐっすり眠れるのです。

 

私の施術でも、ローズマリーを使ってグーグーと眠られている方、けっこう多いです。

 

このような理由から、「睡眠にはこれが唯一おすすめ!」というアロマテラピーは存在しないということです。

 

では、アロマテラピー初心者はどうやって選べばいいかということですけど、知識がなくても嗅覚が教えてくれます。

 

たとえば、睡眠に良いとされているラベンダーの香りを嗅いで、「あまり心地よくない」と思えば、あなたの睡眠にラベンダーは有効ではないということです。

 

ですが、眠りにつく前に一つ一つ香りを確認していては、寝る時間が奪われますので、次に、タイプ別にこういう精油がおすすめというのを書いていきます。

 

タイプ別で考える睡眠用おすすめアロマテラピー

冷えのときのおすすめアロマ

冷えているときは、血行促進作用や温める作用のある精油(アロマ)を選びます。上で述べたように、ローズマリーやジュニパー、ジンジャーなどがおすすめ。

 

冷えているかどうかがわからない場合は、足首とふくらはぎを触ってみてください。手より冷たければ冷えています。

 

マッサージオイルを作って、足首からふくらはぎに塗り込んで寝ます。

《参考レシピ》

-マッサージオイル

  • 太白油30ml
  • ジンジャー3滴
  • ジュニパー3滴
  • ローズマリー1滴
  • マジョラム3滴
気になることが頭から離れないときのおすすめアロマ

この場合は、日中もずっと考えていると思うので、脳を休ませなければいけません。

 

マジョラムやクラリセージ、イランイランなどがおすすめ。

 

ただし、クラリセージとイランイランの使用量が多すぎると、気分が高揚して眠れなくなりますのでご注意ください。また、オレンジスィートなどもよいでしょう。 

 

使い方は、枕元に香りを垂らすのがおすすめです。

老廃物のため込みすぎのときのおすすめアロマ

運動をあまりせず、おやつが多く、座りっぱなしの仕事の人に多いのがこのタイプ。この中には、健康体重をオーバーしている人もかなりいます。 

 

この場合、運動を始めると眠れるようになりますが、なかなかできない人はアロマテラピーに頼りましょう。

 

グレープフルーツ、ジュニパー、ゼラニウムなどがおすすめの精油です。出来れば、アロマサロンでリンパを流してもらうマッサージを受けるとよいですね。 

 

自宅療法としては、上記の精油を入れたアロマバスで発汗させて、最後に水シャワーを浴びる方法がおすすめ。水シャワーがつらい方は、ふくらはぎ下だけでも大丈夫です。

 

《参考レシピ》

-入浴剤

  • 天然塩10g
  • グレープフルーツ1滴
  • ジュニパー2滴
  • ゼラニウム2滴

 

寝る前のスマホ使用のときのおすすめアロマ

これは、寝る前にスマホを使わなければよいだけの話ですが、家庭と仕事を両立する忙しい女性の場合、夜のスマホで一人時間を楽しんでいる方も多いでしょう。

 

こういう場合特におすすめなのが、ローズウォーターのアイパックです。

 

ローズの鎮静冷却作用と毛細血管強壮作用で、酷使した目の筋肉がほぐされ、血行が改善されます。また、ローズの催淫作用により、考えごともいつの間にかふわっと消えていくのでおすすめです。

 

《ローズウォーターアイパックのやり方》

  1. コットン3枚を用意して
  2. ローズウォーターをたっぷり浸す
  3. それを両目とおでこに乗せてそのまま就寝

このように、タイプ別で睡眠用のアロマテラピーのおすすめは違ってくるのです。

 

 

アロマテラピーの考え方

ここまで読んで、アロマテラピーに詳しい方なら、「睡眠用」ではなくて、目的別の精油選択ではないか?と思われたかと思います。

 

そうなのです、睡眠は体機能や脳を回復させるものです。その睡眠がうまく取れれば、たいがいのことは解消します。

 

しかし、なぜ眠れないかということを考えて精油を選択していくと、それぞれ自分の本質的な問題が見えてくるのです。

 

ということは、裏を返せば、おすすめアロマを使うと、睡眠の問題が解消されるだけでなく、あなたの根本的な部分の問題解消に有益だということです。

 

アロマテラピーで睡眠に有効といわれるのはラベンダーですが、なぜそのように言われるかといえば、ラベンダーの鎮静作用がとびぬけて高いからです。

 

精神と神経をリラックスさせて、筋肉をリラックスさせて、脳をリラックスさせる、たいがいこれで眠れるわけです。ですが、リラックスを促しても眠れない人もいます。

 

ですから、原因を突き止めた処方が必要ということです。

 

難しい話となりましたが、要するに、盲目的に「ラベンダー=睡眠」という考え方だけでは、本当に有益な処方はできません。

 

だから、「おすすめのアロマテラピーを教えて」と言われたとき、私は、その方の心身の状態を必ず聞きます。

 

でなければおすすめのアロマテラピーを教えてあげることができないからです。

 

アロマテラピーは、簡単なようで奥が深い。

 

もし、あなたがアロマテラピーを学んで、自分で処方できるようになりたいと思われたときは、お手伝いさせていただきます。

 

千葉県柏市にあるセラピスト養成アロマ・リフレスクールラシエスタ

開講時間:10時~22時(火曜日定休)

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もくじ

  • アロマスキンケア、毛穴やシミに効果はあるの?
  • シミ、毛穴のたるみは老化である
  • シミ、毛穴のたるみを集中ケア
  • 私がおすすめするシミ・毛穴用のスキンケア
  • 非常識な美肌スキンケア

 

アロマスキンケア、毛穴やシミに効果はあるの?

開いてたるんだ毛穴、消えないシミ、鏡を見るたびにため息が出ますよね。「ファンデーションで隠しちゃえ!」とだんだん厚塗りになっていったりして、、

 

こんにちは。アロマテラピーサロン&スクールラシエスタの白鳥志津子です。 

 

私は千葉県柏市で、個人処方の本格的なアロマテラピーの施術やカウンセリングをしたり、講師をして、心と体の健康と美容をサポートしています。 

 

さて、今回は、シミと毛穴のお話。 

 

気になりますよね。シミと毛穴の開き。毛穴って開いた上に、年を取るとたるみも出てくるんですよね。自分の頬にたるんだ毛穴を発見したときは、びっくりしました。 

 

さて、鏡を見てシミや毛穴が気になりだしたら、あなたはどうしますか?化粧品屋さんに駆け込む?エステに駆け込む?それとも、放っておく? 私は、どれもやりません。 

 

私がやるのは、2つだけ

  1. アロマスキンケアレシピの見直し
  2. 生活習慣の見直し

なぜなら、まず、私は、ケミカルなものは一切使わないので、化粧品屋さんやエステの選択肢はありません。 

 

放っておくなんてとんでもない!やっぱり、すっぴん美人が憧れです!ファンデーションでシミや毛穴を隠して安心したくない。 

 

私がやるのは「自然療法」だけです。

 

シミ、毛穴のたるみは老化である

シミや毛穴のたるみが出てきたら、きっぱりと老化を認めます。

 

気候のせいだったり、マスクのせいだったり、理由はいろいろ考えつきますが、紫外線による老化肌になってしまったということ。 

 

ですので、気づいたその瞬間から、ケアを始めなくてはいけません。 

 

なぜなら、放っておけば、さらに紫外線を浴び、ストレスによる肌いじめをしてしまうからです。 

 

少し1年を振り返ってみてください。 冬より夏に老化が進むイメージありませんか? 

 

3月4月からピークになる紫外線ダメージが8月終わりころから見た目にあらわれてきます。 寒さで毛穴がキュッと閉まる冬は、あまり気にならないのです。 

 

しかし、その奥では、ターンオーバーが推進されず、シミを抱えたまま、つぎの年の3月4月へ突入。

 

まぁ、これを繰り返していたら、シミにもなるし、毛穴もたるむ。

 

もちろん、あなたの肌年齢が若ければ、ターンオーバーによってまたきれいな肌がよみがえります。 しかし、以下のようなことで肌いじめをしていると、肌年齢は、実年齢より10歳くらい上に!! 

 

肌いじめの要因

  • 紫外線
  • スキンケア
  • 生活習慣
  • 食習慣
  • ストレス
  • ホルモン

女性に限らず、最近は男性も、美肌を目指します。 昔から言われているように、美肌は美人の条件の一つです。

 

  • 美肌が美人を作る!
  • 肌のきれいは七難隠す!

 

男性も、ひげ脱毛が流行っている昨今、お肌の汚さをひげでごまかせなくなりました。

 

シミ、毛穴のたるみを集中ケア

私が提唱するのは、自然療法です。ケミカルなものを使わないやり方です。

 

「自然のものってパワーが弱くない?」

 

そんな声が聞こえてきそうですね。

 

たぶん、市販されている自然由来の化粧品を使って、あまり効果がなかったからでしょう。

 

市販されているものは、万人に向けなくてはいけないので、配合されている天然植物は、ごくごくわずかです。そのうえ保存料を入れないと市販できません。

 

たとえば、アロマテラピーで使う精油は、非常に濃いものですので、必ず薄めて使う必要があるのですが、市販のものに配合するとなると、その量はごくわずかになります。

 

アロマテラピー専門家の指導のもとで、自分のスキンケアを作れば、効果が出て、なおかつ安全な希釈量を指導してくれます。

 

本来、薬草ですので、そのパワーはかなり強いものです。薄めないと使えないくらいですから。

 

市販のものは、自然派由来の雰囲気を楽しむには良いですし、ケミカルなものの割合は、グンと低くなっているので、使っていてまずは安全かもしれませんね。

 

でも、私たちは、「今すぐこのシミ、この毛穴どうにかしたい!」という欲張りな願望がありますので、効果を期待したいのですよね。

 

そうなると市販ものに頼るよりも、自分で手作りしたほうがいいのです。

 

さて、肌いじめをして、シミや毛穴のたるみを作る要因を6つお話しましたので、それを一つずつ解説していきます。

 

 

肌いじめの要因

  • 紫外線
  • スキンケア
  • 生活習慣
  • 食習慣
  • ストレス
  • ホルモン
紫外線

紫外線を浴び続けるとシミになりますね。常識です。では、日焼け止めクリームをいつも塗っていればよいかというと、防御だけでは防げません。

なので、肌にたまった熱を放出しターンオーバーを早くすることが必要です。

スキンケア

ケミカルなものは使わないのは鉄則ですが、一番毛穴の開きに影響があるのは何かご存じですか?石鹸や洗顔フォームです。洗顔フォームにはケミカルなものが入っているので、絶対に使わない。

実は石鹸もダメなんですね。油分をとりすぎてしまうので、さらに油分泌を多くしようと毛穴が広がってしまうのです。「じゃあ、何で洗うの?」これは後でお話ししますね。

生活習慣

一番は睡眠でしょう。徹夜したときの自分の顔の毛穴をよく見たことがありますか?

毛穴全開です!

そこから脂分が噴出して酷い顔です。

22時に就寝できれば良いですが、難しければせめて0時をすぎないように心がけましょう。寝ている間にお肌の新陳代謝が活発になります。

食習慣

食習慣については、気を付けて欲しいことがたくさんありすぎて、ここですべて述べるのは難しいですが、シミと毛穴のための大事な要素としては、2つ。

  • 咀嚼
  • 甘いもの

咀嚼を多くすることで、咬筋が良く動きお顔の毛細血管に十分に血液が供給されます。同時に、咀嚼回数を多くすると胃や腸での消化負担が少なくなるので、胃腸が喜びます。善玉菌が増えますね。胃腸の調子が悪いときに、口周りにニキビができる経験をしませんでしたか?毛穴の広がりが気になったと思います。胃腸を限りなく休めることが美肌の秘訣です。 

甘いものですが、「砂糖」厳禁。お肌の糖化により、シミやしわクスミ、毛穴の開きが出てきます。仕事帰りのコンビニ立ち寄りは絶対にやめたほうがいいですね。行けばなんかしら甘いものに手が出てしまいますから。

とりあえず、シミと毛穴のために気を付けたい2つです。 

ストレス

ストレスは言うまでもなく、美肌の敵です。かといって、ストレスのない生活がいいかといえば、それはだらけたお肌になってたるみにつながります。適度な良いストレスがあるのがいいのです。

交感神経と副交感神経を交互に働かせることが大切です。

人間関係であれ、仕事であれ、ストレスを受けているときは、交感神経亢進状態ですので、血流が悪くなる。

「水」と「お湯」で交互に顔を洗うとか、上で述べた咀嚼もおすすめです。咀嚼を30回数えながら行えば、ストレスの対象を忘れる時間になります。それに、脳への血流が良くなります。また、ストレスを抱えていて睡眠障害になっている人にもおすすめの方法です。

ホルモン

ホルモンだけは、なかなか手ごわいものです。アロマテラピーを積極的に行い、ホルモンバランスを整えましょう。

また、上記の方法(生活習慣・食習慣・ストレス)は、自律神経が整いますので、ホルモンへの良い影響が期待できます。

私がおすすめするシミ・毛穴用のスキンケア

では、ここからは、アロマテラピー歴25年の私がおすすめする「シミ」「毛穴」のスキンケアです。

 

生活習慣や食習慣は、上記の通り。この土台があってこそ効果を発揮する方法です。

 

(夜のスキンケア)

クレンジング

オイルクレンジングをします。太白油にラベンダーもしくはキャロットシードの精油を混ぜてクレンジングオイルを作ります。

    肌の上でオイルをなじませくるくるしながら毛穴の奥の汚れを浮き出します。

    ティッシュペーパーでふき取ります。

    ラベンダーウォーターをコットンに含ませてふき取ります。

     

    レシピ

    • 太白油30ml
    • ラベンダー3滴
    • キャロットシード2滴
    • オレンジ1滴

    洗顔

    カオリン(クレー)をお湯に溶かしたものでお顔を何度か洗います。

    水ですすぎます

     

    水分補給

    ラベンダーウォーターでパッティング

    フェイシャルオイル

    セントジョンとラベンダーのフェイシャルオイルを塗りこみます。

     

    レシピ

    • セントジョンズワート油10ml
    • ラベンダー2滴

    (朝のスキンケア)

    1. お顔を水洗顔
    2. ラベンダーウォーターをパッティング
    3. セントジョンとラベンダーのフェイシャルオイルをのばします。

    以上。

    セントジョンワート油には、紫外線の害を防ぐ効果、収斂作用があります

    ラベンダーには、細胞更新作用と紫外線防御作用、日焼けの鎮静冷却作用があります。

    セントジョンワート油とラベンダーのフェイシャルオイルは、長年のシミに有効だったと、数人のお客様から報告あり。

     

    まずは、このオイルを塗ることから始めてみよう!!

    非常識な美肌スキンケア

    毛穴のたるみとシミは老化です。

     

    ですが、がっかりしないで欲しい。

     

    毛穴やシミとしっかり向かい合えば、必ずきれいな素肌を手に入れることができます。

     

    今回お伝えした内容は、あなたの常識とは違うことが書かれているかもしれません。

     

    しかし、知っておいて欲しいのは、あなたが常識と思っていることは、テレビのコマーシャルや雑誌などで言われてきたことですよね。

     

    それは、購買意欲を高めるための宣伝です。

     

    本当に肌にいいことは、学んでわかるものです。

     

    今は、ユーチューブなどでも本当にいいことを発信している人もいますので、ご自分で選択眼を持ってみてみるといいと思います。

     

    もちろん、ユーチューブでも、企業の宣伝をされている方も多くいらっしゃいます。だからこそ、学ぶことで、何が正しいかを判断することができるのです。

     

    アロマテラピースクールラシエスタでは、以下のようなことを学びます。

    • アロマテラピーの概要
    • 精油の効能効果
    • 解剖生理学
    • 心と皮膚
    • 陰陽
    • 精油の化学
    • 病気とアロマ
    • フランスのアロマテラピー
    • アロマテラピーの歴史
    • リフレクソロジー
    • カウンセリング

    たくさんの学びから、正しい知識を得て、心と体が喜ぶ生活をしていってほしいと思います。

     


     

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    睡眠不足の弊害はいたるところで指摘されています。特に日本人の睡眠は量も質もかなり悪く、それが健康にも経済発展にも悪影響を及ぼしているという。

     

    そこで、今回は、睡眠の量と質を確保するためにあなたがすぐに応用できることを書いていきたいと思います。

     


    もくじ

    • 睡眠用おすすめアロマだけでは睡眠効果はない!?
    • 年齢によって違うおすすめ睡眠アロマ
    • 40代からの睡眠は、日中パフォーマンスとセットで考える
    • 月の満ち欠けによる睡眠時間への影響
    • けっきょく何のために眠るの?

     

    睡眠用おすすめアロマだけでは睡眠効果はない!?

    ラベンダーが睡眠導入に効果的というのは有名なことですが、ラベンダーを使っても眠れないことはよくあります。私も50歳を過ぎてからはラベンダーで眠れる日は徐々に少なくなってきました。

     

    もしかしたら、あなたも同じ経験がありませんか?

     

    睡眠は、神秘的なものであり、総合要素で成り立っています。いまだ解明されていない部分もあり、今眠りたいからこのアロマというほど単純ではありません。

     

    私は、若い時分から睡眠障害を抱えていましたので、アロマテラピーの効果でも睡眠に関することには長けていると自負しています。

     

    でも、50歳を過ぎたあたりから、睡眠習慣に関しての大きな変化があり、年齢によって睡眠への取り組みが違うと考えるようになりました。アロマテラピーだけで考えるのではなく、総合的に考えなくては上手に睡眠と付き合えないと思うようになったのです。

     

    ネットで睡眠とアロマに関して調べると、やはり、「ラベンダーが良い」とか「ベルガモットが良い」とかいろいろ研究されて発信されています。もちろん、それはそれで正解です。深く研究されていらっしゃる方もいて、なかなか興味深いのですが、やはり私は総合的要素を考えなくして睡眠の量も質も確保できないと思います。

     

    たとえば、私は、5年ほど前に自然療法の専門誌「セラピスト」の取材で、気質や体質などで「導眠アロマは3つのタイプに分かれる」と言いました。

     

    今でもその見解に沿って、睡眠障害の方のケアをしていますが、それに加えて、生活習慣や食べ物、日中の過ごし方など一人一人を総合的に見ていかないと良きアドバイスはできないと感じます。

     

    確かに、眠れないのはつらいので今すぐどうにかして!!という悲鳴はわかります。だからといって、「睡眠にはラベンダー」という情報だけを切り取っても、眠れないとしたら余計に焦りを感じてしまうことでしょう。

     

    そうならないためにも、総合的に自分の生活スタイルを見張ってみることをおすすめします。

     

    年齢によって違うおすすめ睡眠アロマ

    先ほど私は、睡眠スタイルが50代になって大きく変わったと伝えましたが、これはたぶんほとんどの女性が経験することかもしれません。

    どういう風に変わったかというと、夜型から朝型に変わったのです。

     

    早寝早起きといえば聞こえはいいですが、老化に伴う現象です。

     

    若いうちは、早寝早起きをどんなに頑張ってみても

     

    挫折、挫折、挫折、、

     

    ですが、ここ数年は、早く眠くなるし早く目が覚める。目覚まし時計はほとんど使わない生活となりました。

     

    ですが、早い時間にすぐに眠れるかといえば眠れるときと眠れないときがある。入眠できたとしても中途覚醒に悩まされる。

     

    40代までは、ラベンダーでぐっすり眠れる比率が確かに高かった。

     

    ラベンダーはリラクゼーション効果が高く、抗不安作用がある。またホルモンバランスを調整する作用もあることから、社会生活やコミュニケーションの上で緊張の多い20代や、ホルモンバランスが乱れがちの3040代には効果が高いといえます。

     

    でも、閉経を過ぎ、世の中にも相当慣れてきた50代では、ラベンダーの効果は薄くなるのではないかと思います。

     

    また私は、数年前までは高かった血圧が、今は、優等生ともいえる安定した血圧をたたき出しています。(薬やサプリメントは一切摂っていません。水泳とサウナ効果が大きい)

     

    ラベンダーは高い血圧を下げるはたらきがあるから、血圧の高かった40代までは効果があったのだと思われます。

     

    睡眠がうまく取れない原因は人によっても状況によっても違いますので、一からげに「睡眠にはラベンダー」といっても無理があります。

     

    それに、後でお話ししますが、月の満ち欠けでも睡眠に影響があるのです。

     

    ここで理解してほしいのは、年齢によって体や脳内、ホルモンなどが違うので、自分をよく知ることが適切な睡眠アロマを選ぶ基準になるということです。

     

    《参考記事》

    特にストレスがないのに眠れない理由

     

    具体的には、

    20

    感情コントロールに多大なエネルギーがかかり、感情のうっ滞が起こりやすいので、柑橘類の精油などがおすすめです。レモンやベルガモット。

     

    30

    家族環境が大きく変わる場合があるので、環境と自己の統合を図るサイプレスや新し環境での緊張をほぐすラベンダーやカモミールなどがおすすめです。

     

    40

    ホルモンバランスが大きく崩れてきます。ホルモンバランスをとるためにラベンダーやクラリセージなどが良いでしょう。

     

    50

    睡眠リズムに変化が現れるので、総合的な判断で選ぶといいでしょう。たとえば、日中に運動をあまりしなかった場合は、ゼラニウムやグレープフルーツなど。また、忙しすぎた日は、グラウンディングをもたらすサンダルウッドやベチパーなど。

     

    もちろん、ほかの要因も総合的に考えなければいけないので、参考程度にしてください。

     

    50代からの睡眠は日中パフォーマンスとセットで考える

    50代は生活の中にある程度の運動を取り入れないと、体力がどんどん落ちてしまいます。40代までは余力のあった体力にもすっかり陰りが見えてきます。

     

    もう無理がきかない!ということです。

     

    しっかり睡眠をとらないと、健康上の様々な弊害が出てきます。

     

    • 太る
    • 血糖値が上がる
    • 血圧が上がる
    • 心肺機能の衰え
    • ミスが多くなる
    • 認知機能の低下
    • 免疫機能の低下

     

    病院や薬のお世話になり始めが50代です。薬で何とかしようと思わないでください。睡眠が一番の薬です。

     

    50代からの睡眠の考え方

    50代からは日中パフォーマンスとセットで考えます。

    日中にドーパミンをしっかり出して、集中して動くことで、夜に早く眠たくなります。日中だらだら過ごしていると、なかなか寝付けません。

     

    ドーパミンを出すには、動くこと。特に報酬への期待を感じて動くと、ドーパミンがドバドバ分泌されるようです。

     

    • この部屋をきれいにしたら、お気に入りのハーブティーを飲もう!
    • このタスクを終えたら、アロマトリートメントにいこう!
    • この仕事が終わったら、ちょっとリッチな夕食をたべよう!

     

    なんでもいいので、自分にご褒美をあげながら動きましょう。

     

    また、ドーパミンを出すには、

    • ゼラニウム
    • パルマローザ
    • ティートリー

    の精油を嗅ぐといいです。

     

    これらの精油には、ゲラニオールという成分が多く含まれていて、ドーパミンの分泌を促す作用があります。

     

    私がよくやる方法は、タイマー利用です。

     

    集中力アップの精油を嗅いでから「よ~いスタート」と25分タイマーをセットして始める。ピピっとなったら終了。

     

    これ、かなり動けます。

     

    毎日のお掃除などは。10分一箇所タイマーでやると、10分の時間の長さに驚きます。だらだらしているとあっという間の10分ですが、掃除を始めると、けっこうできる!

     

    日中に4時間から6時間集中して体を動かしたり、仕事をして脳を使うと、大体夜はぐっすり眠れ深い睡眠につながります。

    夜超熟睡するために、日中の行動から考えましょう。

     

    もうひとつ、是非お伝えしたいのが、食事をよく噛むことです。咀嚼により脳に刺激が伝わり、脳が活性化するので、よく眠れます。また、満腹中枢への刺激にもなることからダイエットにもおすすめの方法です。

     

    もし、あなたが50代で体を動かすことが嫌いだとしたら、嚙むことから始めましょう。

     

    まとめますと、50代からの睡眠は、日中にしっかり動くことが大切だということです。

    月の満ち欠けによる睡眠時間の影響

    満月の時は睡眠時間が短くなる傾向があるそうです。ここでは、別冊ニュートン「40代からの人体取扱説明書」を抜粋してお伝えします。

     

    睡眠時間と入眠時刻には月の周期によるズレが見られるようです。太古の昔だけでなく電灯を使っている私たちもその影響はあるとのことです。

     

    ですので、遮光カーテンを使って真っ暗な中で寝るのは質の良い睡眠のために必要です。

     

    でも、それでも、月の満ち欠けにによって寝つきが悪くなることがあるということを理解しておけば、寝つきが悪くても満月だから仕方がないと神経質にならずに構えていられます。

     

    都会に住む私たちは、月を見上げることが少ないかもしれません。

     

    もし、満月の夜にどうしても早く寝なければいけないなら、イランイランなどで感情を落ち着けてから寝るといいですね。使いすぎると高揚してさらに寝付けなくなるので、ほんの少しの使用がいいでしょう。

    けっきょく何のために眠るの?

    睡眠は、心と体のバランス回復作用と、自己実現の源になります。

     

    体をただ休めるのではなく、心身の修復や記憶の整理をしています。さらに、フロイトは「夢は無意識な世界への王道であり、各個人の潜在意識が表面化したものである」というように、夢に教えられることは少なくありません。

     

    それもこれもすべて質の良いたっぷりとした睡眠からなるものです。

     

    ですので、睡眠を軽く見てはいけません。

     

    「夢も見ずにバタンキュー、朝はけたたましい目覚ましで起きる」ことを繰り返していたら、睡眠負債が積もりに積もって、心や体の病気になってしまうでしょう。

     

    睡眠時間は7~8時間が良いとされるのが一般的です。

     

    ですが、時間だけではなく睡眠の質の向上にも努めたいものです。

     

    私の個人的な感想ですが、8時間十分な睡眠をとった後の日中は、集中力が高いまま保てるうえに、抱えていた問題が何の努力もせずに、または極小の努力ですんなり解決することが多い。

     

    言い方を変えれば、良いことが引き寄せられる感じがします。

     

    日本の女性は、子育てには睡眠時間を削って頑張っています。できれば睡眠時間削らずにできるとよいのですが、周りの相当な協力が必要でしょう。

     

    周りの方はできるだけ協力して子育て中のママの睡眠が6時間以下にならないようにしてあげてください。睡眠不足が続くと、うつや虐待などの悲しい現実を作ってしまいます。

      

    また、子育て中に培ってしまった悪習慣を50代になっても引きずったままの人もいます。

     

    たとえば、

     

    • 寝室に行かずにリビングでうつらうつら寝てしまう
    • お弁当作りから解放されたにもかかわらず45時起きの習慣のまま

     

    環境が変わったら、すぐに今までの負債の取り戻しにかかるべきです。

     

    わたしたちは睡眠なくして、健康も自己実現も叶いません。

     

    睡眠を削って頑張ったところで、たぶん何にもならないでしょう。もし、あなたが1日だけ徹夜をしたら、その回復に4、5日かかります。

     

    もちろん、中にはショートスリーパーもいると思います。ですが、統計的にはほんの数パーセントです。

     

    たいがいの人は、睡眠負債を抱えているといってもよいでしょう。

    まとめ

    睡眠は、あなたにとって絶対必要なものです。睡眠を減らして得るものなど何もないと心得てください。

     

    そして、睡眠に役立つアロマはたくさんありますが、睡眠導入にはコレというような単純なものではないことを覚えておいてください。

     

    睡眠は総合的なものです。

     

    ここに書いた以外にも、温度や湿度によっても快適に寝られるかどうか関わってきます。現在、睡眠研究はたくさん行われていて、ネットで調べればいくつかの役に立つ情報に出会えるでしょう。

     

    ですが、自分の心と体が必要とする睡眠は、

     

    • 自分の心と体の声
    • 湿度や温度などの周りの環境
    • 月の満ち欠けなど

     

    総合的な判断が必要です。

    また、6時間未満の睡眠だけど、私は何ら不調もないし大丈夫という人は注意してください。

     

    サロンのお客様にも睡眠負債の自覚がない方はたくさんいますが、よく話を聞くと、慢性的な便秘であったり、片頭痛持ちだったり、喰いしばりがあったり、何らかの症状が出てきます。

     

    特に交感神経亢進症状の人は、不調に気が付かないことが多いものです。


     

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    90分のお時間で、あなたの意識が変わります。

     

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