こんにちは。オーナーの白鳥志津子です。
猛暑続きの夏、お風呂に入っていますか?
簡単にシャワーだけで済ませていないでしょうか?
「暑いし、お風呂をためたり、掃除したりする体力なんてない!」という方も多いかと思いますが、是非聞いてください。
夏のお風呂こそ、あなたの健康を守る最大の見方なのです。
今回の記事では、夏のお風呂効果とアロマ風呂におすすめの精油をお伝えします。
是非、この記事を読んだらすぐにお風呂をためて、アロマ風呂で心と体を浄化してくださいね。
猛暑ストレスから自律神経を守る夏のアロマ風呂効果
温かいお風呂は冬だけのものではありません。
夏こそ、ゆっくりお風呂に浸かって、疲労やストレスを開放し、自律神経やホルモンバランスを改善すべきです。
最初に、夏のお風呂効果を一挙に並べます。
夏のお風呂効果
- 疲労回復効果
- リラクゼーション効果
- 発汗によるデトックス
- 睡眠の質の向上
- 血行促進
- 肌の保湿
- 免疫力向上
- ホルモンバランスの調整
- 自律神経強化
- アレルギー緩和
凄いでしょう。もちろん夏だけでなく冬でも効果は同じようにあります。
この夏のお風呂にアロマオイルをプラスすることでさらに効果アップを期待することができます。
具体的な効果
具体的な例を挙げますね。
たとえば、あなたが花粉症で春になると辛い思いをしているとしますね。
そうした場合、夏のお風呂で発汗により、体内の老廃物を輩出し、体内を綺麗に浄化しておくことは効果的です。
さらに、アロマテラピーを用いて自律神経を整えることで、春の花粉症症状を軽減できる可能性があります。
この場合、浄化作用のあるジュニパーと自律神経を整えリラックス作用のあるラベンダーやカモミールを組み合わせます。
その他にも、
- ダイエットに取り組みたい
- 胃腸を強くしたい
- 婦人科系疾患を改善したい
- 巡りをよくしたい
など、様々なお悩みに対応可能です。
昨今、お風呂に入らない人が増えているという声をよく耳にします。特に若い世代を中心に、シャワーだけで済ませる人が増えているようです。
しかし、冷房の効いた室内で長時間過ごすことで自律神経が乱れ、免疫力が低下しやすくなっている現代人にとって、お風呂は心身のリラックスと健康維持に欠かせないものです。
お風呂に入る習慣を取り戻すことで、より健康的な生活を送ることができます。
【専門家監修】アロマ風呂で自律神経を整えるアロマオイル大公開
この章では、夏におすすめの精油を専門家の観点からご紹介していきます。
その前にアロマ風呂に入る際のご注意事項があります。
アロマ風呂、これはやってはいけない!
- 妊娠中は使えない精油がたくさんありますので、アロマテラピー専門家に相談してください。
- 3歳未満のお子様に精油は使えません。
- 皮膚刺激の強い精油を使う場合は少量をキャリアオイルに希釈して使ってください。
夏におすすめの精油
それぞれにシーンで活用できる精油をお伝えします。
抜けない疲れをスッキリ回復したい
- ラベンダー
- ゼラニウム
- オレンジ
これらの精油は、メンタル疲れにも体の疲れにもどちらにも有効です。
むくみ知らずの美脚
- サイプレス
- パチュリ
- ジュニパー
- ローズマリー
浮腫みは冷えやホルモンバランスなどの要因によって発症します。
冷房による冷えには、ローズマリーやジュニパーが良いでしょう。PMSによる浮腫みは、サイプレスやパチュリがおすすめです。
肩こりと首こりを柔らかに!
- マジョラム
- ラベンダー
- クラリセージ
温めのお湯に首までしっかりと浸かりましょう。また腕も湯船の中に入れてください。腕の疲れが首ことの原因になっている場合もあります。
免疫アップ
- ラベンダー
- パチュリ
- ユーカリ
お風呂向きの肌刺激の少ない精油です。疲労の貯蓄から免疫力が低下している人におすすめです。
暑さをはねのける
- ペパーミント
- シダーウッド
- サンダルウッド
冷却作用があり、乾いたイメージのある精油を用いることで、湿気の多い日本の夏に最適です。
ぐっすり眠れる
- ラベンダー
- イランイラン(少量)
- ベチパー
暑さで神経が高ぶって熟睡できないときにおすすめです。
お肌しっとり
- カモミール
- サンダルウッド
- フランキンセンス
水分が蒸発して乾燥しがちな夏の肌には、保湿効果のある精油がおすすめです。カモミールはコラーゲンの生成を促します。
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夏のアロマ風呂を習慣化するコツ
「夏のアロマ風呂の効果はよくわかった!でもね、めんどくさいのよね」
そんなあなたに、夏のアロマ風呂を習慣化するコツをお伝えします。
夏風呂を習慣化するコツ
- お風呂の機能にもよりますが、帰宅したらすぐにお風呂のスイッチを入れる
- 浴室に、リフレッシュしたい日にぴったりのシトラス系の精油や、リラックスしたい日のためのラベンダーなど、数種類の精油を用意しておきましょう。その日の気分に合わせて香りを選ぶことで、より豊かなバスタイムが楽しめます。
- 温めの温度設定にする
- 途中で浴槽から上がり、疲れている部分に冷水シャワーを当ててみましょう。冷熱効果によって血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれ、コリが改善されます。温冷交代浴は、美肌効果も期待できます。
- お風呂は美と健康を作る最高の場所と認識する
一度アロマ風呂の効果を知ってしまえば、入らずにはいられないくらい気持ちよいものです。熟睡できて翌朝に疲れを持ち越さないから、
「今夜もまた入ろう!」
という気になれます。
いろいろな香りを楽しみながら、夏風呂を続けてみてください。
まとめ:夏風呂習慣が1年の健康を守る
夏のお風呂習慣は、一年を通して健康を維持するための大切な要素です。
汗をかいて老廃物を排出する夏は、体内のデトックスに最適な季節。
新陳代謝が活発なこの時期に、しっかりと汗をかくことで、体の内側から綺麗にすることができます。
冬に同じ効果を得ようとするには、より多くの努力が必要になるでしょう。
アロマを使った温冷交代浴は、まるでプロのマッサージを受けたような心地よさを味わえます。
ただし、アロマテラピーを安全に楽しむためには、基礎知識を学ぶことが大切です。
とはいえ、まずはご自身の体で、アロマの香りに包まれるバスタイムを体験してみてください。
最後に…
アロマテラピー・リフレクソロジースクールラシエスタでは、初心者からプロの方まで幅広くアロマテラピーの知識を得ていただいています。
安全にアロマテラピーをやりたいなと思われる方は、是非体験レッスンにいらしてみてください。
オンラインでも承っております。
~この記事を書いた人~
白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。