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アロマテラピーマッサージを受ける頻度はどれくらいがいいですか?

今やほとんどの人が何かしらのマッサージを受けて体メンテナンスをしています。

 

その中でも、体と心の両方に関わるアロマテラピーマッサージについては、「どれくらいに頻度で行うと効果的ですか?」「次はいつ来たらいいですか?」と、初回のクライアント様のうち89%の人が質問されます。

 

ですので、このブログでもそのお答えを共有していきたいと思います。

 

このブログを読むことによって、以下の3つの目的でのアロマテラピーマッサージの頻度の目安が付くと思います。

 

  • 現在の健康維持のため
  • より具体的な目的のため(ダイエット、肩こりなど改善したい目的)
  • 健康指数を上げていくため(体質改善など)

 

25年間、アロマテラピーでクライアント様を癒してきて、様々なクライアント様の変化を目にしてきました。実例を交えてお話していきます。

目次

  • 心身のメンテナンスはなぜ重要なのか?
  • 主なマッサージの種類
  • 健康維持のためのマッサージの頻度
  • 具体的な目的のためのマッサージの頻度
  • 健康指数を上げていくためのマッサージの頻度
  • まとめ:あなたはどうなりたい?で頻度は変わる

心身のメンテナンスはなぜ重要なのか?

わたしたちは、ストレスや肉体疲労、消化活動、代謝活動によって、毎分毎秒と心身を疲労させています。また、アルコールやたばこ、運動不足、睡眠不足、食べすぎなどにより、大量に活性酸素が発生し、細胞にダメージを与えます。

 

簡単に言えば、生きているだけで体は疲労するわけで、さらに不摂生な生活をすれば活性酸素により、細胞にダメージを与え癌などになるリスクが高まるということです。

 

ですので、ストレスや疲労、老廃物の除去のためにメンテナンスをしながら生きていく必要があります。

 

メンテナンスは、マッサージ以外でも可能です。

たとえば、

  • 適度な運動
  • ヘルシーな食事
  • 十分な睡眠

など。

 

どれをとっても健康生活に欠かせません。

 

現在マッサージが注目されている理由

 

一昔前に比べて、マッサージの需要はかなり増えています。平均して月1回。マッサージの通う人が最も多いようです。

美プロサイトより引用

 

ただ、お気持ち的には週1回行きたい!ようですが、忙しい毎日の中で時間をやりくりすると実際に行けるのは月に1回程度となるようです。

 

なぜ、マッサージに行くのかといえば、私が考える第一の要素は、「受け身」だからだと思います。

 

運動や食事、はたまた十分な睡眠も自主的に自分の意志で行わなければなりませんが、マッサージは、ベッドに身を投げ出せばやってもらえます。

 

誰かに何かをしてもらうのはこの上ない幸せ感をもたらしてくれます。

 

セルフマッサージという選択もありますが、こちらは受け身ではないので、心身にゆとりがある人(またはゆとりがあるとき)しか行えません。

 

自分で積極的に何かをしなければいけないのは、精神的にキツイのです。

 

簡単に言えば「癒されたい」のです。癒されて、さらに健康や美容を手に入れたい!のです。

 

これを「贅沢」と思われていたのは、20年前まで。現在は、「贅沢」から「必要不可欠なもの」に変わっています。

 

なぜなら、情報化社会が加速したことが一番の理由でしょう。

 

スマホさえあれば生活できる環境です。

 

スマホから流れ出てくる過多な情報を脳内処理するために、脳には大きな負担がかかっています。

 

見たくない情報も、勝手に飛び込んできて一喜一憂します。

 

身の回りに起こっていることだけだって精いっぱいの人間が、地球の裏側で起こった事件や出来事に感情を揺さぶられるのです。

 

こんな状況下では心身が疲れないわけありません。

 

疲れた心身を投げ出して、「癒してもらいたい」これが本音です。

 

マッサージに行けば、癒してくれるプロがいる。

 

アスリートがそうであるように、人は心身を酷使したあとは癒されて次の活力へと備えたいのです。

 

主なマッサージの種類

マッサージにはいくつか種類があります。

 

  • もみほぐし
  • 整体
  • 按摩マッサージ
  • アロママッサージ
  • アロマテラピーマッサージ
  • 足つぼ
  • リフレクソロジー
  • ヘッドスパ
  • フェイシャルマッサージ
  • エステ

 

などでしょうか。

 

言葉で思いつくものを羅列しましたが、どういうジャンルで分けるかによって同じカテゴリに入るものもあります。

 

たとえば、アロママッサージやアロマテラピーマッサージの中には、フェイシャルマッサージも入りますが、フェイシャルマッサージというとエステをイメージする人もいます。

 

いずれにせよ、人体に触れるものについてという大まかなカテゴリとしてのマッサージです。

 

*参考記事
≫アロマテラピートリートメント料金の違い

 

これらのマッサージには、それぞれ適切な頻度がありますし、その目的によっても頻度は変わってきます。

 

「エステで3か月で10キロ痩せたい!」ならば、週1回~2回は必要でしょうし、さらに食事プログラムも加わるはずです。

 

基本的には、マッサージを受けたサロンや治療院できちんと「どうなりたいか」を明確にして、施術者に聞くのが正解です。ただし、利益優先でお話しすることが多いので、そこはしっかりと読みとってください。

 

また、もみほぐしの場合と按摩マッサージの場合、アロマテラピーマッサージの場合とでは、ストレス解消の持続力が違ってきます。

 

もみほぐしであれば、一時的なコリ解消ですので、コリやすい人は週1回ペースが必要になることが多いですが、アロマテラピーマッサージは、精油の薬効効果がプラスされるので、持続力が長くなります。

 

また、按摩マッサージの場合は、的確なツボや経絡を刺激するので、もみほぐしよりも持続力は長くなるでしょう。

 

簡単に主なマッサージの種類の説明をしておきますね。

もみほぐし

凝り固まった筋肉をもみほぐすことで、筋肉のコリや疲労をとるのに適しています。

生体

筋肉のバランスを整えることで姿勢や体のゆがみを解消すること。

按摩マッサージ

気血や経絡の流れを整えるという東洋医学の概念に基づいて行う手技。

アロママッサージ(またはアロマオイルマッサージ)

芳香の入ったオイルを使って行うオイルマッサージ。

アロマテラピーマッサージ

エッセンシャルオイルを目的や体調に合わせて処方し、その薬効効果をマッサージにより皮膚から浸透させる。その影響は、精神と身体、皮膚と生体すべてにあらわれる。

リフレクソロジー

足裏に体の反射区があるという考えに基づき、施術を行う。結果としてリラクゼーションと不調緩和が得られる。

エステ

美容を目的とし、化粧品や機器などを用いて施術を行う。

いろいろなマッサージを経験して自分に合ったものを見つけるといいですね。

 

*参考記事
≫トータルアロマコースの料金と施術内容について

 

心も体も丸ごと全て、また癒し(リラクゼーション)も美容も健康もと、たくさんの効果を得たいなら、アロマテラピーマッサージがおすすめです。

 

アロマテラピーマッサージは、セラピストの精油の処方によっても結果は変わってきますので、自分に合ったセラピストを見つけられれば最高の癒しを得られるでしょう。

 

では次に、目的別のマッサージの頻度の目安をお伝えします。

 

健康維持のためのマッサージの頻度

健康維持の場合のマッサージ頻度は、疲れを感じたらマッサージに行くという感覚が一般的かと思います。

 

ただし、私たちの脳で感じる疲労感と実際の疲れには隔たりがあることを認識しておきましょう。というのは、アドレナリンが出ているときは、疲れを感じにくいからです。この場合疲れを感じにくくハードに動けたりします。

 

このままハードに動いていると、バーンアウト(燃え尽き症候群)が起こりますので十分に気を付けなければいけません。

 

定期的なマッサージで副交感神経を高めて、バランス回復をする必要があります。

 

最低でも月に1回くらいは、マッサージを受けるのが良いですね。

 

副交感神経を刺激するリラクゼーションマッサージ(アロママッサージやアロマテラピーマッサージ)などであれば月に1回くらい受けたいものです。

 

そのほかのマッサージは、2週間~3週間に一度くらいが適切かと思います。

 

具体的な目的のためのマッサージの頻度

  • 痩せたい
  • 冷えを改善したい
  • 四十肩を改善したい
  • 美肌を目指す

 

など具体的な目的がある場合は、健康維持の場合よりも頻度多くマッサージを受けることでその目的を達成できます。

 

それぞれのマッサージに特徴があり、またお客様の現状がそれぞれなのと、いつまでにというところで、その頻度は変わってきますので、あなたの体を施術したセラピストに聞くのが一番です。

 

たとえば、

 

「痩せたい」目的で、60kgの人が50kgを目指す場合と、マイナス5kgを目指す場合では、頻度が違ってきますし、生活環境によっても変わります。

 

頻度多くエステやマッサージに通っても高カロリーの食事をしていたら、目的達成は望めないということです。

 

健康指数を上げていくためのマッサージの頻度

これは、私が得意とするマッサージです。

 

今よりももっと健康に、もっときれいに、もっと幸せになりたい場合のマッサージ頻度です。

 

お好きなマッサージを受ければ受けるほど健康指数は上がっていきますが、経済的な面と時間的な面でなかなか思うように通えない場合がほとんどだと思います。

 

私が行うアロマテラピーマッサージであれば、ストレスも筋肉疲労も内蔵疲労も肌疲労もすべて丸ごとケアしますので、疲れを感じる少し前に次のマッサージを受けることで健康指数は上がってきます。

 

健康指数だけでなく、仕事面でのパフォーマンスが上がることもありますし、家族間の関係性が良くなり笑顔が増えるなどということは頻繁にクライアント様から聞きます。

 

「アロマテラピーマッサージを受けるようになってから、家庭内で笑いが増えた」と喜ばれたクライアント様は、最初のころは2~3週間に1回くらいの頻度でしたが、今は2ヶ月に1度くらいになっています。(ご自宅でのケアを併用)

 

疲れを感じる少し前って具体的にどれくらいの頻度?

 

これもまた人によって違います。日常生活でのストレス度合いが人それぞれ大きく違いますので、一概に次回はいつくらいとは言えないのです。

 

ですので、お一人お一人のストレス査定などをして、理想的な頻度をお話します。

 

ただ、その中でも多いのが、「まず3回だけ2週間に1度の頻度でいらして、その後は感覚に頼っていいですよ」というお答えです。

 

3回続けて受けることで、ストレス・疲労度合いの軽い体を脳が覚えてくれるからです。以下にイメージ図を載せておきます。

 

それでも、なかなか通うのが難しい場合がほとんどですので、ご自宅でのケアや過ごし方などをアドバイスします。

 

なるべく心身の軽い状態が維持できるようなアドバイスです。

 

他のマッサージにしても、それぞれの先生が適切な頻度を説明してくれると思うので、きちんと自分でこうなりたいということを伝えることです。

 

クライアント様にきちんと向かい合えるセラピストは、丁寧な説明とともに教えてくれるはずです。

 

まとめ:あなたはどうなりたい?で頻度は変わる

あなたがどうなりたいかによってマッサージに通うべき頻度は変わります。

 

短期的に疲れをとりたいのか?長期的視点で心身の状態をよりよくしたいのか?具体的な目的があるのか?

 

また、それぞれのマッサージで得意不得意があるので、マッサージ自体を選ぶ必要も出てきます。

 

脳と体と感情は一体です。

 

がんじがらめにされた感情のもとでは、筋肉の疲労もより大きくなります。

 

また、考えすぎや睡眠不足などによる脳疲労も、身体のこわばりを強くし、体液の循環を阻止してしまいます。

 

あなたのストレス耐性によっても頻度は変わってきます。

 

現在、あらゆる意味でストレスは大きくなっています。このような状況下では、少なくとも月に1回以上はマッサージに通い、メンテナンスをすることをおすすめして、このブログを終わりにしたいと思います。

 

くれぐれも気を付けていただきたいのは、「疲れたから行く」では間に合わないことがあるということです。

 

マッサージは、血液の流れを改善し、深い呼吸とリラクゼーションをもたらします。

 

  1. ストレスを受けると体がこわばります。
  2. 身体がこわばると、呼吸が浅くなり血液の流れが悪くなります。
  3. 血液の流れが悪くなると病気になります。

 

定期的なマッサージであなたのストレスを開放することが何より肝心です。

 

アロマテラピーマッサージは持続力が長いものです。それは、マッサージの効果とエッセンシャルオイルの効能効果の両方を得られるからです。

 

それでも、現在社会のストレス過多の生活をしていれば、少なくとも月に1回は必要になってくるでしょう。

 

≫アロマテラピーマッサージのご予約

 

たとえば、2021年度で、公立小中学校と特別支援学校で精神疾患を理由に休職した教員は過去最多だそうです。(文科省調査 2022年12月27日 日経新聞より)

 

このよう心の病で日常生活が脅かされる前に、「贅沢」と思わず「必要不可欠」なものという認識で、心と体を整えていく必要があるのが現代社会です。

 

非常に残念に思うのは、日本人は我慢をしてしまうということです。他人と比べて「あの人のほうがもっと頑張っているから、私なんてまだまだ、、」などと自分に厳しく考えてしまうことです。

 

どうぞ、我慢しないであなたの一番のリラクゼーションサロンを見つけてください。あなたが心の病、身体の病になったら、困ってしまう人が周りにいるのではありませんか?

 

笑顔で毎日が過ごせることが何より大切です。

 

アロマテラピーを学んで見たい方は、こちらのページを参考にされてください。

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